2026年6月末の投資状況・パフォーマンス

ゆーたんです。2026年6月末時点での資産状況・ポートフォリオのご報告です。

資産状況・ポートフォリオ自体は最新のデータを固定記事で公開しておりますが、定点観測の意味合いを込めて、報告できればと考えております。

目次

2026年6月末時点のアセットアロケーション(資産配分)

資産の99.9%が外貨建て、外国株である点は変わりません。現金が資産に占める割合は0.02〜0.05%程度であり、日々の買い物などはほぼキャッシュレス決済で済ませています。

地域別にみると、アメリカが75.4%、イギリス10.0%、カナダ9.5%、スイス(ネスレ)1.9%、インド(インフォシス)1.1%、アイルランド(メドトロニック)1.1%、デンマーク(ノボ ノルディスク)1.0%で、75%程度がアメリカという割合に変化はありません。ネスレ以外はすべて米国株市場にも上場しており、米国株市場での買い付けです。

米ドル建て分のポートフォリオ(YUHID)

私のポートフォリオ、YUHID(Yutan High & Increased Dividend Index)の状況です。

2026年6月末の資産状況(米ドル)

資産60万〜67万ドルでの推移となりました。3月の急落時にも資産60万ドルはキープできました。円ベースでは1月に大台に達して以降、その水準を割り込むことなく推移しています。

ドル建て資産はこの半年間で+8.9%となりました。円ベースでは半年間で3.7%の円安($1=156.56→162.39)が進んだので、+12.9%となっています。なお、このグラフには含まれていませんが、つみたてNISA等で運用している投資信託を含めると+13.6%です。自分の給与収入を超える金額がこの半年で増えている状況です。

とはいえ、円安の進行は素直には喜べません。昨年の記事で1ドル=160円をあっさり突破してしまいそうで怖いと書きましたが、2026年に入り、2024年の高値161円台を突破し、一時162円まで円安が進むなど、ジリジリと円安が進んでいます。165円に達するまでに一度為替介入はありそうですが…

もっとも人間の慣れというのは怖いもので、それまで1ドル=150円といえば、すごい円安水準だったわけですが、1ドル=150円近辺での推移が2年にわたって続くと、いまや円高に見えてしまう。この水準に少しずつ慣らしていって、インフレを意図的に起こして政府債務を削減しようとしているのではと疑わずにはいられませんね。



2026年6月末の構成銘柄とパフォーマンス

2024年より新NISAが開始されたため、つみたて投資枠はS&P 500に連動する投資信託を購入していますが、それ以外はすべて個別株での運用となっていて、60銘柄に投資しています。

具体的な保有割合は以下の通りです(厳密には7/10時点のPFとなりますが、ご容赦ください)。

2025年末と比較すると、総合エネルギー株BPをSHELに集約したほか、大手素材メーカーLYBを利益確定しています。LYBは記事執筆時点で売値から25%下がっているので、いいタイミングで売り抜けられたと思います。

2026年の現時点でのパフォーマンスで、保有株のトップ5、ワースト5は以下の通りです(配当は含んでいません)。

TXN(テキサス・インスツルメンツ):+79.5%
CSCO(シスコ・システムズ):+57.5%
ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド):+39.9%
CMI(カミンズ):+32.2%
CVS(CVSヘルス):+31.2%

INFY(インフォシス):-38.6%
MSFT(マイクロソフト):-20.4% 
CMCSA(コムキャスト):-15.8%
MDT(メドトロニック):-12.7%
MAIN(メインストリートキャピタル):-12.5% 

2026年上半期のトップリターンは、半導体銘柄のTXNでした。半導体の高配当株として、2022〜23年に集中的に買い増しました。それまでのパフォーマンスはそこまで悪くなかったのですが、どうしてもAVGO(ブロードコム)と比較すると物足りなさがあり…ここにきて、ようやく報われました。

2位はネットワーク機器のCSCOでした。貴重なITインフラ枠として投資を続けてきたので、この株価上昇は嬉しい限りです。EPS成長が伴いつつあるので、もう少し配当を増やしてもらえると嬉しいのですが…(2020年以降、四半期ごとに$0.01の増配が続いています。配当利回りは1.38%まで低下しています)

3位は穀物メジャーのADMです。生活必需品セクターに属しますが、商品市況に左右される景気循環(シクリカル)銘柄です。ロシアによるウクライナ侵攻時に高値づかみもしましたが、元々の買付単価は低く、しっかりと含み益が出ています。連続増配50年を達成した配当王でもあります。

4位はエンジン大手のCMIです。既に3バガーを達成しています。いまやすっかりAIデータセンター電源株に変貌しましたね。配当成長も年8〜9%を維持しており、今後のさらなる増配にも期待したいです。

5位は前年1位のヘルスケアサービス大手CVSです。私の信念の銘柄の一つでPFに占める割合は3.24%と第3位まで上がってきました。信念の銘柄が上がるのは本当に嬉しいです。同業他社ではUNH(ユナイテッドヘルス)もだいぶ好調で、含み損はほぼ解消されました。規制リスクは捨てきれませんが、高齢化が進むなか、ヘルスケア銘柄の果たす役割はますます大きくなると期待しています。

他方、2026年上半期のワーストリターンですが、ITコンサルティング大手のINFY、ソフトウェア株のMSFTが酷いです。足元の業績はそこまで悪くないですが、AIの普及により将来的にコンサルサービスやソフトウェアの需要が落ちることが悲観視され、バリュエーション圧縮が起きている状況です。

ただ私自身は悲観論が行きすぎているとの構えで、MSFT・INFYとも買い目線です。2026年はMSFTを3,766ドル買い増しており、2番目にポジションを増やしている銘柄です。INFYも2,400ドル買い増しており、4番目にポジションを増やしている銘柄です。

第1位はSHEL(シェル)ですが、これはBPからの振替の意味合いが強いので、実質的には第1位と第3位ですね(ちなみに、第2位も人事・給与サービス大手のADPでこちらもソフトウェア株という位置付けです)。MSFTはクラウド成長が急成長を遂げていますし、INFYもコンサルティングの需要が完全に消滅するとは考えておらず、必ず復活してくれるものと信じています。

心配なのはワーストリターン3番手のCMCSA(コムキャスト)ですね。主力のブロードバンド事業は莫大なキャッシュフローを生み出していますが、ワイヤレス通信(Verizon、AT&T、T-Mobile)や衛星通信(Starlink)との競争も激しく、契約者数が減少傾向にあり、そのことが嫌気されています。テーマパークや動画配信事業は売上が上がっても、コストも大きく、そこまで利益を生み出していません。

ブロードバンド事業と、テーマパークや動画配信事業のスピンオフが予定されていますが、メディアコングロマリットに魅力を感じていた身にとっては複雑ですね。AT&Tもそうですが、スピンオフ後の保有方針は悩みます。バリュエーションはかなり割安と考えていますので今後も安値では拾っていく方針ですが(減配したAT&TやBCEと違って配当性向は低い)、入れ込みすぎるのは怖いとも感じます。



2026年6月末のセクター別の構成割合

情報技術の割合が前回より伸びていますが、依然としてヘルスケアが1位です。

情報技術は2番手で、そのうち半導体を4銘柄で13.4%保有しています。他方、大手クラウドプロバイダー(ハイパースケーラー)で保有しているのはMSFT(Microsoft、マイクロソフト)のみで、AMZN(Amazon、アマゾン)やGOOGL(Alphabet、アルファベット)を保有していないので、一般消費財・サービスとコミュニケーション・サービスの割合は低いです。



2026年上半期のパフォーマンス

2026年上半期の成績は+8.8%でした。

見ての通り、2026年3〜4月の相場ではそれなりに耐えてくれたのですが…高配当株ETFに多く組み入れられているエネルギーセクターの割合が相対的に低く、25年から一転して高配当株ETFには劣後する苦しい展開でしたね。

あと私は高配当株ETFとは異なり、生活必需品のPEP(ペプシコ)、PG(P&G)、UL(ユニリーバ)を多く保有しているのですが、これらの銘柄が低迷したのも痛手でしたね。

高配当株ETFではVYMが+11.4%、HDVが+14.1%、SPYDが+12.7%、SCHDが+17.5%でした。SCHDは昨年のパフォーマンスは散々でしたが、完全に復活しましたね。3月のリバランスでエネルギー銘柄の割合が低下し、QCOMやTXNなどの半導体銘柄が加わったことも、相場のタイミングと合致し、追い風になった印象です。

なお、S&P 500は+10.2%、オルカンは+11.5%となっています。今年も今のところ、オルカン>S&P 500となっていますが、日本や韓国の株式市場が強かったことも影響していそうです。

というわけで、6月末時点では高配当株ETFおよびS&P 500に劣後する結果となりましたが、その後はセクターローテーションもあり、S&P 500と0.47ポイント差まで詰まっています。2026年残りも今まで通り相場に向き合いたいですね。



YUHIDのトータルリターン(2019/8〜2026/6)

※2019年7月末=100。ドル建てのパフォーマンスです

私が統計を取り始めた2019年7月末以降のトータルリターンは+102.3%です(年率リターン:+10.9%)。

同時期のオルカンは+146.5%、S&P 500は+179.9%となっています。高配当ETFではSPYDが+74.8%、VYMが+121.9%、SCHDが+125.9%、HDVが+87.6%です。

コロナショックでSPYDを60%保有しており、暴落に巻き込まれたのが足を引っ張っており、トータルリターンで高配当株ETFを上回るのも簡単ではないですね。

ただ自分自身はS&P 500やオルカンなどの市場平均はもちろん、VYMやSCHDなどの高配当株ETFに投資することは考えておらず、当面は個別株投資を続けていく覚悟です。個人的な趣味の一つでもありますし(もっとも銘柄分析よりも、投資データを記録するほうが好きですが…)、個別株投資を続けることで、バリュー株・高配当株投資の精度を少しでも磨けたらと考えています。

それに、トータルリターンは期間の切り取り方次第でいかようにも変わります。例えば、2020年8月末以降のリターンでみると、S&P 500にわずかに劣る程度で、オルカンや他の高配当株ETFは上回っています。かりに、今保有している株をすべて売却して、S&P 500やオルカンに乗り換えたとしても、それ以上のパフォーマンスが出るとは限らないです。手数料の関係で頻繁な売買は控えたいですが、引き続きパフォーマンス向上の努力は続けていきたいです。

最後に、昨年、ビッグテックがコケる未来もなかなか考えにくいのが正直なところと書きました。私たちの生活に深く入り込んでいる点は変わらないですし、莫大な利益を上げている点も疑いようがないですが、MicrosoftやGoogle、Amazonなど、大手クラウドプロバイダー(ハイパースケーラー)のキャッシュフローがマイナスに転ずる見込みなど、変化の兆しもみられます。ただ、その分、Microsoftは「もはやバリュー株になっているのでは?」とも思いますし、今度のボーナスでは積極的に買い増したいですね。

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

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