ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪

米国株(アメリカ株)中心の高配当株式投資で経済的自由・セミリタイア(FIRE)を目指す、一人の女性の物語♪

セクターETF ETF

【VGT】〜圧倒的な増配率♪驚異的な成長を続ける情報技術セクターETF!〜

投稿日:2019-08-02 更新日:

【更新情報】(2020/1/2)
コメント刷新。配当金などデータ更新♪

ゆーたんです♪

情報技術セクターETFであるVGT(Vanguard Information Technology ETF、バンガード・米国情報技術セクターETF)について、分析します♪

VGTってどんなETF?

アメリカ株式市場のうち、情報技術セクターの銘柄を組み入れたETFです提供しているのは、米Vanguard(バンガード)社になります。

情報技術セクターは、ざっくばらんにいえば、コンピューターやインターネットに関連した事業を展開する企業を集めたセクターです。Apple(アップル)やMicrosoft(マイクロソフト)などが含まれ、アメリカ株式市場において最大の割合を占めるセクターとなっています。

以前は、Google(グーグル)やFacebook(フェイスブック)が含まれていたのですが、昨年のセクター分類変更により、通信サービスセクターに移ることとなりました。

なお、ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』によれば、1957~2003年の情報技術セクターのトータルリターンは11.39%となっており、S&P 500の10.85%を上回り、全セクター中で3番目となっています✨

Technology_image

VGTの基本情報

銘柄数 327
ファンド総資産額 241億ドル(約2.63兆円)
実績PER 26.6倍
配当金(分配金)(直近12か月実績) 2.7201ドル
配当利回り(直近12か月実績) 1.11%
経費率 0.10%

※2019年11月末、配当利回りは12月末現在(出典:Vanguard HPより作成)

銘柄数は金融、ヘルスケア、資本財に次いで多くなっています。好調なパフォーマンスを反映して、総資産額はバンガードの全セクターETF中でも最多です。反面、配当利回りは1.11%とインカム・ゲインにはあまり期待できません。

VGT の構成上位銘柄

1 Apple Inc.(アップル)【テクノロジーハードウェア・コンピュータ記憶装置・周辺機器】 17.5%
2 Microsoft Corp.(マイクロソフト)【システムソフトウェア】 15.9%
3 Visa Inc.(ビザ)【情報処理・外注サービス】 4.3%
4 Mastercard Inc.(マスターカード)【情報処理・外注サービス】 3.8%
5 Intel Corp.(インテル)【半導体】 3.7%
6 Cisco Systems Inc.(シスコシステムズ)【通信機器】 2.8%
7 Adobe Inc.(アドビ)【アプリケーションソフトウェア】 2.2%
8 salesforce.com Inc.(セールスフォース・ドットコム)【アプリケーションソフトウェア】 2.0%
9 Oracle Corp.(オラクル)【システムソフトウェア】 1.9%
10 Accenture plc(アクセンチュア)【ITコンサルティング・他のサービス 】 1.9%

※2019年11月末現在。太字はダウ平均工業株30種に採用されている企業(出典:Vanguard HPより作成)、リンク先は銘柄分析記事に飛びます

TOP10のうち5社がダウ平均工業株30種に採用されているなど、世界をリードする企業が数多く並んでいます。組み入れ割合1位のApple、3位のVisaは、私も保有しています。

組み入れ割合5位のIntelは半導体メーカーで、パソコンの「頭脳」ともいわれるCPUで大きなシェアを誇る企業として知られています。しかし、ここにきて同じく半導体メーカーのAMDにシェアを奪われています。近年では、パソコン依存から脱却し、データセンター(各種コンピュータ装置の設置・運用)など、データを中心としたビジネスへの移行を図っています。

組み入れ割合6位のCisco Systemsは、ルーターなどのネットワーク機器で圧倒的なシェアを誇る企業です。外資系企業ですが、日本でも強く、日本国内のネットワーク機器市場の半分弱のシェアを占め、2位以下を大きく引き離しています。実は、東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーにもなっていて、乃木坂46とコラボレーションしたりもしています。

組み入れ割合7位のAdobeは、PDF作成・編集ツールであるAcrobatや、画像編集ソフトのPhotoshop、イラスト制作ソフトのillustratorなどで有名な企業です。私も仕事上でかなりお世話になっています笑

組み入れ割合8位のsalesforce.com Inc.は、法人向けの顧客管理(Client Relationship Management)ツールで大きなシェアを占めている企業です。フォーブス誌が発表している「世界で最も革新的な企業」でも上位常連であり、「働きがいのある会社ランキング」でも複数の媒体による調査で上位を独占しているなど、成長著しい企業です。

組み入れ割合9位のOracleは、企業がITシステムを構築するために必要となるソフトウェアなどの製品やサービスを提供する企業です。データベース管理システムの「Oracle Database」が有名ですね。組み入れ割合10位のAccentureは、ITをはじめとするコンサルティングを幅広く手がけている企業です。



VGTのサブグループ比率(上位8位)

1 システムソフトウェア 20.2%
2 テクノロジーハードウェア・コンピュータ記憶装置・周辺機器 19.3%
3 情報処理・外注サービス 16.6%
4 半導体 15.2%
5 アプリケーションソフトウェア 11.6%
6 ITコンサルティング・他のサービス 5.4%
7 通信機器 4.2%
8 半導体装置 2.4%

※2019年11月末現在(出典:Vanguard HPより作成)

VGTの配当金(分配金)推移

VGT_Distribution_2004-19

配当金は、リーマン・ショック時こそ、約23%の減配となりましたが、順調に増えてきています。2005年から比較すると、何と30倍近くになっています。年平均増配率(2005~19)は+27.5%と全セクターの中でも最高の数字となっています。

2019年の配当金も2.72ドルと前年比で+26.3%となっており、増配率は高水準を保っています。現在の高配当を期待するというものではありませんが、将来的に、買ったときの株価で見た利回り(Yield on cost)で、高配当となることが期待されるのではないでしょうか✨



VGTの株価チャート(2004/1~)

VGT VS S&P 500

VGT_Chart_2004-19r

VGTが設定されたのは2004年1月26日で、右肩上がりでVGTの株価は大きく上昇してきました。設定来のリターンは+398.88%となっています。同期間のS&P 500が霞むぐらいの圧勝ですね。特に2014年以降の伸びが目覚ましいです✨

ここ数年の米国株(アメリカ株)の上昇は、この情報技術セクターの成長なくしては実現しえなかったものであることがチャートからもわかると思います。

VGT VS S&P 500(トータルリターン)

VGT_TR_2004-19r3※税金や取引手数料は考慮しない(出典:Vanguard HPより作成)

配当利回りは低いもののの、トータルリターンで見ても、VGTの優位性は変わりません。2016年以降、S&P 500に大きく差をつけていることがグラフからわかります。2019年のトータルリターンも+48.7%と、S&P 500を大きく引き離しています。

設定来のトータルリターンは年率+11.4%と全セクター中最高の数値です✨

まとめ

情報技術セクターは直近5年間で大きく成長し、投資家に大きなリターンをもたらしてきました。このセクターは、アメリカが圧倒的に強い分野であり、世界を席巻する企業が数多くあります。

その収益力の高さも圧倒的です。直近の株価上昇もあって、PER(株価収益率)は26倍程度にまで高まってきていますが、少なくとも2000年頃のITバブルのように、実態の伴わない株価上昇ではないということは言えるかと思います。

しかし、他方で、将来も利益が増えていくことを前提に、株が買われている面もありますので、何らかの理由で、そのシナリオが崩れれば、株価も大きく下落する可能性があることに気をつけなければいけません。

情報技術セクターの個別株は長期保有は難しい?

特に情報技術セクターは、変化の早いセクターであり、ビジネスモデルがどんどん変わっていく可能性があります。例えば、コンピュータで成功をおさめたIBMは、今から30年前、すなわち1989年、アメリカで時価総額1位の企業でした。しかし、現在のIBMの時価総額は、時価総額1位であるMicrosoftのわずか1/8程度しかありません。

IBMも依然として世界的な企業であることに変わりはありませんが、収益の成長がほとんどみられず、投資家からは「終わった企業」として見捨てられている感すら漂います。

もっとも、現在の時価総額1位のMicrosoftも、2013年頃までは、パソコン向けのOSを売るだけの企業で、半ば「終わった企業」扱いされていました。株価も今でこそ最高値圏ですが、2001〜13年頃までは、リーマン・ショックを除いても、20〜30ドル台でずっと横ばいでした💦

このように、情報技術セクターへの投資は、セクター全体としては今後も伸びていく可能性が高いものの、ビジネスモデルがどんどん変わっていくため、個別株の長期保有には難しい面もあります。

個人的な考え

情報技術セクターの株価上昇率はもちろん魅力的ですが、配当利回りが低いため、積極的には組み入れていません。

といっても、高配当株式メインだと、情報技術セクターの保有割合は少なくなります。悩んだうえ、自分が実際に使っているサービスを提供している、AppleVisaを個別株で購入することとしました。あまりポートフォリオに占める割合が低くなりすぎないように意識して組み込んでいけたらと思っています✨

以下、関連記事です。

アメリカのNASDAQ市場に上場しているハイテク企業に投資できるETF、QQQの紹介です♪

この記事をシェアする♪

-セクターETF, ETF

Copyright© ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.