ゆーたんです♪
投資するために、重要なことは何よりも支出を抑えることです。今回は、実際に私が支出をどう抑えているか、かける範囲で書いてみますね。
【はじめに】収入を増やすことは簡単ではない
「投資できる金額を増やすためには、支出を減らすよりも、収入を増やせばいいんじゃない?」
確かに一理あると思います。ですが、収入を増やすということは簡単ではありません。
日本人の約9割は、雇われて働いている雇用者です。賃金の水準は会社の一存で決まっていますし、以前のように働く期間に応じて賃金が上がっていくという年功序列の賃金体系をとるところは少なくなってきています。幸いにして私が勤めている会社は年功序列の賃金体系なのですが、それもいつまで続くか、正直言ってわかりません💦
「じゃあ副業で収入を増やせばいいんじゃない?」
こういう声もあるかと思います。
しかし、楽して稼げるなんていう甘い副業があるわけもなく(あったら教えてほしいです!)、どの副業であっても稼げるようになるためには、かなりの労力と時間、そして才能を要します。
そもそも働くことが好きではない私にとって、副業という形でさらに働くというのは、いくら会社員と違って束縛がないといえど、とても受け入れられないものです。お金は稼げるかもしれませんが、まず先に精神が病むと思います(笑)
そもそものセミリタイアの目的は、特別、豪勢な暮らしをしたいわけではないけれど、「金銭的に困らない生活がしたい」「好きなことだけをして暮らしていたい」というものです。お金を稼ぐために、好きでもないことをするというのは本来の趣旨にも反するので、地味だけれど着実に積み重ねれば成果の出る配当金収入の獲得を目指しています。
支出を抑えるための3ステップ
家計簿アプリを使い、支出を「見える化」する
支出を抑えようにも、自分が何に、どれだけのお金を使っているのかがわからなければ、抑えようがありません。
そのためにも、家計簿をつけることをおすすめします。もちろん手書きのものでも構いませんが、今では銀行口座やクレジットカードを登録しておけば、入出金履歴や利用明細を自動的に記録してくれる家計簿アプリが多くリリースされています。私が使っているのは、マネーフォワード(Moneyforward)で、2014年から使い続けています。
家計簿アプリは、他にもMoneytreeやZaimなどもありますので、自分に合っていると感じたものを使っていただければと思います。
家計簿アプリを使うようになって随分たちますが、キャッシュフロー(お金の流れ)が目に見えるようにわかるので、すごくお金に敏感になりますし、何よりお金の支出に「痛み」を伴うようになります。
初期設定に多少時間がかかりますが、それさえ終わってしまえば、あとは自動的に記録されていくので、手間はほとんどかかりません。誰でも続けていくことができるようになっています。
(Featured image by:Shutterstock)
自分の妥協点を探り、支出を削減できる項目を「洗い出す」
支出については、価値観は人それぞれであるため、「この項目は削減できる」などと一律に言うことはできません。
例えば、家賃についても、「通勤時間がかかってもいいから、家賃を抑えたい」という人もいれば、「家賃が高くなってもいいから、通勤時間が短いほうがいい」という人もいます。また、自動車については、都内(特に23区内)であれば、保有する必要性は低いと思いますが、郊外に住む人にとっては生活必需品になります。
ここでは、私がどうしているかという点を中心に書いてみますね✨
固定費
固定費とは、毎月の家賃、水道・光熱費や通信費の基本料金部分、自動車費、保険など、定期的に支払いが発生するものを指します。利用している、していないにかかわらず、定期的に支払いが発生するものなので、ここを削減できると効果は大きいです。
通信費(携帯電話の料金など)については、菅政権のもとで「官製値下げ」が行われたため、以前と比較して大幅に携帯代金が安くなった人も多いと思います。私自身もそうでして、現在はサブブランド(UQ mobile やY!mobile)に乗り換えています。
保険に関しては、家族構成やライフスタイルによって、選択する保険も変わってきます。もちろん、保険に入らないという選択肢もあるでしょう。
保険に入るかどうかは、万が一のときに自分でカバーできる範囲なのか、できない範囲なのかという基準で判断すれば良いかなと思っています。
私は、自動車保険しか入っていません。民間の医療保険等については、公的な医療保険が充実している日本においては(しかも結構税金がとられている!)、入る必要性をあまり感じていないからです。
それに、保険料には、保険会社で働く人の人件費などの経費が上乗せされています。保険料を支払った額に応じて、税金が軽減される措置(控除)はありますが、不要な保険に入るくらいなら、そのお金で資産運用することを個人的にはおすすめしたいです。
保険会社も、預かった保険料の一部を資産運用にまわして、株式や債券に投資しています。いうなれば、保険会社という中間業者を通じて、株式や債券に投資していることになります。こうした”中間業者”が入ってしまうと、どうしてもコスト面では割高になってしまうという面もあります💧
変動費
変動費とは、食費や、趣味・娯楽費、衣服や理美容代、医療代、飲み会等の交際費など、自分自身の生活スタイルによって、支出のコントロールが可能な項目を指します。
やはり、人それぞれ価値観が違うため、一律にこうしたほうがいいということはできないのですが…
食費:仕事時間帯のランチは普通に同僚と外に食べに行きますが、普段から水筒を持ち歩くほか、コンビニには極力立ち寄らないようにしています。コンビニは誘惑の宝庫であり、ついついお菓子など余計なものを買ってしまいがちだからです💦
また外食のときは、必ず使えるクーポンがないかを調べています。特定のメニューの割引や飲食代金自体の割引など実用的なものが多く、より安く食事ができます。外食は、案外値段が高いので、割引が積み重なると馬鹿にならない金額です。
趣味・娯楽:国内・国外問わず旅行が好きなので、年1〜2回は出かけています✨
(Featured image by:Shutterstock)
昔は、スマホゲームの課金に月10万円近くつぎ込んでいた時もありましたが、断ち切りました。
節約しすぎるあまり、ストレスをためてしまっては本末転倒です。自分がどこなら妥協できて、どこは妥協できないかを見極めることが大事かと思います。
支払い方法は一番お得になるものを「選択」する
かつての日本は現金払いが主流でしたが、新型コロナウイルスの流行もあり、現金を使わないキャッシュレス決済がだいぶ普及してきていますね。
私自身も、キャッシュレス決済が使えるお店が大きく増えたこともあって、現金を使う機会はめっきり減りました(現金を使っているのは、病院と美容院くらいです)。
クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済は、使った額に応じて、0.5%〜1.5%程度のポイントがつきます。一回の買い物やランチでつくポイントは微々たる額でも、年間100万円の支出があれば、約1万円の差になります。この差は決して無視できないのではないでしょうか。
2018〜20年頃は、QRコード決済を普及させるため、各社が大盤振る舞いをしていました(職場でのランチの時はすごく助かりました!)が、現在はだいぶ落ち着いています。それでも、QRコード決済最大手のPaypayは、街のお店だったり、自治体と手を組んだりして、10〜20%程度の還元を行っています。こうした還元はうまく利用していきたいですね✨
まとめ
私がどんなことに気をつけて支出しているかを雑多に書き連ねてみました。重要なのは、支出の「見える化」、削減できる支出の「洗い出し」、そして最適な支払い方法の「選択」です。
生活スタイルなどは人々によって違うので、参考にならない部分も多いかと思いますが、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。