ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪

米国株(アメリカ株)中心の高配当株投資で経済的自由・セミリタイア(FIRE)を目指す、一人の女性の物語♪

投資スタイル

なぜ高配当株投資なのか

投稿日:

ゆーたんです♪

自分自身の投資スタイルについて書く「なぜ〜なのか?」シリーズ第2弾の記事です。第1弾は資産運用、投資の重要性について書きました♪


今回は「なぜ高配当株投資なのか」について書いてみますね♪

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高配当株投資のメリット

配当金の落ち込みは株価の落ち込みよりも緩やか

景気後退時には、一般的に株価の落ち込みよりも、配当金の落ち込みのほうが緩やかになります。S&P 500の株価推移、配当金推移で確認してみますね。

S&P 500の株価推移(2008~19)

SP500_Chart_2008-18

S&P 500の配当金推移(2008~18)

S&P 500_Div2008-18

(出典:S&P Globalより作成)

上の2図を比較すると、リーマン・ショック時についても、株価の落ち込みより、配当金の落ち込みのほうが緩やかだったことが、直感的にわかると思います。

具体的な数字を見てみましょう。S&P 500の株価は2008年1月に1,471ドル台の高値から、2009年2月には一時734ドル台まで下落しました。約50%の落ち込みになります。一方、S&P 500構成企業が支払った配当金の合計は、2008年の約2,473億ドルに対し、2009年は約1,956億ドルでした。約21%の落ち込みになります。リーマン・ショック時でも減配せず、配当維持・増配した企業が多かったからです。

ちなみに円ベースで考えると、落ち込み幅はもう少し大きくなります。2008年平均は1ドル=102.5円、2009年平均は1ドル=92.6円で、約10%の円高でしたから、リーマン・ショックでは、円ベースで見た配当金が約30%の落ち込みだったことになります。

もちろん、将来的にリーマン・ショックより強烈な景気後退が来れば、配当金の落ち込みがより大きくなるでしょうが、「100年に1度」といわれるリーマン・ショックの時に、どれだけ株価が下落し、どれだけ減配したのかというのを知っておくことは、これから投資を続けていくうえでも役に立つと思っています。



相場の変動に一喜一憂しにくくなる

2018年12月には、米中貿易摩擦の激化などを背景に、世界の株式市場が大きく下落し、S&P 500も一時9月につけた高値から、20%下落しました。この下落に耐えられず、株式を一部売却する投資家や、完全に株式から撤退してしまった投資家の方々もいたようです。

私が保有する株式やETFも例外ではありませんでした。11月末時点では50万円の含み益がありましたが、翌12月末時点では一転して107万円の含み損に転落しています。一番下げ幅が酷かったクリスマス・イブのときには、おそらく含み損は150万円を超えていたと思います。

それでも心が比較的穏やかでいられたのは、毎日変化する資産額の積み上げではなく、配当金収入の積み上げを目標においていたからです。もし自分が、値上がり益(キャピタル・ゲイン)狙いの投資手法をとっていたら、自分の心は恐怖に支配され、仕事どころではなかったと思います。

投資金額が1,000万円を超えてくると、下手をすれば1日の株価の変動で、自分の会社員としての月収分が吹っ飛ぶこともあります。いちいち一喜一憂していては、身が持ちません。私は投資が好きなこともあり、毎日変動幅や含み損益をチェックしていますが、ETFや投資信託に投資している人であれば、「株価をチェックしない」というのも、身を守るうえでは有効だと思っています。

毎月の投資金額が増え、株価下落時に買い向かいやすくなる

高配当株投資の場合、持っている株やETFの種類にもよりますが、半期~四半期ごとに配当金が入ってきます。ある程度分散投資している方であれば、額の大小こそあれ、毎月配当金収入が入ってくると思います。

毎月の給与収入に合わせて、配当金収入という+αが入ってくることで、毎月投資できる金額が増えることになります。投資できる金額が増えるということは、株価の下落時でも積極的に追加投資がしやすくなります。また、いったん現金として吐き出されるため、米ドルMMFとして保有する、別の株式やETFを購入する、生活費に充てる…というように、配当再投資以外の選択肢がとれることも隠れたメリットです。

ゴールが明確であり、モチベーションを保ちやすい

例えば、セミリタイアの目標を「資産額5,000万円」に設定するとしましょう。資産のほとんどを株式に投資している私の場合、資産額は1日で数十万変わることもざらにありますし、月単位で見れば100万以上変動することも多々あります。

株をたくさん購入したにもかかわらず、資産額が前月比でマイナスなんてこともざらにあります。もし、「あと●●万円で目標達成」なんてときに、リーマン・ショックのような景気後退が起きたら目も当てられません。

しかし、セミリタイアの目標を「配当金150万円」に設定したらどうでしょうか。もちろん、配当が減配されれば、目標は遠のきますが、基本的には株を買えば買うほど、配当は目に見える形で増えていきます。それに増配するETFや個別株であれば、株式数を特に増やさなくても、時間の経過ともに配当が増えていきます。ゲームでもそうですが、「やればやるほど結果が出る」というのは、モチベーションを高める一つのきっかけたりえます。

高配当株投資のデメリット

トータルリターンは劣後しがち

VYMとS&P 500のトータルリターン(2009年~)

VYM VS S&P 500_2009-19

(出典:Vanguard HP)

上のグラフは、高配当株式ETFであるVYMとS&P 500のトータルリターン(2009年7月からの10年間)を比較したものになります。リターンを年率換算すると、S&P 500が+14.0%、VYMが+13.3%となり、年間で+0.7%の差が生じていますね。この数字は配当再投資に税金がかからないことを想定していますので、実際にはもう少し差が出るかと思います。

高配当の企業というのは、獲得した利益を、工場や機械の拡充などといった設備投資、新商品や独自の技術の開発をめざす研究開発などに回すというよりは、株主への還元にあてている企業といえるかと思います。株主にとってはありがたい話ですが、裏を返せば、「すでに市場は成熟していて、大きな成長が見込めない企業」ということもできます。



配当にはその都度税金がかかるので投資効率が落ちる

個別株やETFを保有している場合、無配株でもない限り、配当金・分配金が入ってきますが、その都度税金が引かれてしまいます。一方で、投資信託は分配金を出さないものが多くなっています。

分配金を出さない以上は税金がかからないので、ファンドが保有する株式等からの配当金に税金が引かれることなく、再投資にまわすことが可能です。つまり、税金を売却時まで先送りすることができます。自社株買いの場合も、同様で、配当金という形ではなく、株価の上昇という形で株主に還元されるので、税金を売却時まで先送りできます。

まとめ

高配当の企業に投資するくらいなら、「アメリカ株式市場全体に連動する投資信託やETFを購入して、目標額に達したら少しずつ取り崩して生活すればよい」ということはよくいわれます。

その選択肢を否定するつもりはありません。特に、投資を趣味として行っていない方や、早期のセミリタイア・アーリーリタイアを志向していない方であれば、「S&P 500に連動するインデックスに月●万円を機械的に積み立てる」というのが最適解になると思います。ただ、自分の場合は、今まであげた種々のメリットや、投資を趣味として楽しんでいることなどを考慮して、「高配当株投資」という投資手法を選択しています。

確かに、高配当株投資のここ最近のリターンはよくありません。しかし、ブルームバーグの記事によれば、ゴールドマン・サックスは、高配当銘柄を過去40年で最も割安と指摘しています。将来のことはわかりませんが、むしろ今こそ高配当株投資を始めるチャンスといえるかもしれませんね♪

なお、高配当株投資として、日本株に投資するという選択肢もありますが、私は米国株(アメリカ株)への投資を選好しています。その理由は、この記事をご覧いただけたらと思っています♪

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