他人との比較が容易なネット世界
ゆーたんです♪
Twitterやブログを始めるようになってから、たくさんの投資家の方々のTwitterやブログを触れる機会が増えました。
- 既にセミリタイアを実現した人
- 生活を賄えるだけの配当金収入を得ている人
- 毎日ブログを更新している人
- 20代前半から投資を始めている人 etc…
というように、自分がまだ実現できていない(もしくはできなかった)ことを達成している素晴らしい方々がいて、そうした方々をネットの世界では簡単に見つけることができます。
他の例も挙げてみますね。自分はFXで400万円を超える損失を出しましたが、その一方でFXで安定した収益を稼いでいる人たちがTwitterやブログ界隈にはたくさんいます。自分も毎月余力資金を投資に回しているのですが、自分が投資にまわせる額の何倍もの額を毎月投資している人がいます。
そんなことをたくさん見てきて、最初の頃はそのたびに落ち込んだり、凹んだりしてきました。特に投資家の方たちは、年収1000万超えなどハイスペックな属性をもった「超人(スーパーマン)」が多いこともあって、そう感じたことのある人は結構多いのではないでしょうか。
他人との比較はしんどくなるだけ
基本的に私は負けず嫌いです。
勉強やスポーツ、ゲーム、何でもそうでした。だから他人の資産額や配当金収入だとか、ブログだとか、気にならないといえば嘘になります。
比較をすることで、そのたびに「こんなんじゃ駄目だ」「もっと頑張らなくちゃ」と思い、自分を奮い立たせてきたのですが、段々しんどくなってきました。そんな状況が辛くて、どうしたらよいか、色々と考えたことを書いてみますね。
過去の自分と比較する
他人の行動はコントロールすることはできません。コントロールできるのは自分の行動だけです。だからこそ、比較対象を「他人」ではなく「自分」、すなわち「過去の自分」にすることが必要です。
(Featured image by:Shutterstock)
特に私が実践している高配当株投資は、配当金を少しずつ積み上げていく方法です。もちろん減配などもあるため、リスクがないとはいえませんが、基本的に投資金額を増やせば、配当金も増えていくはずですから、過去の自分と比較してもポジティブな感情を持ちやすくなります。
ブログ執筆の例もあげてみますね。例えば「アクセス数を増やしたい」という目標があったとします。しかし、アクセス数は、他人の行動の集合体のようなものです。もちろん記事数をあげればあげるほど、アクセス数も上がる可能性は高いですが、絶対ではありません。
もちろんアクセス数を上げたいと思えば、そのために色々対策は必要になると思いますが、自分自身でコントロールできない要因が多数含まれますので、その分しんどさやつらさは増します。他人の行動次第で左右されるものよりは、自分の行動次第でどうにかなるもの(例えば記事数を増やす)を比較対象としたほうが、精神衛生上も健全だと思います。
他人との比較では永遠に満たされないことを知る
人間の欲求はとどまるところを知りません。「もっと豊かになりたい」という欲求があるからこそここまで世界経済を成長させることができたと思うし、これからも世界経済を成長させていくことができるだろうと、私は信じています。
そう考えると、他人との比較に終わりはないのです。仮に目標としていた他人を超えても、その上をいく人は無数にいます。ましてはネットの世界であれば、いくらでも探すことができるでしょう。
「他人との比較」を強いモチベーションに変えることができるのであれば別ですが、そうでなければ精神をすり減らすだけです。
あとがき
実はこの1週間、ずっと苦しんでいました💦
そのきっかけは、9月末に書いたアルトリア(MO)の購入記事が、Google Chromeのアプリ等で取り上げられたこともあって、前日比で約2.5倍のアクセスを集めたからです。
もちろんアクセスが増えるのは嬉しいことですが、それにより「アクセスを減らしたくない」「アクセスが減ったらどうしよう」という恐怖に直面することとなりました💧
「疲れたらブログは休んでもいい」という記事を以前書いたにもかかわらず、毎日記事をアップしている上位ブロガーの皆さんを見ては「記事を更新しなかったら追いていかれてしまう」「自分も毎日記事をアップしなくては」という一種の強迫観念にまたしても囚われてしまいました。
今回の記事はそうした自分への戒めでもあります。
上を見たらキリがありません。1か月前より「投資金額が増えた」「記事数が増えた」というように、過去の自分より確実に成長していれば、それでいいんじゃない?という気楽な気持ちでこれからも株式投資やブログ執筆を続けていけたらと思っています✨