焦りと不安の感情とどう向き合うか〜何のために投資をしているのかを考える〜

ゆーたんです♪

ここ最近は、新型コロナウイルスのニュースで持ちきりですね。パンデミック(世界的な大流行)になりやしないか心配ですが、株価はそれほど下げてなくて、依然として高値圏にあります(ちょっと今日は下げてますが💦)。

そんなわけで、「資産残高が過去最高だよ✨」という方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。

本来なら「イケイケドンドン、資産も増えてハッピー♪」と行きたいところなのですが、ここ3か月ほど、私が保有している高配当株の値動きが全体的に冴えないこともあって、高揚感は全くなくて、どちらかといえば焦りや不安といった感情が強いです。


(Featured image by:Shutterstock)

特に高配当株投資をしている人のなかには、もしかしたら私を同じような思いを抱えている人もいるのかな…と思って、今日は少し書いてみますね。

目次

冴えない高配当株のパフォーマンス

SPX_VYM_SPYD_Chart_202001

私のポートフォリオの主軸にもなっているVYM・SPYDの直近3か月のパフォーマンスをS&P 500と比較してみました。見ての通り、パフォーマンスは良くないです。S&P 500と比較して、VYMは-4.39%、SPYDは-7.29%のマイナスです。

直近3か月の値動きなので、配当再投資でも差が埋まらず、かなりの差がついていることがわかります。そして、直近6か月で見ても、パフォーマンスの差はそれほど変化はありません。つまり、この3か月で高配当株のリターンが大きく市場平均に劣後していることがわかります💦

もちろん、私もある程度リターンが悪くなることは織り込み済みです。だいたい長期でみれば年平均で1%、多くても2%くらいの差に収斂するだろうと予想していましたが、短期間でここまで大きくリターンが劣後しているというのは、正直申し上げて自分の想定を超えていました。



焦り、不安、乗り遅れる恐怖

もう高配当株投資なんてやめちゃいなよ」っていう悪魔の囁きが聞こえてくるようです。

今までだったら、そういう悪魔の囁きに対しても、難なく跳ね返せることができてきましたが、これだけパフォーマンスで差が出てくると、跳ね返すことができなくなってきます。

もしかしたら、このまま差をつけられていくだけじゃないか💦」「やっぱり高配当株投資なんてオワコンなのかな💧」という焦りと不安がじわじわと私のメンタルを蝕んでいきます。

もちろん、資産額だって増えているし、配当金だって増えているのですから、本来でしたら焦る必要なんてないはずですが…焦ってしまう私はまだまだ心が弱いのかもしれません(´・ω・`)

また私は、資産のほぼすべてを株式に投じているフルインベストメントの投資方針をとっていますが、直近で大きく成長している情報技術セクターの保有率が低く、株式市場の上昇に乗り切れていないという意味では、ある意味「乗り遅れている」といえ、恐怖心がないかといえば嘘になります。

先日、半分Appleを利確した記事を書きましたが、その後もAppleの株価は上昇を続け、遂に320ドルを超えてしまっています。まだ半分保有しているので、そこまでショックは大きくありませんが、ちょっと決済を「早まった感」がありますね💦



あとがき

思わず自分の中にある感情を吐露してしまいましたが、「同じような状況に直面している高配当株投資家の皆さんも多いんじゃないかな?」って思って書いてみました。

いつかは落ち着くべきところに落ち着くだろう」と思っている自分と、「このままどんどんリターンが開いていきやしないか」と思っている自分が、せめぎあっています。

資産額は増えていますが、これだけ焦りや不安を感じているのは、株式市場が大きく調整した2018年12月以来かもしれません。

何度も心が折れそうになりますが、そんなとき私は、「何のために投資をしているんだっけ?」と自問するようにしています。

私の目的は、「会社に依存せず、経済的にも精神的にも自由な状態をつくる」ということです。そして、そのための手段として、配当所得(フロー)の積み上げを選択しました。

幸いにして、高配当株は、明らかにここ最近の上昇相場に置いていかれているので、個人的には「割高すぎて買えないな…」という水準ではありません。

配当所得が月5万円を超えるようになってくると、それなりに家計に占めるインパクトは大きいです。これに給与所得がプラスされるので、毎月それなりの投資余力を確保できる環境が整いつつあります。

という状況なので、フルインベストメントの方針は変えずに、これからも毎月全力で新規投資を続けていけたらと思っています✨

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