「再起」〜自分の弱さを受け入れて、もう一度前に進みたい〜

ゆーたんです。ご無沙汰しています。

メンタル不調で、しばらくSNS・ブログから離れていました。 2年近く音沙汰がなく、リプライやDM、お問い合わせにも対応できない状況で、色々とご迷惑・ご心配をおかけしてしまいましたこと、大変申し訳ありませんでした。

目次

ブログ・SNSから「逃げ出した」私

最後にSNSを更新したのは2020/3/26でした。

エネルギー株や米国高配当株式ETF(SPYD)の下落がひどくて、私のポートフォリオも大きなダメージを受けていましたが、みんなが弱気なときほど、強気に」「新型コロナだって永遠ではない」と復調を信じて、株式市場への資金投下を続けていました。

3月の給料日で何を買ったのか、ブログにアップする記事も作っていました。でも、何だか記事を上げてSNSに書き込むのが億劫で、「また明日アップしよう」と1日1日先延ばししているうちに、段々とアップしずらくなってしまい、気がつけば、これだけの日にちが経ってしまいました。

「SNS恐怖症」という病

このときの私は、いわゆる「SNS恐怖症」に陥っていたのだと思います。

特に2月下旬にSPYDを損切り・狼狽売りした記事については、大きな反響がありました。SPYDを程なくして買い戻し、それ以降も定期的にブログ執筆・SNS投稿を続けていたのですが、情報収集の過程で、少しずつ批判的なコメントや煽りコメントを目にする機会が増え、ブログやSNSへの反応を見るのが段々と怖くなっていきました

それまではブログ執筆・SNS投稿が一種のリフレッシュになっていたのですが、リフレッシュどころか、逆に精神的に消耗してしまう状況に陥ってしまっていました

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投資についてはさまざまな考え方があります。今までも、投資姿勢や記事内容について批判されること自体はあり、それ自体は受け止めていましたが、文体等文章の書き方や人となりについて心ないことを言われたときは、自分の存在を全否定された気がして、ただただショックで悲しかったです

私のことをあたかも貧乏神扱いするようなコメントもありました。誰だってお金を減らしたくて投資しているわけじゃないのに…💦

匿名でコメントができるSNSや掲示板の書き込みを気にしすぎる私も私なのですが、たとえそうしたコメントが極少数であったとしても、笑って流せるだけのメンタルが当時の私には備わってなくて、とても受け止めきれるものではなかったです。

もちろん、新型コロナの影響もゼロではなくて、3月下旬には、新型コロナ感染者数も急速に増加し始めていたことから、自分の中でも「新型コロナに感染したらどうしよう?」「これからどうなってしまうんだろう?」という恐怖心が強くありました。

時間があれば新型コロナ関連のニュースばかり追っているような状況で、とてもブログ更新どころではなく精神的にも参ってしまったということもあると思います。こんな状況下だからこそ更新を続けなければ」と緊張感をもって何とか取り組んでいましたが、一度緊張の糸が切れてしまうと、もう元には戻りませんでした

「復帰しなければ」という焦りと葛藤

4月には緊急事態宣言が発令されたことで、私の職場もテレワークに移行、基本的に平日は家で仕事をし、土日も買い物など、必要最小限の外出にとどめ、家にこもる毎日が続きました。プライベートでも、ブログやSNSから離れてしばらくは、気ままにインドアの趣味を楽しんだりしていました。

4月下旬に入り、新型コロナの感染者数は依然として多い状況でしたが、基本的には家にいたこともあって、精神的にはだいぶ落ち着きを取り戻してきました。早くブログを書かなければ」「いつまでも放置するわけにはいかない」という焦りもあって、メモ帳に記事を書き始めました

ただ、更新を止めてしまったのが、結果的に株式市場がほぼ底値だったタイミングで、株価も回復基調だったので、「何を書いても言い訳になってしまうのではないか?」「株価が上がったから復帰したって思われたりしないだろうか?」「そもそも一個人の資産運用ブログに需要はあるんだろうか?」とか、ついつい余計なことを考えてしまっては憂鬱な気分になって、記事を書いては消すということを繰り返していました

情報発信をする際に、他人の目や批判を気にしすぎてはいけない」ということは、自分でも分かっていたつもりでした。それに「自分が思っているほど、他人は自分のことなんて気にしてはいない」ということも、頭の中では理解していました。こうしてブログを書く以上、ときには批判や心ない言葉がくることも覚悟していました。

それでも、他人の目が気になってしまうし、いざちょっとでも批判が来たらひどく落ち込んでしまって、ついには恐怖心から一歩も踏み出せなくなってしまう。鋼のようなメンタルでありたいと願い、ときには強がって振舞ったりもしましたが、人間というのはなかなか変わらないものです。私のメンタルは豆腐のように、弱いものでした

「再起」を決めたのはちょっとしたきっかけだった

この2年近くの間、私は、ブログやSNSからは完全に離れて、海外のサイトで情報収集をしながら、米国株投資を続けてきました。

私も昔、記事を書いたように、「他人と比較をしてはいけない」ってことは分かっていたつもりでした。でも、ブログやSNSを続けていると、どうしても他人と比較してしまう自分がそこにはいました。メンタルを保ちつつ、惑わされずに投資を続けていくために、当時の私には情報を遮断するという選択肢しか残されていませんでした。

いつかは戻ってきたい」という思いはずっと抱いていたので、ブログやSNSのアカウント自体は削除していなかったのですが、かといって、記事を書き切ることができず、時間ばかりが過ぎていきました。

しかし、2021年も年末になる頃、たまたま投資とは関係ないアプリを見ていた時に、昔、少し交流させていただいた投資家さんを偶然見かけました。いつもだったら見なかったことにしてやり過ごすのですが、「そういえば、放置している私のブログやSNSはどうなっているんだろう」と、気になって少し自分のブログやSNSを覗いてみたんです。

記事を書いている当時はいっぱいいっぱいだったのですが、応援してくださるコメントをくださった方たちが大勢いたこと、そして、何も言わずに消えてしまった私のことを、応援してくださる人たちがたくさんいたことに気付かされました。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになると同時に、ブログを書き始めたきっかけを改めて思い出して、「このまま消えてしまって本当に良いのだろうか」「やっぱりもう一度交流したい」という思いが急速にこみあげてきました。2022年頭には、それまでの執筆活動で使用していたパソコンを売却し、新しいパソコンに買い替え、心機一転の気持ちで記事を書き始めました。

おわりに 〜自分の弱さを受け入れて、もう一度前に進みたい〜

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(Featured image by:Shutterstock)

コロナショックで更新を止めてしまったのは、ひとえに私自身の「弱さ」によるものです。

正直言って今さら復帰するなんて、すごく恥ずかしくて。この記事を書いている途中も、「もう辞めちゃっていいんじゃない?」という思いに何度も駆られて、書いては消して、直してを繰り返していました。でも、それじゃあ今までと変わらない。今一度、自分の「弱さ」を受け入れ、恥を捨てて、前に進もうと、この記事を書き切りました。

コロナショックで狼狽して退場した個人投資家」というレッテルを貼られてしまっても仕方ないとは思います。「メンタル不調って言うけど、結局、含み損で狼狽したからブログ・SNSを辞めたんでしょ?」「どうせまた株価が暴落したら、ブログ・SNSから逃げ出すんでしょ?」「説得力がない」などと批判されても、返す言葉もございません。

1年後か10年後か、はたまたすぐなのか分かりませんが、株価が暴落するタイミングがあるはずです。(2022年は、Nasdaqが調整局面に入るなど、早速不穏な動きを見せていますね💦)

その時に前回の失敗を生かして、落ち着いて行動できるか。率直に言って「Yes」と言えるだけの自信やメンタルがまだ私には備わっていません。ただ、あの時よりも今の自分のほうがきっとメンタルは強くなっているはずなので、乗り越えられるはずだと信じたいです。

私自身も株式投資やブログ執筆を続けていくにあたって、これからも幾度となく心が揺さぶられたり、挫折を味わったり、失敗したりすることもあると思います。それでも「何度だってやり直せる」「諦めなければ道は開ける」ということを、このブログを通じて少しでも伝えていけたらと考えています。

当面は既存記事のアップデートが中心になります。これからはマイペースに記事を更新していけたらと思います。改めましてよろしくお願いいたしますm(._.)m

下は復帰から10日たって書いた記事になります。もしよろしければ読んでいただけたら嬉しいです。

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