ゆーたんです♪
2022年4月の買付・配当金状況をまとめました✨
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2022年4月の買付状況♪
(Featured image by:Shutterstock)
今月は日本株のソフトバンクを4月8日、T(AT&T)からスピンオフされたWBD(ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー)を4月14日に売却しています。また、確定申告の還付金もありました。その関係で購入株数自体は多いですが、実際に投資に回せた額は前月と比較すると少ないです💦
購入銘柄 | 購入日付 | 購入株数 | 購入単価 |
LCII | 4/7 | 5株 | $101.9 |
QCOM | 4/7 | 5株 | $140.26 |
MFC | 4/8 | 20株 | $21.28 |
QCOM | 4/8 | 5株 | $139.22 |
BBY | 4/8 | 5株 | $90.23 |
CMI | 4/8 | 2株 | $196.55 |
LOW | 4/8 | 2株 | $202.02 |
CMI | 4/14 | 4株 | $195.56 |
LOW | 4/20 | 1株 | $208.67 |
LOW | 4/22 | 1株 | $205.12 |
LOW | 4/25 | 1株 | $197.37 |
BBY | 4/25 | 5株 | $90.99 |
UL | 4/25 | 3株 | $46.28 |
UL | 4/29 | 2株 | $46.90 |
※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。
カナダの生命保険会社であるMFC(マニュライフ)、日用品・食品メーカーのUL(ユニリーバ)は2月と3月も買い増した銘柄です。LCII(LCIインダストリーズ)は1月と3月に買い増しを行っています。ディーゼルエンジンなどを手がけるCMI(カミンズ)と家電量販店BBY(ベストバイ)は3月に買い増しています。
※リンク先は当時の買付状況記事に飛びます。ULは銘柄分析記事に飛びます。
以下、1〜3月に購入していなかった銘柄について、簡単に紹介しますね(配当利回りは4/28時点のデータです)。
QCOM(クアルコム)
アメリカの情報技術(半導体)セクターに属する、無線通信技術のリーディングカンパニーです。
スマートフォンにはクアルコムの技術が数多く使用されていて、事業の中心はスマートフォンに関わるものとなっています。近年では、自動車やIoT(さまざまなモノがインターネットにつながるしくみ)事業でも収益を伸ばしてきていますね✨
半導体セクターは事業内容の理解が難しいことと、関連技術がすぐに陳腐化してしまうイメージを(個人的には)持っていて、あまり投資対象にはしてきませんでした。AVGO(ブロードコム)を購入したのも、事業内容というよりは、バリュエーション(低いPERと高いEPS成長率)と配当利回りから判断してのことでした。
とはいえ、情報化社会が進展していく中で、その情報化社会を支える半導体産業に全く投資しないことも、それはそれでリスクと考え、半導体セクターへの投資を考えるようになりました。そこで、新たに選んだのがQCOM(クアルコム)です。
配当利回りは2.02%とやや控えめですが(第1四半期の決算が◎で大きく上がりましたね…!)、配当を支払うようになった2003年以降、連続増配の実績があります。業績が低迷していた2017〜19年の間も配当を増やし続けた実績もあり、株主還元意欲も高いです。
そして、2022年予想PERも11倍台であり、バリュエーション的にも安価になっています。Appleによる技術代替リスク(クアルコムは5G対応iPhoneで大きく収益を伸ばしています)はありますが、自動車やIoT事業が新たな成長の柱となってくれることを期待しています✨
その他、クアルコムより高配当の半導体セクターとして、INTC(インテル)やTXN(テキサス・インスツルメンツ)も検討しました。
INTCは配当利回り3.11%ですが、2021年3月以降、株価が下落トレンドであり、EPSもあまり成長していないことが気がかりでした。このまま株価が低迷すれば、高配当株ETFのSPYDに組み込まれる可能性もあるので、見送ることにしました。
TXNは配当利回り2.61%ですが、2022年予想PERが19倍台でバリュエーションがクアルコムよりも高く、見送ることにしました。
LOW(ロウズ)
アメリカの大手ホームセンターチェーンで、2021年の収益は963億ドルでホームセンターチェーンでは2番手です。ちなみに1番手はホームデポ(ティッカー:HD)でその収益は1,512億ドルなので、だいたい3分の2弱の規模ですね。
2021年の夏のボーナスに新規購入してから、久々の買い増しとなります。
配当利回りは1.56%で本来ならば投資対象外の水準ではありますが、59年連続増配の記録を持つ配当王であり、2021年の増配率も33.3%、直近5年の増配率も18.0%と強烈な増配率が魅力です。
ライバルのHD(ホームデポ)と悩みましたが、2023年予想PERが14倍台(HDは18倍台)と割安で、さらに直近5年のEPS成長率(2018〜23)もLOWは25.1%(HDは16.6%)とバリュエーションが割安と判断して、LOWを選択しました。
確かに配当利回りだけでみれば、ライバルのHD(ホームデポ)が2.52%と高いのですが、HDは2月に増配したばかりで、LOW(ロウズ)の増配は5月に控えているので、多少差は詰まると考えています(個人的には20%前後の増配を期待しています)。
直近5年のEPS成長率は、コロナ禍でDIYの需要が増えたことを踏まえた数値と思われ、今後もこれだけのスピードでEPSが成長するとは考えていませんが、アメリカは人口増加国であり、DIYの文化が脈々と息づいていることから、引き続き需要は伸びていくだろうと考えています。
先ほどHDはバリュエーションがLOWと比較して割高と書きましたが、HDも投資対象としては魅力的に感じています。ホームセンターチェーンでシェア1位としての強み(2位のLOWの1.6倍!)、S&P信用格付けの高さ(Aランク)を考えると、バリュエーションが割高になるのも納得できるからです。
1株あたりの単価が高く、なかなか買いにくいのですが、引き続き300ドル程度の株価で推移するようであれば、買いを検討したいです。
4月の配当金収入♪
ティッカー | 税引前($) | 税引後($) | 税引後(円) |
ARCC | 225.00 | 161.42 | 19,563 |
PM | 62.51 | 62.20 | 7,750 |
BNS | 46.71 | 31.65 | 4,046 |
BCE | 43.71 | 29.62 | 3,742 |
MRK | 41.40 | 29.72 | 3,649 |
CAH | 39.26 | 28.17 | 3,559 |
AVGO | 36.90 | 26.48 | 3,209 |
PEP | 32.25 | 23.14 | 2,804 |
CSCO | 30.40 | 21.82 | 2,789 |
KMB | 23.20 | 16.66 | 2,025 |
BEPC | 22.40 | 15.20 | 1,842 |
MSM | 18.75 | 13.47 | 1,706 |
MDT | 12.60 | 7.54 | 963 |
CMCSA | 8.10 | 5.82 | 744 |
合計 | 643.19 | 472.91 | 58,391 |
2022年4月の配当金は税引後で$472.91、日本円ベースでは58,391円となりました。
昨年の4月の配当金が$319.19でしたから、+48.2%の伸びです(*^^*)
配当金はあまり口座にプールすることはなくて、ある程度貯まるとすぐに株式を購入してしまうのですが、こうして数値にしてみると、給与以外に月6万円の収入が得られるというのはとても大きいですね✨
5月の投資方針♪
(Featured image by:Shutterstock)
5月も、4月と同程度の投資金額になりそうで、値動きを見極めながらの投資になりそうです。現時点では、以下の銘柄を検討しています。
・AAPL(アップル)
・MSFT(マイクロソフト)
・AVGO(ブロードコム)
・QCOM(クアルコム)
・MDT(メドトロニック)
・UL(ユニリーバ)
・CMCSA(コムキャスト)
ポジションサイズの関係上、このリストには入っていませんが、大手通信会社のVZ(ベライゾン)もとても魅力的だと思います。
金融セクターがここに来てやや値を下げています。ポジションサイズの関係でMFCを挙げましたが、カナダの銀行のTDやBNSを買ってもいいかなと思っていますし、資産運用会社のBLK(ブラックロック)も配当利回り3%を超えてきています(ちょっと1株あたりの単価が高くて買いにくいですが)。
情報技術セクターのうち、AAPLとMSFTの買い意欲は強いですが、資金との兼ね合いもあり、現実には夏のボーナスまで買えないと思われます。AAPLが160ドル以下、MSFTが270ドル以下で推移しているようなら、少額買うかもしれません。
AVGOは9株と半端な数字なので、キリのいい数字(10株)にしたいですね。買う場合は、配当利回り3%の水準(546ドル)を待ちたいと思います。QCOMは引き続き145ドル以下で買い意欲です。
ヘルスケアセクターでは、年末から買い増しているMDTに着目しています。年初来こそプラスで推移していますが、2021年9月につけた高値からは依然として20%以上下落しています。110ドルを下回る水準では買い目線でいます。
生活必需品セクターでは、やはりULでしょうか。直近の株価下落は、ユーロ安の影響もあると思われますが(ULはユーロで業績を発表します)、ユーロ安は一方でULの(見た目の)企業収益を押し上げる要因にもなるため、引き続き買い目線です。もっとも、かなりポジションを増やしているので、5月の買い増しで一旦打ち止めとする予定です(ただし40ドル台前半まで落ちてくるようなら、買い増しする用意はあります)。
資本財セクターのCMIは、4月の買い増しで十分ポジションを増やしたので、当面は見送りです。一般消費財セクターのLOW、BBY、LCIIについても、一定のポジションを構築したため、ひとまずは様子見の姿勢です。
通信サービスセクターではCMCSAが第1四半期の決算は良かったのですが、主力のブロードバンド事業(高速・大容量インターネット通信)の加入者数が伸び悩んだことから大きく売られています。配当利回りは2.5%を突破してきました。現在の水準ならもう少し買い増したいですね。
1ドル=130円を突破し、円の価値は年初来より13%も低下しています。すなわち、米国株も円建てでみれば13%も値上がりしていることになるわけで…幸いにして、私自身も前年度より給与(基本給)は上昇しましたが、13%の値上がりの前には雀の涙です。
為替の動き自体は私にはどうすることもできませんが、対応策を取ることはできます。どこまで円安が進むかわからない恐怖があるからこそ、私は日本円で給与が入ったら即ドル転→投資のサイクルを愚直に繰り返していきます✨