ゆーたんです。
金融サービスというと、どんなサービスを思い浮かべるでしょうか?
例えば、銀行、クレジットカードなどの決済サービスや保険、証券などが金融サービスといえると思います。「ミニマリスト」という言葉がありますが、モノだけではなく、使用するサービスもなるべくシンプルにしていく必要があるのかな…と感じています。
投資家にとって、切っては切り離せない金融サービスですが、私は金融サービスもシンプル化を進めています。今日はその件について書きますね。
証券・FX口座は18口座→2口座へ
かつての私は、口座開設特典(現金やFXのレポート)目当てで、FX口座を最大9口座保有していました。通貨ペア(USDJPY、EURUSDなど)のスプレッド(売買価格差)が各FX会社によって違うため、少しでも安いFX会社を選択して取引していました。
FXの口座に関しては、2020年2月に下記の記事を書いています。
![](https://yutan-investment.com/wp-content/uploads/2019/11/FX_image1-300x200.jpg)
この時点ではまだ2口座(YJFX、マネーパートナーズ)を保有していましたが、2021年までに全口座を解約しました。
証券口座も米国株取引用+IPO抽選用として最大9口座保有していました。
私のメイン証券は楽天証券ですが、米国株取引を本格的に始めた当初は、為替手数料をおさえるため、為替手数料が安い住信SBIネット銀行経由で外貨入出金ができるSBI証券で株式を購入し、楽天証券に移管したこともありました(面倒くさくてすぐにやめましたが…)
現在は米国株取引をメインに行っているので、今使わない証券口座も将来的に使う可能性は十分にあるのですが、ほとんど使っていない口座も多く、IPO抽選も止めたので、4口座(野村證券、大和、SMBC日興、松井)を解約しました。
またFX口座としても活用しつつ証券口座も開設していた2口座(GMO、DMM)、さらにあまり活用できていなかったマネックス証券も解約しました。
現在は楽天証券とSBI証券の2口座のみを保有しています。証券口座やFX口座を放置したからといって、管理手数料がかかったりするものではありませんが、気持ち的にはだいぶスッキリしました。もし必要になったら再度口座開設の手続きをしようと思います笑
決済サービスのシンプル化はまだ道半ば
クレジットカード(クレカ)やQRコード決済などの、決済サービス。決済サービスによって、特定の条件下では還元率が高いなど、さまざまな特徴があって、どのサービスがいいのか、色々目移りしてしまいますよね。
使用シーンによって還元率が高いクレカは変わってくるので、私もクレカは5枚持っています。決済サービスとなると、これにSuicaなどの交通系IC、Apple Payに入っているQuicpay(クイックペイ)、QRコード決済などが加わるので、10種類を優に超えます。
最近は少なくなりましたが、昨年くらいまではよくQRコード決済などでキャンペーンが行われていたため、お店によって決済方法を使い分けてました。
業界標準を超える還元率はやがて改悪される
もっとも、業界標準を超える還元率はやがて改悪される運命にありまして…2022年に入って、私が使っている決済サービスでもひっそり改悪の動きがありました。
- 「d払い」について、dカード以外のクレカでの支払いによるポイント還元がなくなる(クレカのポイント還元のみ残る)
- セゾンパールのQuicpay還元率が3.0%→2.0%に変更
セゾンパールはアメックスブランドでクレディセゾン社が提供しているクレジットカードです。
Quicpay決済の場合、還元率3.0%というのもさることながら、最大8,000円分のポイントが手に入るお得なキャンペーンに釣られる形で昨年にカードを作りました。
もともと、クレジットカードの基本還元率は0.5%、多くても1.0%が主流です。Quicpay決済限定とはいえ、還元率3.0%という数値は破格でしたので、改悪にも驚きはありません。
もっとも、還元率2.0%になってもカードを使用し続けるかどうかは悩んでます。
Quicpayが使えるお店はだいたいSuicaも使えます。Suicaはオートチャージで還元率1.5%ですし、付与されるJREポイントはSuicaへの変換が容易で、使い勝手がいいです。
他方、セゾンパールでの支払いで貯まる永久不滅ポイントは、Amazonギフト券に換算するのが還元率を考えるとベストなのですが、最低200ポイント(Quicpay決済3.3万円分)は貯める必要がありますので、手間がかかります。
しかも、月間利用額の1,000円単位でポイントを付与するので端数は切り捨てられてしまいます。還元率3.0%ならまだしも、還元率2.0%になると「うーん」っていう感じですね💧
いずれは決済サービスもシンプルにしていきたい
![Simple Image1](https://yutan-investment.com/wp-content/uploads/2022/05/SImple-Image1.jpg)
上記の話のように、最初はユーザー獲得・利用促進のために、業界標準を大幅に上回るサービスが提供されることが多いのですが、いつまでも持続可能なサービスではないので、いずれは改悪される運命にあります。
ここでは詳しくは触れませんが、楽天証券のカード積立のポイント還元率改悪もその一例ですね💧
その都度、お得となる金融サービスを選択していくことで、「お金」という資源を無駄遣いしなくて済みます。
しかし、そのために、キャンペーン情報を収集したり、アカウントやクレカを新たに発行したりする行為には「時間」という資源を消費します。「お金」と「時間」のバランスを考慮して、その金融サービスを活用するかどうかを決めることが大切なのかなと感じます。
証券口座とFX口座の整理を進めた私ですが、クレカや銀行口座はまだシンプル化ができているとは言い難い状況です。もちろん複数の口座を持つことによるメリットも大きいので、いたずらに口座を閉鎖しようと考えているわけではありませんが、タイミングを見計らって少しずつシンプルにしていきたいと考えています✨