ゆーたんです。
9月末時点での投資状況・ポートフォリオをご報告できればと思います(一部は10/4時点でのデータとなっています。大変恐縮です)。
10/4時点のアセットアロケーション(資産配分)
地域別に見ると?
アメリカが82.9%、イギリス8.7%、カナダ6.1%、インド1.4%となっています。
凡例がないのは、アイルランド株(1.0%)てます。医療機器大手のメドトロニックはもともと米国企業でS&P 500の構成銘柄にもなっていますが、法的にはアイルランドに本社があり、源泉徴収もアイルランド基準(25%)となっているため、今回からアイルランド株扱いで計上しています。
世界の株式市場に丸ごと投資するETFであるVTの米国株比率が2022年8月末現在で60.5%なので、米国株偏重のポートフォリオになっています。
欧州(フランス・スイス・ドイツetc)は税制面でのハードルが高く、日本や中国は将来的に人口減少が進んでいくことが避けられない情勢なので、積極的には投資対象とはしていません。
もっとも、イギリスやカナダ、アメリカもいつまで人口増加が続くのか、不安ではあります。
最新の国連の人口予測では、イギリスは2055年、カナダやアメリカは2100年まで人口増加が続くと予測されています。私自身はこの数字は楽観的すぎると考えていますが、それでもアメリカやカナダが他の先進国に先駆けて、人口減少が加速することは考えにくいので、引き続きアメリカ🇺🇸を主軸、次いでカナダ🇨🇦を意識して投資を続けていきたいです。
イギリスは2056年以降緩やかに人口減少していく予想になっています(以前は2100年まで人口が増加する予測でしたが、変わりましたね)。ただ、私が保有する株は石油メジャーなどの「超」グローバル企業が多く、イギリスからの収益は限られているのでそこまで心配はしていません。
米ドル建て分のポートフォリオ(YUHID)
現金を除いた、米ドル建て分のポートフォリオ、YUHID(Yutan High & Increased Dividend Index)について詳しく見ていきます。
資産状況(米ドル)
2022年6月を底に株式市場はいったん反発し、8月中旬にはドル建てで過去最高の資産額を記録しましたが、そこから1か月あまりで大きく下げています。
8月26日にはFRBのパウエル議長がジャクソンホール会議でインフレを抑制するため、利上げを継続する意思を明確にし、市場の利下げ期待・楽観論を打ち砕いたことも大きいですね。
米ドル建ての資産額は年初来で-5.6%とマイナスに転落しています(10月3・4日の反発で足元ではほぼトントンとなる水準まで戻してはいます)。円建ての資産額では依然として10%以上のプラスですが、あまり喜べないですね。
現在の構成銘柄は?
高配当株ETFのSPYDが37.3%を占めています。
6月頃までは比較的強いパフォーマンスでしたが、①7月末のリバランスで生活必需品やヘルスケアといったディフェンシブ株の割合が減ったこと、②高品質とは言い難い株(あくまでS&P 500の中での話ですが)が多く含まれ、景気後退懸念から低品質の株が売られていること、以上の事情もあって値動きは冴えないですね。
個別株は55の銘柄に投資しています(詳細な保有銘柄はMy Portfolioページをご覧ください)。6月時点と比較すると、アナログ半導体大手のTXN(テキサス・インスツルメンツ)が新規に仲間入りしています。
年初来でみてもマイナスの株がだいぶ増えてきました。10月4日時点で、年初来でプラスを維持しているのは、製薬(MRK・BMY・ABBV・AMGN)、防衛(LMT・GD)、エネルギー(SHEL・BP・ENB)といったところです。その他、穀物メジャーのADM、医療品卸のCAH、ディーゼルエンジンのCMIがプラスで推移しています。
セクター別に見ると?(10/4時点)
2022年6月末時点と比較すると、金融が3ポイント、一般消費財が2.3ポイントほど増えています。
他方、エネルギーは2.1ポイント、生活必需品は2.1ポイント、公益は1.9ポイント、ヘルスケアは1.8ポイント減少しています。ポートフォリオの4割弱を占めるSPYDの影響が色濃く反映されています。
YUHIDのパフォーマンス
2022年9月末時点のトータルリターン(配当込み)は年初来で-11.1%です。S&P 500が-23.9%、World(All Country World Index、いわゆるオルカン)が-25.3%であることを考えると健闘していますが、6月頃までの貯金のおかげであり、ここ3か月は結構下げています。
私が統計を取り始めた2019年7月末以降のトータルリターンでは、何とかオルカンのパフォーマンスを上回っている状態です。
配当金だけではなく、トータルリターンは指標として重視していて、リターンの向上を目指して銘柄選定を行ってはいますが、積極的に保有銘柄を入れ替えたり、売買したりする戦略はとっていません。
あくまで投資は生活を豊かにするための手段と考えているので、そこまで神経質になることなく、相場と向き合っていければと考えています。
あとがき
(Featured image by:Shutterstock)
しばらくは上値の重い値動きが続きそうですが、「いつ反転するのか」「あとどのくらい下げるのか」はなかなか判断が難しいです。
株式を売って現金比率を高めておく選択肢もありますが、私の場合は「安値で買い戻そう」という邪念が働いて、株式市場の値動きが気で気で仕方がなくなってしまうと思います。
それならいっそのこそ、株式にフルインベストメントしたほうがよっぽど心穏やかに過ごせるかもしれません笑…慣れって本当に怖いですね💧
結局のところ、いつも通り平常運転ですね✨