2022年11月の買付・配当金状況〜ボーナスの買付状況も含んだ特別号♪〜

ゆーたんです♪
ちょっと遅くなってしまいましたが、2022年11月の買付・配当金状況をまとめました。時期が時期なだけに、ボーナスでの買付状況もまとめています。

目次

2022年11月の買付状況

November_image1
(Featured image by:Shutterstock)

202211-Bonus Buy Stock
※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。

11〜12月頭は3銘柄を買い増しています。原資は配当金で、いずれも10月の記事で取り上げた銘柄です。

ボーナスでは7銘柄を買い増しました。

保険会社マニュライフ(MFC)や、エネルギー企業のエンブリッジ(ENB)など、配当利回りが5%を超える高配当株も少し買い増していますが、その他は配当利回り2.5〜3.5%程度の株が中心になっています。

情報技術セクターでは半導体のクアルコム(QCOM)テキサス・インスツルメンツ(TXN)を買い増しています。2023年の半導体市場はマイナス成長が見込まれていますが、今後、さらなる情報化の進展に伴い、長期的に成長を続けていくだろうという見通しは変えていません。

半導体産業は数年周期で生産額や価格が変動する「シリコンサイクル」に直面していて、業績も大きく変動することから、比較的ボラティリティ高めの株が多いです。

TXNはそこまででもない(これはTXNの事業内容であるアナログ半導体が常に一定程度の需要が見込めることが大きいと思われます)ですが、QCOMはスマートフォン需要に業績が大きく左右されます。スマートフォン需要の鈍化を受け、QCOMの2023年度のEPS成長はマイナスの見込み、年初来では30%を超える下げとなっています

ただ、自動車産業などさらなる成長の機会はありますし、スマートフォンはもはや現代の生活必需品となっています。下押ししたタイミングでは、ひるまず拾っていけたらと考えています。

ヘルスケアセクターは医療機器大手のメドトロニック(MDT)を買い増しました。10月の買い増しで一旦打ち止め予定でしたが、株価が80ドルを割り込んできたので、再度買い増しました。

昨年12月に糖尿病の医療機器の品質管理のまずさに関連して、FDA(食品医薬品局)が警告書を出したあたりから下落基調です。サプライチェーンの混乱だったり、ドル高の逆風があったりで決算も冴えず、なかなか反転の兆しが見えてきません。もっともMDTに限らず、アボット(ABT)など、医療機器関連は結構下げてますが💧

しかし、個人的には世界中で高齢化が進展していくなか、ヘルスケアセクターの見通しは明るいと考えているので、全く心配はしていません。製薬セクターが軒並み高値で買いにくいので、さらに下げるようなら(75ドル割り込むようなら)追加で買い増します✨



生活必需品セクターではペプシコ(PEP)を買い増しています

私はバリュー・高配当株志向なので、安値で低迷している株を購入することが多いのですが、ペプシコの株価は年初来プラスで最高値圏にあります。それでも購入した理由は、事業内容が安定しており、良好な成長見通しを魅力的に感じているからです

2020年の新型コロナウイルスの流行、2022年の高インフレなど、世界経済を取り巻く環境が大きく変化するなかでも、ペプシコは着実に利益を上げてきました。

2022年第3四半期も好調な決算で、通年のガイダンスを引き上げています。今後数年は、一桁台後半のEPS成長が見込まれ、成長見通しも良好です。

生活必需品セクターは、その名の通り、人々が生活していくうえで欠かせないモノを扱っているので、業績は安定していて、連続増配記録を持つ銘柄が多いです。業績が安定しているがゆえ、ボラティリティも低く、長期保有にはもってこいなのですが…

その分バリュエーションは割高感があり、PERが25倍を超える銘柄も珍しくなく、たばこ株を除けば、配当利回りも3%台を超える銘柄は少ないです。それなのに、成長見通しは一桁台前半〜中盤と弱かったりします。だけれど、ペプシコは一桁台後半の成長見通しを持ち、配当利回りも2.5%程度とギリギリ許容範囲です。もっと買い増したいと思える株の一つです。

資本財セクターでは、輸送サービス大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)を買い増しています

ライバル企業のFDX(フェデックス、FedEx)が期待外れの決算を発表したことで、UPSの株価も連れ安となっていましたが、第3四半期の決算は悪くありませんでした。配当利回りも3%台中盤と魅力的です。ポジ構築はひと段落したので、一旦様子見ですが、160ドル程度まで下落してくるのであれば、再度の買いも検討したいですね。



11月の配当金収入♪

202211 YUHID Dividend

2022年11月は16銘柄から配当金を受け取っています。税引後の合計値は以下のようになりました。

税引後($):$537.45(+17.7%
税引後(¥):¥76,160(+47.1%

ドル建てベースでは、前年同月比で17.7%増加しています。円建てベースでは47.1%の増加です。

日本株に投資して円建ての配当金を47%増やすのは、大変なことです。冷静に考えてみるとすごいことですよね(その分日本円の価値が落ちていることの証でもありますが💧

2023年NISAの投資方針♪

December_image1
(Featured image by:Shutterstock)

12月は高配当株ETFのSPYDからの配当金があること、全国旅行支援やふるさと納税関連の支出も落ち着きつつあるので、久々に投資に回せる金額が増えそうです。ただ、2023年のNISAが始まるので、NISA口座への投資がメインとなるでしょうか。

2023年のNISA口座で投資をしたいと考えている銘柄は以下の通りです。

  • VZ(ベライゾン)
  • BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
  • MMM(スリーエム)もしくはJNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン))

ボーナスは配当利回りが控えめな銘柄の購入が多かった(それでも配当利回りは2.5〜3.5%なので、S&P 500と比較したら高配当株と呼んで差し支えないと思います)ですが、年末は多くを高配当株(配当利回り6%〜)に割り当てようと思います。

VZは当初12月のボーナスでの購入を考えていましたが、含み損がそれなりの金額になっているので、特定口座で損出ししたのち、NISA口座に振り替えて保有する方向で考えています。その際に少し買い増しも行う予定です。

衛星インターネットSpace Xの存在や、競合他社の攻勢によるシェア喪失、金利上昇による利払い費負担の増加懸念など不安材料には事欠きません。そして、2024年までEPS成長はわずかにマイナスが見込まれています。とはいえ、予想EPSは7倍台であり、リスクを背負ってでも投資する価値があると考えています。

BTIは久々の登場ですね。米国株の源泉徴収税(10%)はNISA口座であっても取られますし、外国税額控除で取り戻すこともできません。そのため、NISA口座に投資する際は、源泉徴収税がかからない英国株で、米国市場に上場しているADR(米国預託証券)が有力候補になります。

ただ、UL(ユニリーバ)は一時期からだいぶ値を戻していますし、エネルギー大手のSHEL(シェル)、BPはもう十分ポジションを構築しています。そうなると消去法でBTIかなあと…

たばこ産業は斜陽産業ですが、プレーヤーは限られていますし、参入障壁も高いです。BTIがダメになるときは、たばこ産業全体がダメになるときですが、私が生きている間はおそらく大丈夫でしょう。NISA口座の枠次第にはなりますが、少し厚めに買う予定です。

MMMやJNJはスピンオフを控えています。楽天証券であれば、NISA口座で保有していれば、スピンオフ元の株はNISA口座に残ります(今年ですとAT&Tがそうでした)。特にMMMは含み損を抱えているので、特定口座で損出し→NISA口座に振り替えて保有する方向で検討しています

多分NISA口座への投資で手一杯になってしまうと思うのですが、余裕があった場合は、低ボラティリティの生活必需品セクターの割合を増やしたいと考えています

PEP(ペプシコ)はもちろん、PG(P&G)や穀物メジャーのADM、さらには飲食料大手のNESN(ネスレ)まで検討しています。

いずれの銘柄も割安とはいえませんが、ペプシコとネスレは、大きな業績悪化がない限りは、あまり安く買える機会も来なさそうですし、一時期と比較してS&P 500の株価も戻していて、情報技術や一般消費財の個別株も底値から結構値上がりしているので、悪くない選択かなと考えています✨

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

November_image1

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次