ゆーたんです♪
2022年12月の買付・配当金状況をまとめました✨
2022年12月の買付状況
(Featured image by:Shutterstock)
※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。
今月は6銘柄を買い増しています。
半導体のクアルコム(QCOM)はボーナスでも購入しましたが、さらに10%ほど下落したため、立て続けに購入しました。含み損を抱えていたので、特定口座で売却→NISA口座で購入する際に追加で買い増しています。
前回の記事では、スリーエム(MMM)を特定口座で売却し、NISA口座で振替する方向で検討していましたが、思いの外、クアルコムが下げたので、方針を転換しました。
スマートフォン需要の低迷でクアルコムの株価も低迷していますが、スマートフォンは現代の生活必需品になっていますし、半導体の未来は明るいと考えていて、5年スパンでは利益をもたらしてくれるものと信じています。
その他は高配当銘柄が中心です。
11月に買い増したカナダの大手銀行BNS(バンク・オブ・ノバスコシア)のほか、再エネ事業を手がけるBEPC(ブルックフィールド・リニューアブル)、通信サービス大手のVZ(ベライゾン)、T(AT&T)を購入しています。
新規でVFCを購入
VFC(VFコーポレーション)を新規購入しました。靴のVANSや、アウトドアブランドのTHE NORTH FACEで知られています。
中国のロックダウンに伴うサプライチェーンの混乱、主力ブランドVANSの売上低迷、さらには信用格付けの格下げもありました。決算のたびに業績を相次いで下方修正していて、CEOも退任するなど、なかなかしんどい状況です。連続増配50年の実績を持ちますが、年初来で60%を超える下げ、配当利回りは7%台後半となっています💧
コロナショックに見舞われた2021年のEPSは$1.24で配当金を利益で全くカバーできてませんでした。2023年のEPS見通しは$2.08、配当は$2.04なので、ギリギリカバーされていますが、何度も見通しが引き下げられてきたことを鑑みると、油断は禁物です。
とはいえ、この株価水準は、さすがに魅力的です。配当利回り4〜5%の頃からウォッチはしていましたが、コロナウイルスの流行で業績が大きく低迷したことも気がかりで、なかなか手を出せずにいました。
24年以降は年率10%を超えるEPS成長が見込まれており、業績が回復すれば、株価も大きく上昇することが見込まれます。「減配、最悪無配になるかもしれない」リスクは承知のうえで、少しずつ買い増していくつもりです。
2022年12月の配当金収入♪

2022年12月は23銘柄と高配当ETFのSPYDから配当金を受け取っています。税引後の合計値は以下のようになりました。
税引後($):$1,854.61(+170.2%)
税引後(¥):¥245,309(+174.1%)
昨年はSPYDの配当金が1株あたり$0.128と少なかったのですが、今年は$0.507と4倍となりました。その影響もあって、大幅に増加しています。
2022年の配当金は?
2022年の配当金は151万円(日本株のソフトバンクの配当8,600円を含みます)でした。21年の配当金は98万円でしたから、+54%もの伸びになります。
円安もありましたし、SPYDの配当金が想定よりも上振れしたこともありますが、①1年間コツコツと個別株を購入してきたこと、②多くの個別株が前年比増配となったこと、の成果だと考えています。
2019年にこのブログを立ち上げたときの配当金は年間50万円程度で、「30代までに150万円の配当金収入」を作ることを目標としていました。円安もあったとはいえ、はや3年で目標を達成できたこと、大変驚いています。
上手くいけば「30代のうちに300万円の配当金収入」を目指せるかもしれません。もちろん将来的にセミリタイアは意識していますが、幸いにして仕事の負荷も以前より軽くなっている(残業代も期待できませんが苦笑)ので、もう少し資産を積み上げていきたいと考えています。
2023年1月の投資方針♪
(Featured image by:Shutterstock)
既に2023年のNISA口座はQCOM、VZ、Tに投資する形でほぼ投資し終えました。
ちなみに18年のNISA口座では高配当株ETFのVYMや生活必需品セクターのVDCに投資していたのですが、2019〜20年に売却してしまい(握力なさすぎですね笑)、結局JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)だけが残りました。JNJは利益も出ていますし、ロールオーバーせずに特定口座に払い出す形としています。
1月はそこまで投資に回せないと思いますが、以下の銘柄に投資できたらと考えています。
- VFC(VFコーポレーション)
- BEPC(ブルックフィールド・リニューアブル)
- AVGO(ブロードコム)
- ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)
VFCは30ドル以下で推移する限り、買い増していきたいです。BEPCは既にポジがある程度積み上がっているので、下値を探るようならコツコツ買い増します。
残りの2銘柄は決して割安とはいえませんが、積極的に投資したい株としてリストアップしています。
半導体セクターは投資対象として有望と考えていて、2022年はTXN、QCOMに積極的に投資してきました。
AVGOは買収戦略で業績を伸ばしてきており、株主還元も手厚いです。既にある程度ポジを保有していますが、もう少し上積みしたいと考えています。
なお、半導体銘柄ではINTC(インテル)もかなり値を下げていますが、業績が大幅に悪化しており、投資には躊躇しています。SPYDの構成銘柄にもなっているため、今のところは様子見の姿勢です。またTSM(TSMC)も割安だと考えていますが、地政学リスクかやはり気になります。
そして、生活必需品セクターは2022年にUL(ユニリーバ)やPEP(ペプシコ)に投資してきましたが、23年にもう少し割合を増やしたいと考えているセクターです(個別株では16%が生活必需品なのですが、そのうち6%がたばこ株なので、もっと多様化したいんですよね💧)
セクター全体として、ボラティリティも低めで、業績も安定、連続増配何十年の実績を誇る企業も多いです。その分、PERは高めで配当利回りはそこまででもなく、さらに成長もゆっくりという特徴があります。
S&P 500のインデックスを大幅に上回ることを期待すべきではありませんが、弱気相場では底堅い動きをすることが多く、ポートフォリオの変動をマイルドにする効果が期待できます。
生活必需品セクターの一番手は、穀物メジャーのADMです。22年はだいぶ値を上げましたが、PERは12倍台でそれほど割高感はありません。
配当利回りも1.7%と微妙ですし、利益率の高いビジネスではありませんが、穀物は人々の生活に欠かせないですし、気候変動リスクや地政学リスクを鑑みると、農業関連銘柄が果たす役割はますます大きくなっていくのではとぼんやり考えています。多少無理してでもポジションを増やしたい銘柄です。
その他、農業関連銘柄としては、でん粉や甘味料メーカーのINGR(イングレディオン)にも注目しています。もちろん、業績安定の配当王である飲料大手のPEP(ペプシコ)も値を下げるようなら狙いたいですね✨
情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。