ゆーたんです♪
2023年1月の買付・配当金状況をまとめました✨
2023年1月の買付状況
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※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。
今月は2銘柄の購入です。買付銘柄は先月の投資方針で書いた通りですね。
キャッシュフローの関係から給料日での投資はできていません(´・ω・`)
アパレル大手のVFCについて、靴ブランドのVANSは厳しいですが、アウトドアブランドのTHE NORTH FACEは好調です。この時期は、街中でもTHE NORTH FACEのジャケットやコートを着ている人々を多く見かけていて、ブランド力の高さを実感しています。何とか成長軌道に戻してくれると良いのですが…
2023年1月の配当金収入♪

2023年1月は18銘柄から配当金を受け取っています。税引後の合計値は以下のようになりました。
追加投資もしていますが、保有株の増配も配当金の増加に寄与しています。月10万円弱の配当金は大きいですね。これからもコツコツと配当金を増やしていきたいです✨
2023年2月の投資方針♪
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2月も何かと支出が多く、なかなか投資には回せないかもしれませんが…現時点では以下の株の購入を検討しています。
- AVGO(ブロードコム)
- CVS(CVSヘルス)
- ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)
- VFC(VFコーポレーション)
2023年に入り、22年に値を下げていた情報技術セクターが反発する一方、22年は堅調だったヘルスケアと生活必需品セクターが不調となっています。
ヘルスケア、生活必需品セクターはディフェンシブ(景気にあまり業績が左右されない)なセクターとして知られます。また景気にあまり業績が左右されないので、EPSも安定しやすく、ボラティリティ(変動幅)の小さい株が多いです。
私自身も、S&P 500よりもディフェンシブでボラティリティ(変動幅)の小さい運用を心がけたいこともあって、この2セクターは積極的に買い増し対象としています。
ヘルスケアで第一候補に考えているのはCVSです。ドラッグストアチェーン大手ですが、買収した医療保険大手のAtenaを子会社として保有しています。ドラッグストアチェーンですと、ダウ構成銘柄であるWBA(ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)もありますが、個人的には、統合ヘルスケア企業であるCVSに魅力を感じています。
配当利回りは2.8%程度ですが、PERは10倍程度と割安で、直近2年は10%の増配を達成しています。既にそれなりの株数を保有していますが、もう少し買い増してもよいと思える株です。
生活必需品セクターで第一候補に考えているのはADMです。先日12.5%の増配を発表し、配当利回りは2%を超えてきました。1〜2年前と比較すると、株価は値上がりしていますが、PERは10倍程度と高くありません。
ロシアによるウクライナ侵攻や穀物価格の上昇もあり、2022年は大幅な成長を遂げましたが、一転2023〜24年はマイナス成長が見込まれています。
ただEPS見通しは良好な決算を経て少しずつ上方修正されているので、このEPS水準が維持できるようであれば、株価ももう1段階跳ねることが期待できます。配当利回りは低いものの、多少無理してでもポジションを増やしたい銘柄です。
業績安定の配当王である飲料大手のPEP(ペプシコ)もやや割高な水準ではありますが、ここに来て少し値を下げています。既にそれなりの株数を保有しているため、優先度はADMよりも低いですが、もっと買い増したい株の一つです。
ほんの少しポートフォリオを整理するかもです
私自身は、一度購入した銘柄は基本的には売らない、バイ&ホールドの投資スタイルを取っています。
2020年2月にXOMを売却しています(今でも後悔しています💧)が、それ以降売却したのは、スピンオフされた銘柄や、買収された銘柄、無配転落した銘柄など、片手で数えるくらいです。
もちろん、一度購入した株は絶対に売らないというわけではありません。無配や減配とまではいかなくても、パフォーマンスが悪く、成長があまり望めない銘柄は売ることも検討しています。
最近のパフォーマンスの悪さでいえば、MMM(3M、スリーエム)が酷いですね。
ドル高、使い捨てマスクの需要の急減、ロシアからの撤退もあり、EPS成長見通しも弱まっているほか、耳栓訴訟問題を抱えています。EPSはここ5年でマイナス成長となっていて、株価は2013年ころの水準にまで逆戻りしています。
2023年の予想PERは下方修正後も13倍台と割安感はあり、配当利回りは5%を超えています。個人的にはまだ復活の可能性を捨てていないので、ここで切るのは勿体無いなと。耳栓訴訟で企業の存続が揺るがすほどの判決が出るなどして、無配転落した場合は別ですが、現時点ではホールドの予定です。
ただ、売却を視野に入れている銘柄もあります。
アリゾナ州の電力会社であるPNW(ピナクル・ウエスト・キャピタル)です。
配当利回りは4.7%と高配当で11年連続の増配実績がありますが、マイナーな銘柄なので知らない人も多いと思います。
公益企業は事業の性質上、EPS成長は緩やかですが、PNWが事業を展開するアリゾナ州は人口が増加傾向で需要も根強く、一桁台中盤のEPS成長が見込まれ、配当利回りも4%台中盤であったことから、2021年9月に投資しました。
もっとも、公益企業ゆえ、規制当局の動向とは無関係でいられません。運悪く、PNWの購入直後に、電気料金決定の基準となるレートケースが引き下げられたことで、PNWの利益が削られる形となり、一晩で株価が10%近く下落してしまいました💧
しかし、それは企業経営のまずさによるものではないので、今日まで持ち続けてきました。幸いにして、企業経営自体はとても上手くいっていて、決算は毎回予想を上回り、株価もだいぶ戻してきました。配当も安全ですし、長期保有に値する銘柄であるとは思います。
他方、アリゾナ州の規制当局が企業に対して厳しい姿勢をとっているため、投資家が得られるリターンは限定的なものになると思われます。アリゾナ州の電気料金は全国平均を下回っています。2023年12月以降は値上げが行われる予定ですが、2018年以降現在に至るまで電気料金は横ばいで推移していました。消費者にとってはありがたいことですが、投資家にとってはありがたくない話です。
また PNWはSPYDの構成銘柄でもあり、PNWがS&P 500から外れない限りは当分構成銘柄でい続けると思われます。これらの事情からいずれかのタイミングで売却する方向で検討しています。
2021年9月の購入から現時点でPNWは配当込みで7%程度のプラスです。S&P 500は5%程度のマイナスであったので、結果的には上手くいっているので、ホッとしています。
公益セクターは高配当銘柄が多く、SPYDでもだいたい10〜20%程度が組み入れられます。割高なときは少なめに、割安なときは多めに組み入れてくれるので、公益セクターについては、もともと個別株をあまり保有していませんでした(NGGは英国、BEPCはカナダなのでSPYDの構成銘柄には含まれません)。公益セクターはなるべくSPYDでカバーしていければなと✨
情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。