ゆーたんです♪
2023年2月の買付・配当金状況のご報告です✨

2023年2月の買付状況♪

少しポートフォリオを動かしていて、4銘柄を売却、6銘柄を購入しています。
売却した銘柄
アパレル大手VFCについては、41%の減配を発表したことを受けて、株式を売却しています。この件は下記の記事をご参照ください。

アリゾナ州の電力会社PNW(ピナクル・ウエスト・キャピタル)については、1月の記事で売却する可能性を示唆していました。4.5%前後の配当利回りは魅力ですが、規制当局が厳しく成長の見通しが限られていること、およびSPYDの構成銘柄であることを鑑みて、売却することとしました。
保険会社のPRU(プルデンシャル・ファイナンシャル)と、RV車製造メーカーのLCII(LCIインダストリーズ)は、当初売却を考えていませんでしたが、SPYDとの兼ね合いで一旦売却することにしました。
SPYDは常に配当利回りが上位の銘柄を組み入れています。そのため、ヘルスケアや生活必需品セクターなどのディフェンシブ系が強い時は、景気敏感な金融セクターや一般消費財セクターは結構な割合で組み入れられます。
そしてこれらのセクターは、ボラティリティが大きくなりがちです。こういうセクターに投資する場合は、個別株で長期保有するよりも、「安値(≒配当利回りが高くなったら)で買い、高値(≒配当利回りが低くなったら)で売る」SPYDに任せたいと考えるようになりました。
PRUの5年平均のベータ値(市場平均の値動きに対してどの程度反応するか)は1.41でS&P 500よりもボラティリティが大きくなっています。PRUはコロナショック時の60〜70ドル台で購入していれば保有し続けていたでしょうが、購入単価が100ドル超で、損益分岐点付近だったので、一旦手放すこととしました。ただ優良株であることに違いはないので、90ドルを割ってくることがあれば買い戻すかもしれません。
LCIIの5年平均のベータ値は1.47でPRU以上の感応度です。昨年末ごろは90ドル台で推移していましたが、2023年は株価が急回復し、年初来で20%を超える上げとなっています。
しかしながら、第4四半期の決算が赤字で予想よりも悪かったことを材料視しました。業績の変動幅が大きいことは理解していましたが、その幅は想像以上で、長期投資するには厳しいとの判断です。同じ一般消費財セクターのVFCが減配を発表したこともLCIIへの投資を後ろ向きにさせました。
最終的なリターンは、PNWが+8.7%、PRUは+3.4%、LCIIは+1.3%(配当を再投資せずに加算)となっています。数値はそこまででもないですが、これらのポジションに投資をし始めたのが、2021年ということもあり、同時期にS&P 500に投資するよりもアウトパフォームして終えられています。これを繰り返せば、やがてS&P 500を上回れたりするんでしょうか苦笑
購入した銘柄
AVGO(ブロードコム)、CVS(CVSヘルス)、ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)は2023年2月の投資方針で挙げた通りですね。
この3銘柄には個人的にはかなり強気です。
AVGOはほぼ公正に評価されていますが、成長見通しは強く、増配率も年10%以上となっています。CVSは深く過小評価されていると信じています。増配率も直近2回は10%と高めです。ADMはコロナ前と比較すると株価が大幅に値上がりしており判断は難しいですが、2025年までマイナス成長が見込まれるもとに価格設定されている印象で、このアナリスト予想を崩せれば、株価も大きく跳ねると考えます。
カナダの大手銀行TD(トロント・ドミニオン銀行)はPRUの代替として購入、再エネ事業を手がけるBEPC(ブルックフィールド・リニューアブル)は高配当枠で少しずつ打診買いしています。
バイオ医薬品会社のAMGN(アムジェン)は2021年以来の買い増しです。製薬銘柄は、JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)やPFE(ファイザー)など、結構値を下げていますが、配当利回りの高さと配当成長率を考慮してAMGNに追加投資することにしました。
Horizon Therapeuticsの買収で負債の増加が懸念され、信用格付けはBBB+に下落、株価もやや軟調ですが、買収によりポートフォリオを強化しようとする姿勢は評価したいです。
2023年2月の配当金

2023年2月は13銘柄から配当金を受け取っています。
配当金は前年比ではわずか+0.4%の伸びにとどまりました。BDC銘柄のORCCの配当金支払いが2022年は2月だったのに対し、23年は1月となったこと、そして通信大手のAT&Tが22年2月を最後に減配したことが尾を引いています。
もっとも1・2月合計ではドル建てで前年比+21.6%となっています。追加投資を含めて2桁成長を目指していきたいです✨
2023年3月の投資方針♪
2023年に入り、ヘルスケアや生活必需品セクターなどのディフェンシブ系が軟調ですので、引き続きディフェンシブ銘柄の買い付けを検討しています。具体的には以下の銘柄への投資を検討しています。
- AMGN(アムジェン)
- PEP(ペプシコ)
- CVS(CVSヘルス)
- BEPC(ブルックフィールド・リニューアブル)
- BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
AVGO、ADMは2月に結構投資したので、一旦は満足しています。
AMGNは優先度高め、240ドル以下では買い増したいです。CVSはAVGOやADMと同様、2月に結構投資していますが、2銘柄と違って、株価が52週安値付近に沈んでいます。配当利回りが3%となる$80付近まで下押しするなら買うかもです。
PEPは依然としてやや割高感は否めませんが、2023年期は10%増配を発表するなど、株主還元意欲の高さに惹かれています。現状ポートフォリオ(YUHID)で7番目に大きいポジションですが、もっとポジサイズ増やしていきたいですね。
配当利回り4.5%以上の高配当枠では、BEPC、BTI、ENBあたりを検討しています。BEPCが無難ですが、どこが底なのか投資判断は難しいですね。BTIは来年のNISA枠で投資しようと考えており、投資対象から外してきましたが、バリュエーションは魅力的であり、買い増しも悪くないかもしれません。