2023年3月末の資産状況・パフォーマンス〜高配当株・バリュー株は不調だけど焦らない〜

ゆーたんです♪

2023年3月末時点での投資状況・ポートフォリオのご報告です。

目次

2023年3月末時点のアセットアロケーション(資産配分)

現金比率≦0.1%、株式比率≧99.9%のフルインベストメントに変化はありません。

地域別にみると、アメリカが82.3%、イギリス8.6%、カナダ6.5%、インド1.2%、アイルランド(メドトロニック)1.2%となっています。

米ドル建て分のポートフォリオ(YUHID)

私のポートフォリオ、通称YUHID(Yutan High & Increased Dividend Index)の状況です。

資産状況(米ドル)

1月に念願の資産40万ドル台に到達しましたが、あっけなく陥落しています。

3月中旬には37万ドルを割り込みそうになりましたが、急反発し、39万ドル台まで戻しました。

米ドル建ての資産額は年初来で0.5%の増加となっています。ドル円は年初来の水準とほぼ変わらず、円建ての資産額は1.1%の増加です。

現在の構成銘柄は?

高配当株ETFのSPYDが34.0%を占めています。

SVB破綻で3月はややきつい下げとなりましたが、最終週は反発したので、買い増しチャンスは遠のきました。個人的にはもう少し個別株投資にウェイトをおきたい思いもありますが、「〇〇ショック」のように大きく値を下げることがあれば、追加投資をしていきたいですね。

個別株は52の銘柄に投資しています。

2023年3月までのパフォーマンス(純粋な株価変動、配当金含まず)で、TOP3、WORST3は以下のようになっています。

AAPL(アップル):+26.9%
BEPC(ブルックフィールド・リニューアブル):+26.9%
MSFT(マイクロソフト):+20.2%

PFE(ファイザー):-20.4%
CVS(CVSヘルス):-20.3%
ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド):-14.2%

アップルとマイクロソフトが勝ち組ですね。S&P 500やオルカンが好調なのも、この2銘柄の力によるところが大きいでしょう。

バリュエーションは厳しいですが、この2銘柄が壮大にずっこけることは考えにくく、S&P 500もオルカンも安泰ではないでしょうか。

私もこの2銘柄は有望と考えており、保有し続けていますが、PFに占める割合が2銘柄で3.9%とS&P 500よりはるかに小さく、アップルとマイクロソフトが上がれば上がるほど、パフォーマンスの乖離は大きくなります。何だか複雑ですね笑

他方、ヘルスケアがいまいちで、保有株ではMDT(メドトロニック)を除いてすべてマイナスです。もっとも、トレンドに「永遠」はありませんので、割安と考える銘柄をコツコツと仕込んでいくだけですね。



セクター別に見ると?

2022年12月末時点と比較すると、SPYDのリバランスがあったために、ヘルスケア・エネルギーが減った一方、不動産・一般消費財が増えています。情報技術セクターも増えていますが、これは年初来から情報技術のパフォーマンスが好調であることが大きいです。

YUHIDのパフォーマンス(2023年第1四半期)

(注)World=MSCIACWI。ポートフォリオの構成に沿って、構成銘柄からの配当を、配当落ち日の終値で再投資したと仮定。

2023年3月末時点のトータルリターン(配当込み、ドル建て)は年初来で+0.09%、円換算では+0.14%でした。3月の怒涛の6連騰で何とか帳尻を合わせた感じですね。

3月末までの市場平均、高配当ETFのトータルリターンは下記のようになっています。

  • S&P 500:+7.5%
  • オルカン:+7.4%
  • YUHID:+0.1%
  • VYM:-1.8%
  • SCHD:-2.3%
  • HDV:-2.5%
  • SPYD:-3.0%

オルカンやS&P 500には惨敗ですが、高配当ETFのリターンは上回りました。

昨年はTXN(テキサス・インスツルメンツ)やQCOM(クアルコム)など、情報技術セクターを結構買い増したせいか、他の高配当ETFより値動きはよいですが、満足のいくものではないですね。



YUHIDのトータルリターン(2019/8〜)

私が統計を取り始めた2019年7月末以降のトータルリターンは+29.2%(年率+7.4%)です。

同時期のオルカンは+33.3%(年率+8.2%)、S&P 500は+46.6%(年率+11.0%)となっています。

2023年は高配当株・バリュー株が不調でオルカンのトータルリターンは下回りましたが、焦ることはありません。トータルリターンは期間の切り取り方次第でいかようにも変わりますし、数か月の値動きでも大きく変わるからです。

引き続き個別株中心の運用をしていくことで、高い配当利回り(税引前4%〜)、高いトータルリターンの実現(年率10%〜)を目標にしていきます。

米国株投資は、売買手数料がかかる関係上、株式の銘柄入れ替えを積極的に行いにくいため、優良な銘柄を見極め、なるべく長期で運用する投資を志向しています。そして、長期的には株式クラスのなかで米国株が最も有望と考えているので、米国株中心の運用にも変わりはありません。

こうして投資ブログを書いている以上、セミリタイア・FIREしても多分投資を辞めることはないと思います。それこそ、何十年も投資とは向き合っていくことになるでしょう。

投資経験はまだまだ未熟ですが、日々試行錯誤は続けていきたいと考えています。

(Featured image by:Shutterstock)

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