ゆーたんです。
2023年5月の買付状況・配当金状況のご報告です。
2023年5月の買付状況
2023年5月は5銘柄を買い増しています。先月の記事の宣言通り、海外証券口座での投資を始めており、BDC銘柄であるARCCと個別株のREIT3銘柄に資金を割り当てています。
個別株のREITについて簡単に紹介しますね。
ARE(アレクサンドリア・リアル・エステート・エクイティーズ)は製薬やバイオテクノロジー企業の研究開発オフィスを主に手がけています。配当利回りは4.33%です。
ESS(エセックス・プロパティー・トラスト)はアメリカ西海岸でアパートなど住宅を手がけています。リーマンショックでも配当を削減しなかったという意味で希少なREITです。配当利回りは4.39%です。
SPG(サイモン・プロパティ・グループ)は、ショッピングモールを中心とする不動産を手がけてます。日本では、御殿場や佐野などにあるプレミアム・アウトレットが有名ですね(三菱地所との合弁事業)。配当利回りは7.23%と驚異の数字です。
ちなみに、私が使用している海外証券口座(Firstrade)は買付手数料自体は無料ですが、海外送金に5,000円近くの手数料がかかります。
Firstradeには送金手数料のキャッシュバック($25)があるのですが、$25,000以上の入金となっており、給与やボーナスではこれだけの規模の金額には到達しません。それゆえ当面は現状の規模で運用する予定です。
2023年5月の配当金
また5月も多少営業日を残していますが、例年2月・5月・8月・11月は下旬にほとんど配当金が入らないので、このタイミングで締めています。
2023年5月は14銘柄から配当金を得ることができました。前年比ではORCCの配当金が5月→4月になっていますが、配当金は2桁ペースで成長しています。
2023年6月の投資方針〜高配当バリュー株は絶不調〜
2023年は一部の大型ハイテク株の値動きにつられる形で、S&P 500も26日時点で年初来+10.3%と堅調そのものです。
他方、バリュー株・高配当株はひっそりと沈んでいます。VYMは年初来で-4.7%、HDVは-4.6%、SPYDにいたっては-9.3%です。まだ折り返し地点もすぎていないのに15%以上もパフォーマンスが開いています。
昨年はハイテク株が安いことは認識していて、半導体銘柄のTXN(テキサス・インスツルメンツ)やQCOM(クアルコム)を結構購入していたのですが、TXNは年初来+6.7%、QCOMにいたっては+0.4%と微妙です。
他方、AVGO(ブロードコム)は年初来+45.4%と私のPFのなかで最大の上昇幅です。もっとも将来を有望視していたのですが、ポジションサイズの観点から買い増しの優先度を落としていたんですよね。2月に売却した株で買い増しましたので、まだ救われてますが、出遅れた感は半端なく…まあ終わったことを悔やんでも仕方がないので。
6月はSPYDからの配当金も入りますし、7月には夏のボーナスも入ってきますので、多少はまとまって投資できます。苦しいですが、引き続き割安な株やセクターに注目して株式を買い続ける方針に変わりはありません。
現時点では以下の株への投資を検討しています。ちなみに<$〜とあるのは、何ドル以下なら株を買うかの私自身の目安です。私のポジションサイズや銘柄への強気・弱気などの度合いにも左右されます。
- TD(トロント・ドミニオン・バンク)<$55
- QCOM(クアルコム)<$115
- PFE(ファイザー)<$40
- BMY(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ)<$65
- AMGN(アムジェン)<$240
- CVS(CVSヘルス)<$70
- BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)<$37.5
- ENB(エンブリッジ)<$37.5
- CMCSA(コムキャスト)<$38.5
- VZ(ベライゾン)<$37.5
高配当バリュー株ばかりですね😆
AMGNを除けば、1株あたりの単価は安く、PFE・BTI・ENB・VZはいずれも1株30ドル台なので、下がるたびに少しずつ買い増していきます。
今はハイテク株優位ですが、さすがにバリュエーションは高値だと感じています。ここからハイテク株を買いあげることはしませんが、「勝者はなるべく保有し続けたい」と考えているので、利益確定はしません。
トレンドはやがて変わります。私にとってせめてもの救いなのは、高配当株ETFのVYM、HDV、SPYDのパフォーマンスをいずれも上回っていることです(SPYDが足を引っ張っているにもかかわらず!)。
銘柄選びを間違えなければ、リターンはきっとついてくる。保有株を信じてコツコツと投資していきます。