2023年7月の買付状況・配当金状況〜配当金は前年度比+50%超。憧れのネスレ株に新規投資🎵〜

ゆーたんです。

2023年7月の買付状況・配当金状況のご報告です。

目次

2023年7月の買付状況

(Featured image by:Shutterstock)
※単価は手数料・税金を含んだ額です

7月はディフェンシブ株(生活必需品・ヘルスケア)をメインに買い増しています。

生活必需品は先月の記事で書いた通り、飲食料大手のネスレ(Nestle)株(ティッカー:NESN)を約100万円分購入しています。

P&G(ティッカー:PG)やペプシコ(ティッカー:PEP)はPERが24〜5倍程度でちょっと割高かなと考えていますが、ネスレのPERは21倍程度、配当利回りも2.8%台となっています。少し前は配当利回りは2%台前半でしたので、その時と比較すると投資妙味があるのかなと。

ネット証券では購入できないので、対面証券会社で購入しているのですが、最低投資額が30万〜と大きく、数万円単位では購入できないのが痛いです(もちろん手数料も痛い!)。そのため、ボーナスなどまとまった金額が入ったときしか投資はできないと思いますが、もう少しポジションを増やしてもいいかなと考えています。

ヘルスケアはアムジェン(ティッカー:AMGN)とファイザー(ティッカー:PFE)の大手製薬2社を購入しました。いずれも肥満症治療薬を開発中の会社です。この分野で先行するノボ ノルディスクやイーライ・リリーはかなり買われています。一定程度のシェアを獲得し、売上と利益向上に寄与することを期待しています。

その他には、医療保険大手のユナイテッド・ヘルス(ティッカー:UNH)も購入しています。配当利回りは1%台中盤ですが、2桁の配当成長が期待できる銘柄です(良決算でだいぶ上がってしまいました…!)。

電気通信はベライゾン(ティッカー:VZ)を少々。鉛ケーブル問題が気がかりですが、割安には違いので、下押ししたタイミングで拾っていきたいですね。

あとは再生可能エネルギーを手がけるブルックフィールド・リニューアブル(ティッカー:BEPC)を、オルタナティブ資産の運用会社であるブルックフィールド・アセット・マネジメント(ティッカー:BAM)に交換しています。

BAMは2022年12月にブルックフィールド(ティッカー:BN)の資産管理事業をスピンオフする形で誕生しました。BEPCの親会社であり、再生可能エネルギーだけでなく、不動産やインフラ(輸送ターミナルやデータセンター etc)、非上場企業への投資を行っています。

BAMは変動配当にはなりますが、配当性向90%がターゲットとなっていることから、利益のほとんどを株主に還元してくれるだろうと期待しています。BEPCは6月にも買い増していましたが、改めて調べていくなかで、BAMのほうが、将来的には事業の成長でより高い配当を支払う可能性に期待できそうと考え、この度交換することにしました。



2023年7月の配当金

2023年7月は23銘柄から配当金を得ることができました。配当金は追加投資もありますが、前年度比+50%超です。

6月にSPYDを売却し、個別株に振り替えていますが、権利落ち日の関係で今回の配当金はその分が反映されていないものが多くなっています。個別株オンリーの投資スタイルにしたことで、毎月の配当金が$1,000を超えることを期待しています。

税引後($):$865.21(+52.5%
税引後(¥):¥122,595(+59.4%



2023年8月の投資方針

SPYD売却でありったけの個別株を購入したにもかかわらず、資金不足で株式を買えないのはモヤモヤしますね。

とはいえ、株式投資はあくまでも人生を豊かにするための手段なので。次の目標は「1億円」ですが、この目標はあと3〜5年はかかりそうでかなり遠いです。それに最近は「人間いつ死ぬかわからない」と思っているので…資産額を増やすことばかりに目をとらわれるのではなく、適度に貯蓄と消費のバランスをとっていけたらと考えています。

8月に購入する株ですが、金融や不動産などのシクリカル(景気循環)銘柄は、少し買いにくくなった印象です。例えば地銀株のUSバンコープ(ティッカー:USB)はまだ安いとは思いますが、6月末から株価は20%も上昇しています。

ハイテク銘柄は依然として高値ですし、密かに追加投資の機会を伺っていた、給与計算サービスや人事のアウトソーシングを手掛ける、オートマチック・データ・プロセシング(ティッカー:ADP)もだいぶ上がってしまいました。

そのため、ディフェンシブ銘柄、具体的には製薬や電気通信、エネルギー(石油ガスの貯蔵・輸送)に目を向けています。

  • 製薬:PFE(ファイザー)、AMGN(アムジェン)
  • 電気通信:VZ(ベライゾン)
  • エネルギー:ENB(エンブリッジ)

製薬は特許切れによる成長見通しの低下や政治規制リスク、電気通信は高金利による逆風や鉛ケーブル問題の不確実性、エネルギーは脱炭素社会の移行による不確実性に晒されています。

とはいっても、これらの銘柄はかなり売り込まれている印象を受けます。特に、ベライゾンのPERは7倍台です。確かに問題がないわけではないですが、過去20年みても例のないくらい割安なPER。「いくらなんでも売られすぎでしょう?」とは思うのですが…

本当に株は難しいです。ただシンプルに考えれば、株価はPER、すなわちバリュエーションとEPSのかけ算なので。割安に評価されている株やバリュエーションの拡大が期待できる株をピックしつつ、EPSの成長見通しも十分期待できる株を選んでいく。

足元では、ハイテクが堅調で、シクリカル銘柄も復権しています。他方、ヘルスケアや公益は依然年初来マイナスでディフェンシブ銘柄は苦しい展開です。ディフェンシブ成分が多めの私のPFも苦しい展開ですが、コツコツやっていきます。

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

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