2023年9月の買付・配当金状況〜配当金はSPYD売却で減少も、月1,000ドルを突破🎵〜

ゆーたんです♪

2023年9月の買付・配当金状況のご報告です。

目次

2023年9月の買付状況

(Featured image by:Shutterstock)
202308-Buy-Stock

少しポートフォリオの構成銘柄を変更しました。

金属加工を手がけるMSM(MSCインダストリアルダイレクト)を年率20%のリターンで利益確定し、紙製品大手のKMB(キンバリークラーク)を損益分岐点付近で売却しました。売却した資金で、PG(P&G)のポジションを大きく増やし、PEP(ペプシコ)も追加しました。

その他、大手地銀のUSB(USバンコープ)、製薬のPFE(ファイザー)、資本財・サービスのUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)、エネルギー輸送のENB(エンブリッジ)を買い増しています。

USBはアメリカ国内で5番手の銀行、地銀では最大規模です。配当利回りは5.81%でコロナショックの最安値付近まで売り込まれています。SVB(シリコンバレー銀行)破綻を踏まえて、自己資本規制など、規制強化が行われる見通しであり、規制への対応コストが膨らむことで逆風にさらされていますが、この水準は売られすぎであると考えています。

PFEは肥満薬の開発に期待して、買い増しを続けてきましたが、株価は下げ止まらず。肥満薬ではイーライ・リリーやノボ ノルディスクが先行しており、壁は厚そうですね。とはいえ、ポートフォリオは多様化されていますし、これだけの規模の製薬会社が配当利回り4.94%で買えるのは安いかなと…増配率は当分渋そうですが💧

UPSも人件費の増加と配送量の減少が重しとなっていて、株価は下落傾向、配当利回りは4.16%と資本財・サービスセクターではかなりの高水準です。利益率の高いビジネスではありませんが、人々の生活に不可欠なエッセンシャルサービスを担っています。電子商取引の増加という世俗的なトレンド、そして寡占業界でもあるため、この水準であれば少しずつ買っていきたいです。

ENBは先日ドミニオンエナジーから天然ガス会社を買収しましたが、既存株主の希薄化を伴ったため、株価は下落しており、足元の配当利回りは7.87%となっています。石油パイプラインが主力事業であるがゆえ、ESG投資の潮流など不安要素はありますが、当面の間、石油は主力なエネルギーであり続けますし、事業も多様化されていますので、コツコツと買い増していきます。



2023年9月の配当金収入♪

2023年9月は30銘柄から配当金を受け取っています。ほぼ毎営業日、配当金を受け取っていた気がしますね笑。

税引後の合計値は以下の通りです。

税引後($):$1,004.41(-38.8%
税引後(¥):¥147,752(-37.0%

SPYDからの配当金がなくなったため、前年同月比で大幅減となっています。

ただそれまで、3・6・9・12月に偏っていた配当金は平準化されており、この7〜9月は月850〜1,000ドルの範囲で着地しています。円換算だと12〜15万円程度であり、円安もあるとはいえ、数年前では考えられなかった規模感まで育ってきています。



2023年10月の投資方針♪

高金利が持続しており、高配当株も売り込まれている印象です。特に不動産と公益が酷いですね。

外貨建MMFでも利回りが5%近く得られるわけで。高配当株が選択されなくなるのもさもありなんって感じです。

ただ、私個人は米国株を買い続けていく方針に変わりはありません

インフレも持続していますが、長い目でみれば株式が最高のヘッジになると信じているので。1ドル=150円付近まで円安が進んでいるのは痛いですが、「かつてのような円高には戻らないかもしれない」と悲観的にみていますので、躊躇なくドル転をしていきます。

個別株ですが、どうしても売り込まれている株ばかりに目がいってしまいます。10月は以下の株を検討しています。

  • 地方銀行:USB(USバンコープ)
  • 地方銀行:TFC(トゥルイスト・ファイナンシャル)
  • 半導体 :TXN(テキサス・インスツルメンツ)
  • 医療機器:MDT(メドトロニック)
  • 製薬  :PFE(ファイザー)
  • 航空宇宙:RTX(RTX コーポレーション)
  • 貨物物流:UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)
  • エネ輸送:ENB(エンブリッジ)
  • 通信  :VZ(ベライゾン)

アナログ半導体のTXNは直近の増配で配当利回りが3%を超えてきました。PF内でのポジションサイズが大きいため、優先度は低めですが、155ドル付近では買いを検討しています。

資本財・サービスはRTXがエンジンの不具合問題でかなり下がってきました。配当利回りはまだ3%台前半ですが、PF内のポジションがかなり小さいので、70ドル付近では買いを入れたいです。

ここには書かなかったのですが、小売業界のBBY(ベストバイ)もウォッチしています。ただ今日のアメリカでは相次ぐ窃盗が小売店の業績を押し下げているようで、センチメントは悪化しています。2022年に65ドル割れで1回買いを入れているので、もう少し待ちたいなと考えています。

ヘルスケア・生活必需品といったディフェンシブセクターへの投資割合を高めに保ちつつ、とにかく過小評価されている株に投資し続ける。そして、減配・無配転落銘柄をなるべく避けていく。その積み重ねをしていけば、市場平均や高配当株の代表格であるVYMに劣後しないだろう(あわよくば上回れる)と信じています

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

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