2023年12月末の資産状況・パフォーマンス〜高配当株は苦しい年に〜

ゆーたんです。だいぶ遅くなってしまいましたが…2023年12月末時点での資産状況・ポートフォリオのご報告です。

目次

2023年12月末時点のアセットアロケーション(資産配分)

現金比率を極限まで低くし、株式99.9%で資本主義の恩恵を最大限受けることができるようなPFにしています

地域別にみると、アメリカが75.3%、イギリス10.4%(-0.7Pt)、カナダ9.0%(+0.7Pt)、インド(インフォシス)1.8%(-0.1Pt)、アイルランド(メドトロニック)1.8%(+0.2Pt)、スイス(ネスレ)1.7%(-0.1Pt)です。

米ドル建て分のポートフォリオ(YUHID)

私のポートフォリオ、YUHIDYutan High & Increased Dividend Index)の状況です。

2023年12月末の資産状況(米ドル)

1月から11月まで資産はほぼ横ばいで推移していましたが、11月以降、半導体セクターが急上昇、金融や不動産セクターが急反発したことを受けて、ようやく41万ドルのラインを突破しました。

ドル建て資産は1年間で+10.5%となりました。円ベースでは1年間で6.9%の円安($1=132.70→141.58)が進んだので、+18.1%となっています

2023年は円高の年になるといわれましたが、結局はそうならなかった。24年も今のところ円高にはなっていない。1ドル=200円というのもあながちありえない話ではないのかもしれません



2023年12月末の構成銘柄とパフォーマンス

2024年より新NISAが開始されたため、つみたて投資枠はS&P 500に連動する投資信託を購入していますが、それ以外はすべて個別株での運用となっていて、71銘柄に投資しています。

具体的な保有割合は以下の通りです。

9月期からの変化として、つみたて投資枠への資金捻出のため、AAPL(アップル)を売却しています。

2023年のパフォーマンスで、保有株のトップ3、ワースト3は以下の通りです。

AVGO(ブロードコム):+99.6%
MSFT(マイクロソフト):+56.8%
AAPL(アップル):+48.2% ※12月下旬に売却

PFE(ファイザー):-43.8%
BMY(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ):-28.7%
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ):-26.7%

情報技術セクターが好調な一方、製薬・たばこセクターが冴えなかったです。この数値には配当金は含まれていませんが、到底埋まらない差ですね💧



2023年12月末のセクター別の構成割合

9月の数値から大きく変化はしていません。

生活必需品が株価低迷で若干ウェイトが下がりました。情報技術は株高だったのですが、PFの2%弱を占めるAAPLを売却したため、現在は金融セクターに次ぐウェイトになっています。

数値には出てきていませんが、一般消費財・サービス、コミュニケーション・サービスは4.1%、素材は1.3%、公益事業は0.8%となっています。

2023年通年のパフォーマンス

(注)World=MSCIACWI。PFの構成に沿って、構成銘柄からの配当を、配当落ち日の終値で再投資と仮定。

2023年通年の成績はYUHIDの+7.6%に対し、S&P 500は+26.3%、オルカンは+22.8%と、22年のパフォーマンス差を打ち消すような動きとなってしまいました💧

私の保有株では、年初来プラスだった株が33銘柄に対し、年初来マイナスは38銘柄とマイナスのほうが多かったです(この数値は配当を考慮していないので、配当を考慮すればプラスの株も増えますが)。

S&P 500やオルカンのパフォーマンスはビックテックの値上がりによる部分が大きかったと思います。

2023年のパフォーマンスは下記の通りです。

  • S&P 500:+26.3%
  • オルカン:+22.8%
  • YUHID:+7.6%
  • VYM:+6.6%
  • SCHD:+4.5%
  • SPYD:+3.9%
  • HDV:+1.7%

高配当ETFよりはパフォーマンスがよかったものの、全く満足はできないです。

6月まではSPYDがPFの4割近くを占めており、SPYDの値動きに足を引っ張られた部分もあったでしょうか(もっとも、年末にかけて地銀株や不動産株が急上昇したので、年末までがっちりホールドしておけば、多少パフォーマンスが向上した可能性もありますが、記事執筆時点では再びSPYDが下がってきています)。個別株オンリーにした24年以降が本当の勝負かなと。



YUHIDのトータルリターン(2019/8〜2023/12)

※ドル建てのパフォーマンスです

私が統計を取り始めた2019年7月末以降のトータルリターンは+38.9%です。

同時期のオルカンは+52.5%、S&P 500は+72.3%となっています。

高配当ETFではSPYDが+28.5%、VYMが+46.7%、SCHDが+65.0%です。

現時点の成績だけみていれば、S&P 500やオルカンに100%投資するのが正解と言われても、ぐうの音も出ません。

ですが、トータルリターンは期間の切り取り方次第でいかようにも変わりますし、2019・20年の頃よりもよりよい投資判断ができると信じているので、まだまだここからかなと。

とはいいつつも、この先10年間でS&P 500などのインデックスやVYMなどの高配当ETFにボロ負けするかもしれませんけどね笑

2023年のパフォーマンスを見ても分かる通り、私のPFはVYMと値動きがよく似ています。

そのなかでVYMを21〜23年と3年連続でアウトパフォームできたのはせめてもの救いですが、20年の大幅なマイナスが尾を引いていますし、24年は現状アンダーパフォームになっています。

高配当ETFを上回る配当利回り、パフォーマンスを目指して努力を積み重ねていく方針に変わりはありません。

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

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