ゆーたんです。もう7月になってしまいましたが…2024年5月の買付・配当金状況のご報告です(6月もあとで別記事にまとめます)。
2024年5月の買付状況
今月もバリュー株への投資が主体です。
輸送大手のUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)を1,020ドル、ヘルスケアサービス大手のCVS(CVSヘルス)を560ドル、カナダの大手銀行であるTD(トロント・ドミニオン銀行)を280ドル買い増しています。先月の記事で購入候補にあげていた銘柄です。
また先月の記事では挙げていませんでしたが、製薬大手のBMY(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ)を850ドル、医療保険大手のUNH(ユナイテッド・ヘルス)を485ドル、エネルギー輸送大手のENB(エンブリッジ)を355ドル分購入しています。
ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、主力となる製品が特許の崖に直面しており、今後数年はマイナス成長となる見込みです。株価も下落傾向ですが、配当は安全だと考えますし、ビジネスの価値が3〜40%も棄損したとは思えません。成長見通しが改善すれば、株価も大きく上昇すると思われるので、減配にならない限りはホールドの構えです。
ユナイテッド・ヘルスも株価は年初来マイナスで冴えませんが、EPSの2桁成長が望める企業で予想PERが18倍台と割安なので、コツコツ買い増しています。ポートフォリオに占める割合も2%を超えてきており、株数もキリのいい数字になっているので一旦様子見ですね。
エンブリッジは足元で成長は鈍化していますが、パイプライン輸送は料金所のようなビジネスモデルで原油価格の変動に強く、業績は非常に安定しています。気候変動リスクや事故リスクなどはありますが、この水準で推移する限り、少しずつ買っていくつもりです。
2024年5月の配当金状況
2024年5月は18銘柄より配当金を受領しました。配当金は税引前で$1,349.15、日本円換算で20.9万円でした。
もともと、2・5・8・11月のサイクルは配当金を支払う株が少なめです。MO(アルトリア)とT(AT&T)を手放したので、8月の配当金は多少減ってしまいそうです💧
2024年7月の投資方針
半導体やビッグテックが大きく株価を上げてきており、焦りがまったくないといえば嘘になりますが、業績の伸びに比して株価の伸びが強いため、ここから半導体やビッグテックを買い増すのは個人的には勇気がいります。
他方、バリュー株・高配当株は債券投資と資金の奪い合いになっており、伸び悩んでいますが、高金利も永遠ではなく、トレンドはやがて変わると信じて、コツコツ買い増していければと考えています。
7月はボーナスもあり、まとまった投資資金を確保できそうなので、下記の候補を検討しています。
- BAM(ブルック・アセット・マネジメント)
- MSFT(マイクロソフト)
- PEP(ペプシコ)
- NESN(ネスレ)
- BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
- ENB(エンブリッジ)
- BCE
5月に購入したUPS、TDは6月も少し買い増して、ポートフォリオの1.5%とそれなりに積み増したので、この株価水準では様子見としたいです。またCVSも底値よりは6%ほど反発したのでこちらも様子見の構えです。
ディフェンシブ銘柄のなかでも、生活必需品の食品・飲料会社がやや値を下げており、その動向を注視しています。PEP(ペプシコ)やNESN(ネスレ)が第一候補です。MDLZ(モンデリーズ・インターナショナル)やHSY(ハーシー)も今後の値動き次第では購入できればと考えています。
また、たばこ大手のBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)は底値からは少し反発しましたが、依然、割安だと考えており、さらに買い増す構えです。
BAM(ブルック・アセット・マネジメント)は6月に少し買い増しましたが、オルタナティブ投資の将来的な成長の可能性に期待しています。不動産などへの投資が多い最大手のブラックストーンとは異なり、インフラや再生可能エネルギーなどの資産に投資している点を選好しています。
MSFT(マイクロソフト)は思いっきりビックテックですね笑。そして、配当利回りは0%台でバリュー株でもないですが、買い増し候補には入れています。
かつてのディフェンシブ株といえば、ヘルスケア・生活必需品・公益事業でしたが、ビジネスで深く浸透しているマイクロソフトは現代のディフェンシブ株だと考えています。
GoogleやMeta、セールスフォースなど配当金を出すようになったハイテク株も少なくないですが、業績が安定しているかといえば、そうでもないので…もちろんマイクロソフトのバリュエーションは割高ですが、S&P 500と比較しても持ち高が少なく、ボラもそこまで高くないので、少し増やしてもいいかなと考えています✨