2024年6・7月の買付・配当金状況

ゆーたんです。

だいぶ遅くなってしまいました。2024年6・7月の買付・配当金状況のご報告です。

目次

2024年6・7月の買付状況

購入単価は税金や手数料を含んでいます。

エネルギー輸送大手のENB(エンブリッジ)を1,450ドル分、医療保険大手のUNH(ユナイテッド・ヘルス)を480ドル分、輸送大手のUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)を410ドル分、カナダの大手銀行であるTD(トロント・ドミニオン銀行)を280ドル分購入しています。これらは2024年5月にも購入していた銘柄ですね。

そのほか、BAM(ブルックフィールド・アセット・マネジメント)を久々に380ドル分買い増したほか、カナダの通信大手BCEを、2024年4月以来、330ドル分買い増しました。

そして、7月のボーナスで入ってきた資金は、海外口座でREITおよびBDC銘柄を購入するために割り当てています。

海外口座での取引は、海外送金手数料と為替手数料の関係上、まとまった金額でやり取りすることが望ましいため、このタイミングでの購入となりました。REITの買い増しを決めてから、別銀行口座に資金を移動→口座内でドル転→海外送金→買い付けまでには1週間ほどのタイムラグがありました。その間にREITも上昇してしまったのは痛かったですが、こればっかしは致し方がないですね💧



2024年6・7月の配当金状況

2024年6月の配当金は税引前で$1,331.10、日本円換算で20.6万円でした。2024年7月の配当金は税引前で$2,024.99、日本円換算で32.2万円でした

インフレで日本円の価値が減価しているとはいえ、毎月20万円の配当所得が入ってくるなんて、米国株投資を始めた当初は想像もできませんでした。継続することの大切さを何よりも実感しています。



2024年8月の投資方針

私が先月書いた買付・配当金状況の記事では、下記のように書いています。

半導体やビッグテックが大きく株価を上げてきており、焦りがまったくないといえば嘘になりますが、業績の伸びに比して株価の伸びが強いため、ここから半導体やビッグテックを買い増すのは個人的には勇気がいります。

他方、バリュー株・高配当株は債券投資と資金の奪い合いになっており、伸び悩んでいますが、高金利も永遠ではなく、トレンドはやがて変わると信じて、コツコツ買い増していければと考えています。

物事に永遠はない。ようやくトレンドも変わってきたでしょうか。

しかしながら、悩ましいのは、ビックテックをはじめとするハイテク株は調整があったとはいえ、まだバリュエーションはやや厳しい(と私は考えています)こと、そして医薬品やタバコなどのディフェンシブ株はまだまだ割安と考えつつも、最後の買い増し価格からはだいぶ値上がりしており、買い増しには抵抗感があることでしょうか

8月は何かと支出が多く、あまり投資に資金を割く余裕がありませんが、購入候補として、下記の銘柄を検討しています。なお、USB(USバンコープ)やTFC(トゥルイスト・ファイナンシャル)といった地銀株については、十分利益が乗っているので、今後の値動き次第では、利益確定を検討しています(手数料が痛いですが)。

  • MSFT(マイクロソフト)
  • NESN(ネスレ)
  • KVUE(ケンビュー)
  • ENB(エンブリッジ)

久々なので、自分への備忘録もかねて、セクターごとに見ていければと考えています。

金融セクターは、ボーナスでBDC銘柄(MAIN、OBDC)を大きく買い増しましたので、(ここ2日間、景気後退懸念で大きく下がったとはいえ)、個人的には様子見の構えです。むしろ地銀株を利益確定してポジションサイズを軽くすることも検討しています。

情報技術セクターは難しいですね…成長見通しを鑑みれば、NVDA(エヌビディア)でもよいかもしれませんが、ボラティリティ高すぎなので、やっぱりMSFT(マイクロソフト)が安定なのかなとは思いますが、バリュエーションは少しきつく、買い増しするのはちょっと早いかなと

ヘルスケアセクターは多くの製薬株は依然として割安だと考えています。例えば、PFE(ファイザー)、BMY(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ)、JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)などですね。ただPFE、BMYも直近の買い増し価格からはだいぶ値上がりしているので、個人的には様子見の構えです。

生活必需品セクターも、生活用品株(P&G、コルゲート・パーモリーブ etc)は割高、たばこ株もBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)はまだまだ割安だとは思いますが、だいぶ上がってきてしまいました。飲食品株も昨晩、PEP(ペプシコ)、NESN(ネスレ)が急反発しており、ちょっと買いにくくなりましたね(バリュエーションはやや割安と感じていますが)。

個人的にはJNJからスピンオフしたKVUE(ケンビュー)に注目しています。世界最大級のコンシューマーヘルス企業で、マウスウォッシュのリステリンや、絆創膏のバンドエイドなど強力なブランドを有しています。配当利回りも4%台中盤で魅力的です。ベビーパウダーに関する訴訟問題のような事例がリスク要因ではありますが…。

資本財セクターでは、UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)が決算ミスもあって安いのですが、景気後退懸念が表面化しているなか、買い増すのは怖さもあります。それなりにポジションもあるので、個人的には様子見の構えです。

エネルギーセクターは、引き続きENB(エンブリッジ)に注目しています。なお、総合エネルギー企業の一角、BPのパフォーマンスが芳しくなく…私はBPを2020年のNISA口座で多く保有していますが、今年が非課税期間の最終年なので。継続保有するか、別の銘柄に乗り換えるか、検討中です

一般消費財セクター・素材セクターは、特に買い増しの予定はありません。また、コミュニケーション・サービスセクターは、VZ(ベライゾン)やCMCSA(コムキャスト)は依然魅力的ですが、ベライゾンは鉛ケーブル問題が意識されていた32ドル台の時に買い増しているので…やはりこちらも様子見になりますでしょうか

情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。

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