2024年8月の買付・配当金状況〜ディフェンシブ株を着実に買い増し〜

ゆーたんです。

2024年8月の買付・配当金状況のご報告です。

目次

2024年8月の買付状況

購入単価は税金や手数料を含んでいます。

今月のメインは、飲食料品大手のNSRGYネスレNestlé)で29.6万円分買い付けています。シュナイダーCEOの交代報道を受けて大きく株価が下落したタイミングで買い増すことができました。

当時はこれ以上ないタイミングで買い増すことができたと喜んでいたのですが、その後も株価はズルズルと下落してしており、22年初につけた最高値からは30%以上下落しています

ネスレの売上高や利益が30%減少されたわけでなく、EPS(1株あたり利益)成長見通しの鈍化による期待値の剥落によるものであり、24年予想値ベースでPER17倍台は、生活必需品企業としては安すぎると考えています

もちろん、さらに業績が悪化すれば株価の下押し要因にはなるでしょうが(個人的にはスイスフラン🇨🇭高の影響もあると考えています)、事業の性質上、前年比でEPSが大きく減少するといった事態は想定しづらく、配当の安全度は高いと考えています

同じ生活必需品セクターでは、過去にPG(P&G)やUL(Unilever、ユニリーバ)が株価が大きく下落していたものの、現在は大きく株価を上昇しています。将来的な株価上昇を信じて投資を続けていくだけですね。

そのほか、配当再投資でBDC銘柄のOBDC(Blue Owl Capital Corporation、ブルー・オウル・キャピタル・コーポレーション)とMSFT(Microsoft、マイクロソフト)を購入しています。



2024年8月の配当金状況

2024年8月の配当金は税引前で下記の通りです。

$1,284.3619.0万円)。昨年比+13.2%(円ベース:+16.0%

2・5・8・11月期は配当金を支払う銘柄が少ないです。また配当金の入金タイミングがずれたことで、8月下旬は約2週間にわたって配当金の入金がなく、ちょっと寂しい気持ちになりました💧

過去の投資が少しずつではありますが、着実に利益を生み出している証です。配当金は再投資に使っていますが、その分普段の給料はあまり投資には回さず、消費に多く回しています。配当金は強制的な利益確定です。収入源が複数あることは心強いですね



2024年9月の投資方針

もう9月も20日を過ぎてますが、給料日はこれからなのでまだお許しください🙇‍♀️

米国株は9月上旬こそ多少下げたものの、この2週間で戻しており、現在は最高値圏にあります(ただ日本人投資家にとっては円高でピーク時からは1割くらいマイナスになっているので、あまり最高値圏という実感はないかもしれません)。

私のポートフォリオはディフェンシブ株(ここではヘルスケア・生活必需品・公益事業セクターの株式)が40%です(S&P 500は20%)。

生活必需品セクターのなかでも穀物メジャーのADMなど市況に左右される銘柄も少なくないですが、他方で資本財やコミュニケーションサービスなど、モーニングスターではセンシティブ(景気敏感)に分類されるセクターでも、私の場合は防衛や通信株が大半なので、実態としては半数近くがディフェンシブ株といった具合でしょうか。

ディフェンシブ株主体だと、どうしても上げ相場では多少パフォーマンスは劣りますね。その分フルインベストメントなので、株式市場からの恩恵は最大限受けられているかと思います

購入を検討している銘柄は下記の通りです。なおUSB(USバンコープ)やTFC(トゥルイスト・ファイナンシャル)といった地銀株は、十分利益が乗っているので、利益確定を検討しています(ただ手数料が高くなかなか踏み切れずにいますが)。

  • MSFT(Microsoft、マイクロソフト)
  • CVS(CVSヘルス)
  • PFE(ファイザー)
  • NESN(ネスレ)
  • KVUE(ケンビュー)
  • UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)

MSFTが一番上になってますが、別に優先順位があるわけではなく、上記6銘柄についてはフラットに考えてます。

情報技術セクターは、NVDA(Nvidia、エヌビディア)も考えたのですが、半導体セクターは栄枯盛衰が激しく(クアルコム社によるインテル社の買収提案もありましたね)、あまり自信が持てないため、一つ選ぶとすれば、やはりマイクロソフトかなあと

Office、Windows、Azure、Xboxなど堅牢な製品ポートフォリオは魅力的です。直近の買い増し価格からは10%値上がりしていますが、52週高値からは-7%程度で24年のパフォーマンスは+17.4%とS&P 500の+19.6%に負けています

バリュエーションは予想PER33倍とやや厳しめですが、これだけ強力な製品ポートフォリオを持っているのでかろうじて許容範囲でしょうか(仕事でもガッツリ使っています)。配当利回りは0.76%と心許ないですが、毎年10%程度の増配率は魅力的です

ヘルスケアセクターは、CVS(CVSヘルス)とPFE(ファイザー)ですね。不安要素はあれど、あまりに売り込まれすぎているという認識に変化はありません。なお安値からは反発しましたが、BMY(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ)も割安と考えています。

CVSは薬局自体のビジネスモデルに不安がないわけではないですが、競合他社のWBA(Walgreens Boots Alliance、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)と比べれば、事業ははるかに多様化されています(というかウォルグリーンも下げすぎですね😨)。

PER8倍台は安すぎると認識していますが、業績の下方修正も所々生じており、私の認識が間違っている可能性もあります。安値を少しずつ拾うスタイルとし、深追いは避けたいです

生活必需品セクターは依然としてNESN(ネスレ)が安いですが、最低投資単位が30万〜と大きいのがネックです。JNJ(Johnson & Johnson、ジョンソン・エンド・ジョンソン)からコンシューマーヘルス部門として分離したKVUE(Kenvue、ケンビュー)は候補に入っていますが、決算を経てだいぶ買われてきています。無理して買わなくてもいいかなと思っているところです💧

資本財セクターでは、輸送📦大手のUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)が決算ミスもあって安いのですが、同業他社のFDX(フェデックス)も先日決算ミスで下落したばかりで、買い増すのは怖さもあります

輸送ビジネス自体は生活に欠かせないエッセンシャル・サービスであり、eコマースの成長で事業自体の成長も見込めるという考えに変化はありませんが、景気変動の影響を受けるほか、労働集約的な産業である点がネックです。下押ししたタイミングで少しずつ拾っていけたらなと。

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