2025年6月の買付状況

今月は海外口座での配当再投資分を除けば、MRK(メルク、Merck)を購入しています。
MRKの配当利回りは4.0%、予想PERは8.8倍前後で推移しており、割安感が強いです。主力のがん治療薬キイトルーダは28年まで特許で守られており、その他、HPVワクチンのガーダシル9など製品ポートフォリオも充実しています。
配当利回りだけでいえば、PFE(ファイザー)のほうが魅力的ですが、PFEは2009年に一度減配していること、また製薬企業は伸びる企業を読みにくいこともあり、分散投資を心がけています。
2025年上半期の買付状況

1,000ドル以上購入した銘柄をあげています。ヘルスケアと情報技術が多めで、超大企業が中心ですすね。情報技術に関してはもっと買っておけばよかったなと思いますが、致し方がないですね。現在はやや過熱しているので、下値を待ちたいと思います。
なお、一部保有株を利益確定&売却しているため、上半期の新規の投資額合計は11,600ドルとなっています。これだけ投資できているのも配当金の存在が大きいですね。つみたてNISAに毎月10万円回していることもあり、配当分を除けばあまり新規投資はできていないかと思います。
2025年7月の買付予定
7月は待ちに待ったボーナスですが、まとまった支出予定もあるので、そこまで投資には回せないかもしれません。以下の株を買うことを検討しています。
- MRK(メルク、Merck)
- PFE(ファイザー、Pfizer)
- UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス、United Parcel Service)
- PEP(ペプシコ、Pepsico)
- PG(P&G)
- OKE(ワンオーク、ONEOK)
あまり取りあげる株が変わってないですね笑
セクターで年初来マイナスなのは、一般消費財・サービスとヘルスケアですが、一般消費財・サービスは年初来で20%超下げているテスラの影響も大きいでしょうか。またシクリカル(景気循環)株が多く、業績が変動しやすいため、私個人としてはあまり投資対象としていません。
そのため、ヘルスケアを優先して考えています。ヘルスケア銘柄の多くは、トランプ政権下では逆風ですが、トランプ政権が永続するわけではないので、気にしてはいないです。
あとは生活必需品セクターですね。生活必需品セクターは全体ではプラスなのですが、たばこ株などが好調な一方、その他のセクターは微妙で、大手のPGや PEPは年初来マイナスに沈んでいます。
特にPGに関しては、52週安値付近で推移しています。あまり業績悪化の話は出てきていないように思いますが(52週高値からも12%程度しか下げていませんし、バリュエーションはフェアバリュー付近です)、成長見通しはどうしても情報技術などハイテクセクターに劣りますので、相対的に情報技術などに資金が流出しているのでしょうね…
もともとボラティリティの低い銘柄で、株式市場の下落時には底堅い動きをすることが期待できます。バリュエーションはインフレ環境下では、なるべく現金は手元に置いておきたくない。でもS&P 500はやや割高感がある。個人的には攻めの一手でもあり、守りの一手でもあると考えています✨
情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。








