ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪

米国株(アメリカ株)中心の高配当株式投資で経済的自由・セミリタイア(FIRE)を目指す、一人の女性の物語♪

高配当ETF ETF

【SCHD】~高配当ETFのダークホース♪しかし、大きな問題が...~

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ゆーたんです♪

高配当ETFの一つ、SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)について、分析します♪

SCHDってどんなETF?

10年連続で配当金を支払っていて、時価総額や取引量が一定規模以上の米国株のうち、ファンダメンタルズが上位の企業を投資対象とするETFです。Dow Jones U.S. Dividend 100 Indexをベンチマークにしています。

ファンダメンタルズとは、一般に企業の業績・財務状況を指しますが、ここでは、キャッシュフロー・負債額、ROE(株主資本利益率)、配当利回り、過去5年間の配当成長率、以上四つの指標で測定しています。

SCHDの基本情報

銘柄数 120
純資産額  121.4億ドル(約1.32兆円)
PER(株価収益率) ※2019年末 18.8倍
配当金(分配金)(TTM) 1.7242ドル
配当利回り(TTM) 2.93%
経費率 0.06%
設定日 2011/10/20

※TTM:直近12か月実績。2020年2月14日現在(出典:Charles Schwab HPより作成)

このETFを提供しているのは、米Charles Schwabチャールズ・シュワプ)社で、1,240万もの証券口座、140万の銀行口座を有する、大手証券会社・銀行です。4兆ドルを超える顧客資産を預かっています。

銘柄数は120で、高配当株式ETFのVYMよりは少ないものの、HDVSPYDよりは多くなっています。純資産額も1兆円を超えていて、高配当株式ETFとしてはVYMに次ぐ規模です。

配当利回りは、直近の株高で3%をやや下回っていますが、VYMも3%前後であり、それほど遜色ありません。そして、経費率は0.06%であり、VYMと同水準です。

配当利回りや経費率がVYMとほぼ同じであることから、VYMの大きなライバルともいうべき存在です。

しかし、このETFには、大きな問題点もあります。それは、米国株大手3社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)で取り扱っていないことです💦

唯一、サクソバンク証券のみが取り扱っています。しかし、サクソバンク証券は特定口座に対応していないという大きなデメリットがあります。

一般口座での取引となるため、税金の計算をすべて自分でしなければならず、確定申告が非常に手間のかかる作業になります。実際に利用している投資家の方は少数派ではないでしょうか。

そのため、米国株投資家のなかでも知名度が低い高配当株式ETFとなっています💧

SCHDの構成上位銘柄

1 Intel Corp.(インテル) 情報技術 5.1%
2 Home Depot(ホームデポ) 一般消費財 5.0%
3 Coca-Cola Co.(コカ・コーラ) 生活必需品 4.9%
4 Pepsico Inc.(ペプシコ) 生活必需品 4.7%
5 Bristol Myers Squibb Co.(ブリストル・マイヤーズ スクイブ) ヘルスケア 4.6%
6 Procter & Gamble Co.(P&G) 生活必需品 4.4%
7 Verizon Communications Inc.(ベライゾン・コミュニケーションズ) 通信サービス 4.2%
8 Pfizer Inc.(ファイザー) ヘルスケア 4.2%
9 IBM 情報技術 4.0%
10 Exxon Mobil Corp.(エクソンモービル) エネルギー 3.8%

※2020年2月14日現在(出典:Charles Schwab HPより作成)、リンク先は銘柄分析記事に飛びます。太字はダウ平均工業株30種に採用されている企業

ほとんどがダウ平均採用銘柄でありますが、銘柄が選別されていることもあって、VYMの構成銘柄上位であるJPモルガン・チェース(JPM)ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)AT&T(T)が含まれていないなど、構成上位銘柄は結構異なっています。

なお、構成銘柄は時価総額で重みを付けていますが、1銘柄の上限を4.5%としているため、超えている分は、四半期ごとに調整が入ります。



SCHDのセクター比率

SCHD_Sector_20200214

※2019年末現在(出典:Charles Schwab HPより作成)

生活必需品、情報技術、ヘルスケアという、歴史上も比較的リターンが良好で、今後も成長が期待できるセクターが上位を占めている点が好印象です。

高配当株が多く含まれている金融は少なめで、エネルギーもそこまで高くはありません。もっといえば、公益セクターは一切入っていません。

なお、セクターについても、一つのセクターだけで、保有割合が25%を超えないように制限がかかっており、過度に偏らないよう配慮されています。

SCHDの配当金(分配金)推移

SCHD_Dividend_2019

設定されたのが2011年なので、リーマン・ショック後のデータにはなるのですが、素晴らしい増配率ですね。年平均(2012-19)は+11.4%で、同年に設定されたHDV(+6.3%)を圧倒しています。

他の高配当株式ETFと同様、年4回の配当で、配当月は3,6,9,12月の中旬~下旬になります。

SCHDの株価チャート(2011/10~)

SCHD VS S&P 500

SCHD_Chart_20200214

さすがにS&P 500にはリターンで劣っていますが、十分健闘している部類ではないでしょうか。

2011年の設定時に10,000ドルを投資して、以後、配当を再投資したトータルリターンで換算すると、2020年1月末時点で2.82倍になります。同期間のS&P 500は3.15倍であり、依然として負けてしまっていますが、差は少し縮まります✨



まとめ

・経費率が低く、増配率も高い高配当株式ETFでVYMに匹敵するポテンシャルをもつ。

・過去、リターンの高かった生活必需品、ヘルスケアが多く組み込まれている。高配当ETFにしては情報技術も多め。

・米国株大手3社では取引不可。現時点ではサクソバンク証券のみで取引可能

SCHDは、比較的高配当でありながら、今後も成長が期待できる情報技術・ヘルスケアセクターを多く含んでいます。そして、直近7年の増配率も10%超、それでいて、経費率は0.06%と競争力があり、ダークホース的な存在です。

他方、銘柄数はやはり少なめで、ファンダメンタルズに沿ってスクリーニングをしているため、指数連動型ではありますが、ややアクティブ色が強いETFでもあります。

それでも、構成銘柄はアメリカを代表する一流企業ばかりです。高配当と増配を両立できるETFでもあります。日系証券会社での早期取り扱いを期待したいですね✨

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