有給休暇をすべて使い切りました♪〜高まるセミリタイアへの意識〜

ゆーたんです。

久々のブログの更新になります。というのも、3月最終週は、有給休暇(有休)を取得してリフレッシュしていたためです。かなり駆け込みになってしまいましたが、初めて有給休暇をすべて使い切ったことになります。この間、セミリタイアのことについても色々と考えていました。

今日はこの件について書いてみますね。

目次

私の有給休暇ヒストリー


※写真はイメージです(Featured image by:Shutterstock)

入社してしばらくは、有休は7〜8日程度取ればいいほうでした。入社した当初は、有休は何か予定のあるときだけ取るものだって思っていましたし、上司からも有休は「何か病気とかしたときのために残しておかないとダメだよ」という趣旨のことを言われました。

あれほど社会人になるまでは働きたくなかった私も、社会人になってからは「働くことが当たり前」という価値観にすっかり染まってしまっていて、「周りが休んでいないのに、自分がこんなに休んでもよいのか」という罪悪感もあって、なかなか有休が取れずにいました。

有休取得への意識が高まったのは、投資を始めた2015年頃でした。仕事への価値観が「がむしゃらに働く」から「効率よく働く」という形に変化したのもこの頃です。飛び石連休の平日や3連休の前後等で、積極的に休みを取るなどして、おおむね5〜6割程度は取得してきていたと思います。

当時、自分のなかでは、比較的有休を取得しているつもりでしたが、上限の20日には全然届きませんでした。というのも、私が有休を取得するのは、旅行✈️に行くのがメインで、「特に予定もないのに有休を取得する」ことがほとんどなかったためです。

しかし、有休は1年しか繰り越すことができないので、余らせてしまうのはあまりにももったいない。特に2019年度からは有休の5日間取得義務化が始まったという社会の変化もあって、取得日数を14日、16日…と段階的に増やしてきました。2021年度は1か月に最低でも1〜2日を取得するよう、4月から計画的に取得したことで、初めて目標を達成することができました。

特に今年は土曜出勤もゼロで終えることができましたので、ざっくり計算した感じだと145日くらいは休みを取っている感じです。ならすと、週休3日とまではいかなくても、それに近いくらいの出勤ペースになっています。ただ、休みを分散して取っていることもあって、それほど休みすぎているという感覚はありませんでした。

もっとも、私が有休を全取得できているのは、管理職に就いていないことも大きいです。昇進して管理職になれば、有休全取得は難しいかもしれませんが、昇進はとっくの昔に諦めていますし、当分は声もかからないと思います。昇進の話が先か、セミリタイアが先か、微妙なところです💧



有休の間、私が考えていたこと

有休の間は、何をするわけでもなく、ダラダラと過ごしていました。ダラダラと過ごしていると、どうしても「いつ、セミリタイアをするのか」ということを考えてしまいます。

繁忙期は目の前の仕事に追われがちなので、正直セミリタイアのことを考える余裕があまりないのですが、例年閑散期になると「このまま今の仕事を続けていて良いのだろうか」と考えてしまい、セミリタイアへの意識が高まる傾向にあります。

しかし、今回は特別でした。異動希望が通らなかったためです。

私自身は、より自分のスキルが生かせるであろう別の部署(今の部署に来る前に属していた部署)への異動を希望していたのですが、残念ながら希望は通らず、現在の部署に数年とどまることがほぼ確定的な状況となりました💦

現在の部署に異動したときは、一時的な異動で将来的には元の部署で活躍してもらいたいという話を聞かされていました。その流れからすれば、今年は異動だろうと考えていたので、軽くショックを受けました。

それまで、セミリタイアはまだまだ先の話だと考えていて、2月に書いた記事でも、ここ1〜2年のセミリタイアは考えていないと書きました。

ところが、3月に入って、運用成績が堅調なこと、急速な円安の進行もあって、資産額は年初来ベースで+14%増加しています。その甲斐あって、資産額でみれば、退職金も考慮して、自分が最低限セミリタイアできると考えている水準(5,000万)も視野に入ってきました。

将来的にはセミリタイアを考えているとはいえ、仕事へのモチベーションの高低はセミリタイアの実行時期に直結します。

組織の中で働くにあたって、「決まった時間は必ず働かなければならない」ことは、私の中で大きなストレスでした。しかし、それだけではなくて。異動希望が通らなかったことで、組織人だから仕方がないとはいえど、「自分の望む仕事ができない」「自分の人生であるにもかかわらず、キャリアを自分で決められない」というのは大きなストレスになることを改めて痛感し、セミリタイアの気持ちが高まってきました。

直近では日本でもインフレが進んでおり、不安は残りますが、それでも「最悪、今の仕事を辞めても何とかなるかな」と思えるようになったことは大きいです。

働く時間に縛られず、望まない仕事はやらないという意味では、セミリタイアしてフリーランスで働く(いわゆるサイドFIRE)のが、理想形になりそうです。ただし、フリーランスの収入は全然期待していないので、その意味では、アーリーリタイア、リーン節約型FIREに近いかもしれません。



あとがき

有休は心身の疲労を回復し、ゆとりある生活をおくることがてきるように付与されるものです。

心身の疲労を回復することで、仕事へのモチベーションを高めていくはずが…かえって自分自身のことや将来のことを考える時間が増えて、逆に仕事へのモチベーションが低下して、セミリタイア・FIREへの意識が高まっていくというのは、なんとも皮肉なものです。

余談ですが、私がブログを始めた当初はまだFIREという言葉はそれほど一般的ではありませんでした。FIREといえば、缶コーヒーのブランドであり、私自身は子供のときにみた当時のCMがとても印象に残っています笑

もっとも、ここ2年くらいでFIREという言葉はかなり広まってきている印象です。雑談の中で、会社の人がFIREの言葉を出していたのには驚きました(その人はほどなくして退職してしまいましたが…💧)。

「フルタイムの仕事をいつまで続けるのか」、まだ答えは出ていませんが、フルタイムの仕事を続けているうちは、なるべく有休を20日取得するようにして、少しでも自分の時間を増やしていければと考えています✨

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