2022年3月の買付・配当金状況〜配当金は過去最高となりました♪〜

ゆーたんです♪

2022年3月の買付・配当金状況をまとめました✨

目次

2022年3月の買付状況♪


(Featured Image by:ShutterStock)

今月は購入銘柄が多くなっています。投資ファンドに買収されることが決まった公益セクターのSJI(サウスジャージー・インダストリーズ)を3月2日に売却し、翌3日に振り替えています。また25日は、給与のほか、高配当株式ETFのSPYDから配当金が入ってきたこともあり、いつもより多く買い増しを行っています。

購入銘柄購入日付購入株数購入単価
MFC3/320株$20.10
UL3/35株$48.02
CMI3/32株$209.27
MSM3/35株$78.34
APD3/32株$236.78
CMCSA3/410株$46.98
MFC3/2520株$21.13
PG3/255株$154.39
UL3/2510株$45.07
CMI3/252株$210.58
BBY3/2510株$96.48
APD3/252株$248.42
※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。

カナダの生命保険会社であるMFC(マニュライフ)、日用品・食品メーカーのUL(ユニリーバ)、産業ガスの会社であるAPD(エアプロダクツ・アンド・ケミカルズ)、メディアコングロマリットのCMCSA(コムキャスト)は先月も買い増した銘柄ですLCII(LCIインダストリーズ)は1月に買い増しを行っています

以下、1・2月に購入していなかった銘柄について、簡単に紹介しますね(配当利回りは4/1時点のデータです)

PG(P&G)

知らない人はいないであろう、大手日用品メーカーです。銘柄分析記事も書いています。配当利回りは2.24%です。

2022年の予想PERは26倍台と割高感は否めませんが、業績は好調であり、強固なブランド力を背景にした価格決定力の高さに魅力を感じています。

特にインフレ懸念が高まるアメリカにおいて、生産コストの上昇を上手く価格に転嫁できるかどうかは大変重要になります。

同じく生活必需品の家庭用品セクターでは、私も保有しているKMB(キンバリークラーク)が、より配当利回りが高く(3.71%)、PERも21倍台と割安ですが、生産コスト高に苦しんでいて、業績は思わしくありません。保有株の売却までは考えていませんが、SPYDの構成銘柄にも組み込まれているため、当分様子見の姿勢です。

そのため、多少のプレミアムを払ってでも、PG(P&G)を購入することとしました。配当利回りは控えめですが、例年4月中旬には増配の発表があるので、一桁台後半の増配率を期待しています。あとは個人的に、保有株数を10の倍数に揃えたかったという事情もあります笑。

保有株数がある程度になったので、ここからは買い増しの優先度を下げますが、株価が$145を下回ってくるようなら買い増しを検討したいと思います。

配当利回りだけみれば、KMBの他にも、消毒液で有名なCLX(クロロックス)(配当利回り3.25%)や歯磨き粉で有名なCL(コルゲート・パーモリーブ)(配当利回り2.46%)がありますが、PGのほうが優先度は高いですね。

CMI(カミンズ)

知名度はそれほど高くないかもしれません。トラックなどに搭載されるディーゼルエンジンや天然ガスエンジン、発電装置などを手がけている会社です。また燃料電池など、水素エネルギーの技術開発にも取り組んでいます。

2021年末に初めて購入したのですが、直近で再び値を下げてきたので買い増しました。

配当利回りは2.89%で、2006年以降、連続増配の実績があります。そして、1992年以降は減配をしていません。直近5年で見ると年平均+7.4%の安定した増配率を記録しています。

EPSは2020年のコロナショックでこそ下げたものの、2017〜21年の年平均成長率は+8.3%と悪くありません。2022年の予想PERも11.5倍と割安感があります。

資本財セクターは一般的には業績が景気変動の影響を受けやすい景気敏感株であることから、それまでは積極的に投資対象にはしてきませんでした。しかし、2008年のリーマン・ショックや20年のコロナショックを乗り越えて、連続増配の記録をもつ企業も数多くありますので、個別株を少しずつ買い増すようにしています。



MSM(MSCインダストリアル・ダイレクト)

金属加工や各種機械の保守・修理・操業のための部品・消耗品を提供する会社です。時価総額は48億ドルであり、中型株に属します。

配当利回りは3.51%で、資本財セクターでは屈指の高さです(幸いにして買値からは10%近く上昇しています…!)。

中型株ゆえ、情報がなかなか入ってきにくいこともあって、それほど多くの金額を投資する予定はありませんが、$80を下回る水準(配当利回りが4%近い水準)では少しずつ買い増していきたいです。

BBY(ベストバイ)

新規購入銘柄です。アメリカの家電量販店で、一般消費財セクターに属します。

小売店なので、本来であればあまり投資対象ではないのですが、①扱っている商品がコンピュータなどICT機器やヘルスケア機器であり、今後の需要増が見込めること、②オンライン販売での収益が国内事業の40%を占め、一定程度オンライン化が進んでいること、③アメリカには全国区で事業をする家電量販店がほぼ存在せず、ICT機器やヘルスケア機器を「体験する場所」として、家電量販店のニーズは残るであろうと考え、投資をすることにしました。

配当利回りは3.89%と高水準です(こちらは買値からは6%下がってしまいました💧)。直近の増配率は+25.7%と素晴らしく、5年平均でも20%を超える増配率です。

2020年のコロナショックは、小売店に店舗の閉鎖を強いることとなり、小売業界はもれなく大きな打撃を与えましたが、ICT機器への需要が拡大したことで、ベストバイにとっては、むしろ追い風となりました。

さすがに23年度の業績予想は、アメリカ政府による景気刺激策が一服することもあり、売上高・EPS共にマイナスとなる予想ですが、長期的にはICT機器やヘルスケア機器への支出は拡大すると見込んでいるので、あまり心配はしていません。23年度の予想EPSも10倍程度です。

3月の配当金収入♪

税引前(ドル)税引後(ドル)税引後(円)
SPYD2,284.491,638.37196,719
SHEL96.0096.0011,829
ENB114.9277.858,923
UL58.4848.095,777
BP42.5941.945,084
IBM49.2035.314,071
PFE40.0028.713,273
AMGN38.8027.853,199
GILD36.5026.203,180
MMM29.8021.402,509
LMT28.0020.102,436
JNJ21.217.161,971
MSFT15.5011.131,283
CMI14.5010.431,193
SNA14.2010.211,177
PRU12.008.631,006
RTX10.207.34888
LCII9.006.47784
PNW8.506.12697
V7.505.39614
ADM6.004.32492
合計2,937.382,149.02257,105

2022年2月の配当金は税引後で$2,149.02、日本円ベースでは257,105円となりました。昨年の2月の配当金が$1,996.99でしたから、+7.6%の伸びです(*^^*)

SPYDの配当にかなり助けられていますが、1か月の配当金額としては、過去最高を更新しています。SPYDを除いた個別株からも配当金も税引後で$510.65となっており、昨年同月比では+53.1%の伸びとなっています✨



4月の投資方針♪


(Featured image by:Shutterstock)

また4月下旬には環境が大きく変わる可能性もありますが、現時点では、以下の銘柄を検討しています。

  • MFC(マニュライフ、金融)
  • UL(ユニリーバ、生活必需品)
  • CMI(カミンズ、資本財)
  • HD(ホームデポ、一般消費財)
  • LOW(ロウズ、一般消費財)
  • BBY(ベストバイ、一般消費財)
  • LCII(LCIインダストリーズ、一般消費財)

情報技術セクターはかなり値を戻してしまいました。AAPL(アップル)とMSFT(マイクロソフト)を高値づかみ覚悟で買うよりは他のセクターを優先したいです。一応、AAPLは$160、MSFTは$270を下回ってくるようなら、買いを検討したいです。

UL私の信念の投資です。まだまだポジションを割り当てる用意があります。

CMIは現在、保有株数が半端なので、早く10の倍数に揃えたいですね(どんだけこだわりがあるのか…苦笑)。

景気後退(リセッション)への懸念からか、一般消費財セクターが値を下げているので、積極的に狙いたいです。

大手ホームセンターのHD(ホームデポ)、LOW(ロウズ)はどちらを選ぶか悩ましいですね。配当利回りだけでみれば圧倒的にHDですが、PERが低く、連続増配59年の実績があるLOWを優先的に考えています。LOWは保有株数が半端なので、早く10の倍数に…(以下略

BBYは$100、LCIIは$110を下回るようなら購入を検討したいです。ボラティリティが大きいので、購入する場合は、入ってきた配当金をうまく活用して、なるべく安値で拾うことを心がけたいですね。

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