ゆーたんです。
ブログを見ている方なら既にお気づきかと思いますが、配当金の見込額・履歴額を一覧で見ることができるページを作りました。
メニューのDividend Historyから確認可能です。

「配当金」という、もう一つの軸を持つこと
私のポートフォリオですが、2022年以降、パフォーマンスは横ばいとなっています。追加入金もしていますが、それでも1年前と比較すると資産額はほとんど増えていません。再び上昇に転じるのはもう少し時間がかかりそうです。
あまり資産増が期待できない状況だからこそ、配当金の増加に目を向けられればと考えています。
配当金投資の考え方は人それぞれですが、私個人としては、資産額が減少しているときでも配当金の増加に目を向けることで、そこまで動揺せずに株式市場と向き合うことができていると感じます。
配当金履歴を「見える化」することで参考になれば
私のブログでは、毎月の配当金結果を記事にしていますが、配当金の履歴を体系的にまとめた記事がありませんでした。
なので、今回、配当金の見通し額、配当金の受取額累計、配当金の履歴(年・月ごと)を掲載しようと思った次第です。
配当金投資は単発ではなかなか成果を実感しにくく、ある程度の資金投入が必要にはなりますが、保有株の多くが年に○%と増配していくので、年数が経てば経つほど、その成果を実感しやすくなると考えています。
私もコロナ前の税引後の配当金額は70万前後でした。それから銀行株やエネルギー株の減配もありましたし、ポートフォリオも少し保守的にしていますが、現在は円安もあって2倍超にまでなっています。
私の履歴を公開することで、同じ配当株投資家さんの励みになれば、何か参考になれば、嬉しく思います。
これからもまわりの声は気にせず、自分の信じる道を進みます
配当金投資は配当が吐き出されるたびに税金がかかることから、資産形成をするうえでは非効率との意見もあります。また配当を出す企業は成熟企業だから、成長余力に乏しいという意見も耳にします。
他方、歴史的には高配当株投資(S&P 500構成企業)はS&P 500のリターンを上回ってきました(STOCKS FOR THE LONG RUN、1947〜2012)。そして、S&P 500の高配当株を集めたSPYDも過去30年あまりのリターンではS&P 500を上回っています。
もちろん、それはこの先も高配当株投資がアウトパフォームし続けることを保証するものではありません。今日の世界をリードする企業は軒並み無配か低配当で企業の成長に十分な資金を投じています。それゆえか、高配当株投資は市場平均には劣後するというのが、ある種のコンセンサス(高配当株投資家であっても!)でしょうか。
ただ、折に触れて話していますが、トータルリターンは期間の取り方次第でいかようにも変わります。
先ほど、SPYDの30年リターンはS&P 500を上回ると書きましたが、2008年(世界金融危機発生年)からのリターンはS&P 500に劣ります。他方、コロナショック後の2021年からのリターンはS&P 500に大きく勝っています。
結局、投資期間やその時の相場の環境次第で、どうにでも変わっちゃうんですよね。そう考えると、何だかすごく楽になりました。
自分の投資期間はせいぜい3〜40年程度です。現在は個別株中心の投資スタイルにはなっていますし、S&P 500を上回ることができるようになれればいいなとは思っていますが、結果的にS&P 500に負けてしまったとしてもそれはそれで致し方がないと考えています。
自分には高配当株投資というスタイルがあっているので、そのスタイルを貫くまでですね✨