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【IBM】第3四半期決算を振り返る~業績は停滞、配当金支払いには余裕あり~

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ゆーたんです♪

今週の米国株ですが、私が保有しているIBMの第3四半期決算が発表されました。決算はいつも通り冴えなくて、株価は5%を超える下落となりました💦

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第3四半期の決算について振り返りつつ、今後の保有方針についても少し書いてみますね。

第3四半期決算ハイライト

IBMについては銘柄分析も書いていますので、昨年までの業績・配当・株価などのデータはこちらをご覧ください♪

 

(第3四半期決算) 2019 2018 前年比
収益(売上高) $180億 $188億 -3.9%
EPS $1.87 $2.94 -36.4%
調整後EPS $2.68 $3.42 -21.6%

前年比の数字だけを見ると酷い決算ですね💧

収益は182億ドル前後、調整後EPSは2.67ドル前後と予想されていました。収益は予想にわずかに届かず、調整後EPSは辛うじて予想を上回るといった状況でした。

IBMが将来の柱として位置付けているクラウド&コグニティブソフトウェア(Watsonなど)こそ前年同期比で6%の増収でしたが(ただしこれには後述するレッドハットの業績が含まれています)、グローバル・ビジネス・サービス(ITシステムのトータルサポートなど)はほぼ横ばい、最も収益で大きな割合を占めるグローバル・テクノロジー・サービス(ITインフラの構築や運用、ITコンサルティングなど)が振るわず、前年同期比で5.6%の減収でした。

なお、IBMが7月に買収完了したレッドハット(Red Hat)については、今期からIBMの決算に組み込まれています。レッドハットの収益は3.71億ドルと予想より上回り、19%の増収となりましたが、IBMの収益に占める割合はわずか2%程度にとどまります。これくらいでは、いくらレッドハットの収益が好調でも、IBMの収益に与えるインパクトは小さいものになってしまいますね。

参考までに2019年累計(第3四半期まで)のデータも掲載しておきますね。

2019年累計(第3四半期まで) 2019 2018 前年比
収益(売上高) $554億 $578億 -4.3%
EPS $6.45 $7.37 -12.5%
調整後EPS $8.1 $8.96 -9.6%

IBMは決算資料の中で、EPSは最低でも10.58ドルを見込んでおり、調整後EPSについては、少なくとも12.8ドルというこれまでのガイダンス(見通し)を維持しています。第3四半期までの決算を見る限り、目標達成は厳しいような気もしますが、ガイダンスを引き下げないということは、それなりの自信があってのことでしょうか。



配当は大丈夫なの?

IBMは、基本的に企業を相手としたビジネスを展開しているBtoB企業であり、事業内容は、正直言ってその部門に携わる人でもない限り、中々理解するのが難しいです。何よりも、長期投資家、高配当株投資家にとって気になる点は、「配当金の支払いが続けられるか?」というところではないでしょうか。

配当 EPS 配当性向 調整後EPS 配当性向(調整後EPS)
2019年第3四半期まで $4.81 $6.45 74.6% $8.1 59.3%
2019年見通し $6.43 $10.58~ 60.8% $12.8 50.2%

純粋な利益指標であるEPSを見るか、一時的な要因を排除した調整後EPSで見るかによって判断は分かれますが、いずれにせよ配当性向の割合はそこまで高くありません。第4四半期の決算を見る必要はありますが、配当金の支払いについてはそれほど心配する必要はないと思います。

キャッシュフロー(CF)はどうなの?

IBMの強みである「安定したキャッシュフロー」について見てみますね。

2019年 2018年 前年比
営業CF(第3四半期) $36.2億 $42.3億 -15.5%
営業CF(9か月累計 $113.2億 $111.3億 +1.7%
フリーCF*(第3四半期) $18.0億 $21.9億 -17.8%
フリーCF(9か月累計) $58.8億 $54.2億 +8.0%

*営業CFから設備投資および売掛金融資で調達した金額を除いた額

第3四半期の営業CFは奮いませんでしたが、9か月累計でみたキャッシュフローは辛うじてプラスになっています。フリーCFも同様です。

キャッシュフローをベースに配当金支払い状況を見てみると、今期はフリーCFの79.6%(昨年:65.2%)を配当金支払いに充てています。2019年累計では72.6%(昨年:78.5%)です。第3四半期までの累計では、昨年度よりも改善していますね✨



IBMへの投資を続けるか

ホールドします。ただし、含み益が出ているので、新規の買い増しは当分先になると思います。

確かに、IBMの第3四半期の決算はあまりよくありませんでした。ですが、2019年累計でみた数値はそこまで悪くなく、利益やキャッシュフローの観点からみても、まだまだ配当金支払いには余裕があると判断しています。

予想PERも12.7倍(調整後EPSベースで見ると10.5倍)であり、割安な水準にあります(それだけ市場が期待していないことの裏返しでもありますが💧)。

IBMは絶えず事業構造を組み替えていくことで生き残ってきた企業です。まだその過程は道半ばな面もありますが、100周年をこえて存続している古参のIT企業として、必ずや復活を遂げてくれるであろうことを期待してホールドします♪

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