ゆーたんです♪
アナリティクスの指標が二重カウントだったことで凹んでいますが、また1からのスタートだと思ってブログを更新できたらと思います✨
イオンを遂に売却!
(Image By:Adobe Stock)
先日Twitterにて、イオンを売却、その代金でHSBCを新規購入、MO(アルトリア)を買い増ししたことをご報告しました。
イオンは2014年に初めてNISA枠で購入し、2018年にNISA枠が終了した後も、特定口座で保有を続けていました。私が初めて購入した株でもあり、とても思い入れがあります。
非常に悩みましたが、手放した理由を少し書けたらと思います。
イオンの利用機会減少
一番大きな理由はこれですね。近所により価格の安いスーパーができたこともあり、食料品については購入する機会がめっきり減りました。
イオンの配当利回りは1%台とそこまで高くありません。しかし、100株を保有すると株主優待で購入金額の3%分のキャッシュバックが受けられます。そのため、配当利回りと優待利回りを合わせて考える必要があります。
しかし、この1年間のイオンの買い物は20万円程度で、キャッシュバックの金額は6,000円程度にとどまりました。この金額と配当を合わせると、約9,600円で、配当利回りと優待利回りの合計は5%程度です。もちろん5%といえば十分高い水準ですが、さらに今後イオンの利用機会が減少していくであろうことを踏まえると、それなら利回り5%超の株を買えばよいかなと思った次第です。
買値から60%の利益、損益通算が可能
イオンを購入したのは2014年7月で、当時の株価は1,155円でした。売却したときの株価は1,856円です。2018年には2,800円近くまで値を上げていたので、そこからはだいぶ値下がりしてしまいましたが、それでも買値から60%の利益が出ていました。
2018年にNISA枠が終了しましたが、特定口座に移管するにあたって、買値が2,150円台へと更新されたので、現時点で売却すれば、実際には利益が出ているものの、税制上は損失を出したものとして扱われることになります。今年の支払う税金を少しでも減らすために、売却を決断しました。
将来的な成長への疑問符
イオンは総合スーパー(GMS)、スーパーマーケット(SM)事業ではほとんど利益を出せていません。イオン銀行や電子マネーWAONなどの金融事業、そしてイオンモールの不動産事業で利益をあげています。
私は金融事業はともかく、不動産事業の将来性については中々厳しくなるのでは?と素人目線ですが思います。
イオンモールは、地方では「独り勝ち」といっていいほどの集客力を誇っていますが、やはり今後急速に進む人口減少には抗えないと感じているからです。
MOを買い増し、HSBCを新規購入
MO(アルトリア)、HSBCについては、それぞれ分析記事を書いていますので、よろしければご参照下さい。
購入理由は、やはり7%を超える超高配当だったからです。これくらいの利回りであれば、イオンの配当と優待を合わせた利回りを上回ることができます。
特にアルトリアについては、早くも2回目の買い増しとなっています。実は2回以上買い増した株は、BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)とWBK(ウエストパック銀行)だけです。
銘柄分析記事でも書きましたが、アルトリアは電子たばこや大麻事業への出資など、将来を見据えた投資も積極的に行っている点を評価しています。株価が40ドルくらいまで下押ししたら、さらに買い増していきたい株です。
HSBCについては、香港の収益への依存度が大きく、2016年のようなチャイナ・ショックが発生すれば、大きく値を下げることが予想されますが、高配当で源泉徴収がない銘柄は貴重なので目を瞑りました。
だいたい個別株の買い付け金額は13~20万程度が多いのですが、今回はイオンからの振り替えということもあり、買い付け金額は10万円に達していません。そのため、追加で5万円程度は購入を考えています。
源泉徴収のない高配当株はこれでだいたい保有することとなりました。配当利回り5%以上で保有していない銘柄は、スーパーメジャーのBPくらいでしょうか。BPは既にスーパーメジャーのエクソン、ロイヤル・ダッチ・シェルを保有していることもあり、購入を見送っています。BPについては、どうしても2010年のメキシコ湾での原油流出事故が引っ掛かりますが、配当利回りが7%を超えれば購入するかもしれません。
まとめ
ポートフォリオの高配当化をめざすにあたり、配当利回りが2〜3%台のJNJ、MMMを売却することも考えましたが、思いとどまりました。この2銘柄を売って、高配当株に乗り換えたところでさほど配当金は増えません。JNJ、MMMは数少ない50年以上連続増配の実績をもつ銘柄ですから、まだちょっと手放すには早いかなと思っています💧
この2銘柄は保有割合も小さいですし、売った後で上昇したら後悔する株の筆頭格だと思うので、よほどのことがない限りは保有し続けようと思います。
こうしてみると、投資は「どの銘柄を購入しようか」と色々シミュレーション考えているときが一番楽しいですよね。ただ、ついつい色々とポートフォリオを組み替えたくなりますが、頻繁な売買は手数料がかかる分、かえってリターンを押し下げることにつながります。
米国株の手数料は安くありません。最低手数料こそ撤廃されましたが、税込みで0.5%近くの手数料を取られます。日本株であれば、購入金額にもよりますが、税込みで0.1%程度しか手数料はかかりません。もちろんこれは株式の購入だけでなく、売却にもかかります。頻繁な売買は証券会社を利するだけです。
今の私には、ほとんど投資余力がありません。銘柄の入れ替えをしない限り、月末までは投資したくてもできないという苦しみを味わうことになります。その意味ではまさしく「苦月」ですね笑)。少しでも投資余力を増やせるよう、節制を心がけたいです✨