ゆーたん@東大卒のセミリタイア物語♪

米国株(アメリカ株)中心の高配当株式投資で経済的自由・セミリタイア(FIRE)を目指す、一人の女性の物語♪

銘柄分析

【PEP】(ペプシコ)~隠れた優良銘柄、連続増配47年、世界最大級の飲食料品メーカー♪~

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ゆーたんです♪

コカ・コーラの影に隠れがちな優良銘柄(世界的には超有名ではありますが)、ペプシコの銘柄分析です✨

ペプシコってどんな会社?

ペプシコPepsiCo、ティッカー:PEP)は、世界最大級の飲食料品メーカーで、生活必需品セクターに属する企業です。

1965年に、ペプシコーラ社(Pepsi-Cola)と、スナック菓子で有名なフリトレー社(Frito-Lay) が、合併して設立されました。200をこえる国と地域で、10億ドル以上の収益をあげている22のブランドを有しています♪

Cola_image

2018年の売上高は約646億ドル(約7.1兆円)となっており、飲食料品メーカーでは、スイスのネスレ(Nestle)社に次ぐ、2番目の大きさです。

誰もが知っているペプシコーラPepsi-Cola)や、トロピカーナTropicana)などの飲料ブランド、およびフリトレー (Frito-Lay)などの菓子ブランドで知られています。紅茶のリプトンLipton、※ペプシコとユニリーバの合弁会社で展開)もそうですね。

コカ・コーラの銘柄分析記事でも少し触れましたが、ペプシコもやはり健康志向の高まりという視点は意識しているようで、2018年に家庭用の炭酸水キットを製造・販売しているソーダストリーム(Sodastream)社を買収しています。

また、ソーダストリーム社は、公式HPにおいて、自宅で炭酸水を作ることで、ペットボトルの消費を抑えられるため、エコにもなることをうたっています。

特にヨーロッパにおいては、環境保護意識の高まりがみられているなか、こうした企業を買収することは、環境保護に取り組む姿勢もアピールすることにもつながるため、ペプシコにとってもプラスになりそうですね✨



ペプシコの業績

※グラフはIRデータより作成。

収益、営業利益、純利益

PEP_Revenue_2007-19

収益は2011年以降、横ばいで推移しており、「良くいえば安定、悪くいえば停滞」という言葉がピッタリあてはまる企業です。営業利益率は15%前後で推移しています。

ペプシコの部門別収益(2018年)

PEP_Segment_Revenue_2018r

ペプシコの事業は六つの部門に分かれています。

北米事業は、ブランド食品とスナック菓子(フリトレー北米事業)、穀物や米、パスタ、そのほかのブランド食品(クエーカー食品北米事業)・飲料(北米飲料事業)というように、製品別に三つの部門に分かれていますが、北米以外は、地域別に分かれています。

北米にはカナダも含まれますが、人口規模からアメリカでの収益が大半を占めるでしょうから、だいたいアメリカでの収益が6割前後、それ以外が4割といった感じでしょうか。

部門別で見ると、北米飲料事業の割合が一番大きいですが、直近5年間の収益は横ばいとなっています。伸び頭となっているのが、フリトレー北米事業で直近5年で収益は13%近く伸びています。

国際事業はやや収益を減らし気味で、直近3年間の収益は横ばいです(ただし、これはドル高の影響も大きいと思います)。

ペプシコの部門別営業利益率推移(2014-18年)

PEP_Segment_Operating_Profit_2014-18

部門別に営業利益率を見ると、その優劣が鮮明です。一番営業利益率が高いのは、フリトレー北米事業であり、2018年には30%台の大台に乗せています。ペプシコのメイン事業である北米飲料事業は意外にも10%台前半で低迷しています。2018年にいたっては全部門中最下位となっていますね💦

EPS、BPS、ROE

PEP_EPS,BPS,ROE_2007-18

BPS(1株あたり純資産)は、7ドル~14ドルの範囲で推移しています。EPS(1株あたり純利益)も、税制改革の影響で純利益が膨らんだ2018年を除けば、横ばいです。

もっとも、一時的な要因を取り除いた、会社が発表している調整後EPSは、緩やかではありますが伸びていて、年平均(2008-18)で+3.2%の伸びとなっています✨

キャッシュフロー(CF)

PEP_CF_2007-18

収益と同じく、見事なまでの横ばいとなっていますね。収益に対し、キャッシュをどれだけ稼いでいるかを示す指標である、営業キャッシュフローマージン(営業CF/収益)は15%前後で安定的に推移しています✨



ペプシコの株主還元状況(配当・自社株買い)

配当・配当性向の推移

PEP_Dividend_2007-19r2

配当金は2007年以降、2019年まで2.65倍になりました。1973年以降連続増配となっていて、47年連続増配を達成しています✨

配当金の伸びにあわせて、配当性向も緩やかに上昇傾向ですが、調整後EPSでみると60%台におさまっていますので、まだまだ心配はいらないかと思います。

増配率の推移

近年の増配率は、最も低い年でも5%を超えており、安定したて増配が行われています。2019年は四半期あたり0.9275ドルから0.955ドルへの増配と、四半期あたり0.0275ドルの増配となっています。増配率の年平均(2007-19)は8.4%です✨

自社株買いを含めた株主還元状況

PEP_Reduction_2007-18

自社株買い額と配当を合わせた総還元性向は、100%を上回っている年が多いです。自社株買いもリーマン・ショック翌年の2009年を除き、安定的に行われていることがわかります✨



ペプシコ(PEP)の株価チャート

S&P 500との比較(直近5年)

PEP_Chart_2014-19

PEPの株価は、直近5年のリターンはS&P 500を下回っていますね。もっとも、配当を考慮すると、差はかなり小さくなるかと思います。

記事執筆時点の株価は137.92ドルで取引されていて、配当利回りは2.77%です。

S&P 500との比較(直近15年のトータルリターン)

PEP_TR_2003-18

2003年以降(直近15年)のトータルリターンで比較すると、S&P 500は3.1倍になっているのに対し、ペプシコが3.5倍とやや優勢です。配当再投資分を考慮すると、S&P 500とほぼ同じ値動きをしていることが分かるかと思います。



まとめ・所感

私は、個別株ではペプシコを保有していません。

優良株であることには間違いないのですが、配当利回りは2%台後半、PER(2019年の予想EPSベース)は25.0倍となっており、割安感はありません。

現状の株価水準であれば、無理して個別株で保有する必要はないかなと思いますが、高配当株ETFであるVYMの構成銘柄でもあるため、その動向は引き続きウォッチしていけたらと思っています♪

以下、関連記事です。

ペプシコのライバル、コカ・コーラ(KO)の銘柄分析です。連続増配50年超の実績を誇る「配当王」ですが、増配率は年々低下しており、苦境にあるのが伝わってきます💦


アメリカの生活必需品セクターを集めたETF(VDC)の銘柄分析です。P&Gやコカ・コーラなどにも投資したい場合は、このETFに投資することも検討してみてはどうでしょうか✨

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