ゆーたんです。2023年4月の買付状況・配当金に関するご報告です。
2023年4月の買付状況
2023年4月は他の月と比べるとあまり買付できていません。
保有株数が半端だった、飲食料大手のPEP(ペプシコ)を1株($183.08)、決算ミスで大きく下げた、インドのIT企業のINFY(インフォシス)を20株($15.53)で購入しています。
INFYについては引き続き一桁台後半のEPS成長を見込んでいます。PERは21倍で、バリュエーション的にもようやく投資できる水準まで下がってきました。インド株の個別銘柄は貴重なので、引き続き保有し続ける方針です。
2023年4月の配当金
2023年4月は18銘柄から配当金を得ることができました。BPやGILDの配当金が4月にずれ込んだこと、ORCCの配当金が5月→4月になったこともあって、配当金は前年同月比で比較すると50%以上の大きな伸びを示しています。
もっとも、配当月の違いによる影響を取り除いたとしても、前年同期比では25%以上成長しています。さまざまな個別株を保有することで、特定の月に偏ることなく、満遍なく配当金を得られるようになってきましたのは嬉しい限りですね。
2023年5月の投資方針
2023年は、SVB破綻に端を発する「金融不安」や高金利状態の継続もあって、①AAPLやMSFTなどの超大型株、②PGやPEPなどのディフェンシブ株、③信用格付けの高い株(≒借金が少ない株)に資金が流入している印象を受けます。
これらの株は時価総額が大きいことから、S&P 500やオルカンも年初来では堅調をキープしているわけですが、割高感は強まっており、株式市場全体としてはかなり脆い状態であるともいえそうです。
私自身は根強いインフレを警戒していて、インフレに強い株・セクターの割合を増やしたいと考えていました。ちょうど2〜3月頃に生活必需品セクターが相対的に売られていたこともあって、PEP(ペプシコ)に少しずつ投資していたのですが、第1四半期の決算が値上げで堅調な業績だったこともあって、かなり株価が上がってしまいました。
生活用品系のPG(P&G)やKMB(キンバリークラーク)、UL(ユニリーバ)も同じくですね。生活必需品は将来的にもっとウェイトをあげたいなと思っていた最中だったのですが、さすがにここからは買いにくいかなと。生活必需品のなかでは、食料品のHRL(ホーメルフーズ)が前回の決算ミスもあって少し安いですが、配当利回り3%くらいまでは待ちたいです。
個人的には、割安な株やセクターに注目して株式を買い続ける方針に変わりはありません。ヘルスケアセクターのCVS(CVSヘルス)、AMGN(アムジェン)、情報技術のQCOM(クアルコム)などは割安と考えており、買い増し対象として優先度高めですが、5月はセクター全体で売り込まれている金融株と不動産(REIT)を買えればと考えています。
具体的にはARCC(エイリス・キャピタル)とREITの個別銘柄ですね。金融や不動産セクターは高配当株ETFのSPYDに多く組み込まれているので、SPYDを買う選択肢もあったのですが、ETFでは自分が保有したくない株も含まれてしまうので、やっぱり個別株で勝負したいなと。
海外証券口座での投資を始めます
ARCCや、REITの個別銘柄は国内の証券口座では購入できませんので、海外の証券口座(Firstrade)を使用して購入予定です。
一般口座での運用となるなど、税制面で不利な部分はありますが、手数料無料であらゆる銘柄にアクセスできるのは魅力的です。
また、私自身は現時点での海外移住を考えているわけではありませんが、かりに日本を離れて非居住者になると国内の証券口座を使用した取引ができなくなります。さまざまな選択肢を用意しておくことは決して悪くないと考えています。
とはいっても、日本で海外の証券口座を利用する場合は海外送金が必要です。毎月余剰資金を海外口座に送るとなると、送金手数料が馬鹿にならないので(私の場合は1回3,500円かかります💧)、いくら取引手数料が無料でも、かえって経費がかかってしまうことになります。また確定申告の問題もあるので、まずは少額でしばらくは慣らしていくことになると思います。
なお海外の証券口座をメインに据えるというよりは、国内証券会社で扱っていない、ARCCなどのBDC銘柄やREITの個別銘柄、手数料無料を利用して将来的な利確を意識した運用など、サブ的な位置付けとなりそうです。ただ、ゆくゆくはボーナスなどまとまった入金が見込めるタイミングで、海外の証券口座での投資も少しずつ増やしていきたいですね。