ゆーたんです♪
25日の朝に、こんなツイートをしました。
一度決めては、「うーん、ああでもない、こうでもない」の繰り返しで、本当に悩みました。もっとも、何に投資しようかを考えるのは、色々悩むと同時に、楽しい時間でもあります✨
米国株は26日、日本株は27日のマーケットから2020年のNISA口座での取引が可能になります。本当は、実際に売買してから発表するつもりでしたが、いてもたってもいられなくなったので、買付予定の銘柄をフライング発表します(笑)
2020年NISA、買付予定銘柄♪
これより前、2020年NISAにおいて、高配当株で買うべき株を独断と偏見で選んだ記事を書きました。

この記事で取り上げた銘柄をベースに、自分の保有状況や損益状況を勘案して、選んだのが以下の5銘柄です♪
銘柄 ※リンク先は銘柄分析記事に飛びます | 購入株数 | 購入単価 | 購入時配当利回り |
RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェル) | 50 | $59.975 | 6.27% |
BP | 100 | $38.19 | 6.39% |
HSBC | 30 | $38.80 | 6.57% |
UL(ユニリーバ) | 20 | $56.79 | 3.20% |
ソフトバンク | 100 | ¥1,442.5 | 5.89% |
UL(ユニリーバ)以外は、すべて配当利回りが6%近くかそれ以上ある銘柄を選んでいます。以下、簡単に選定理由をまとめますね。
それぞれの銘柄の選定理由
RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェル)、BP
いずれも石油および天然ガス事業を行っている世界有数の総合エネルギー企業になります。
エネルギーセクターは、原油価格の下落による業績悪化もありますが、近年は、環境に悪影響をもたらしているとされる企業への投資を控える動きが機関投資家を中心に広がっており、パフォーマンスは良くありません。
下のロイターの記事にあるように、2010年代、S&P 500の上昇率は250%超となりましたが、同期間のエネルギーセクターの上昇率はわずか4%にとどまりました。
そうした事情もあって、配当利回りは軒並み歴史的な高水準です。
しかし、石油や天然ガスの需要は今後も緩やかに増加が見込まれていますし、RDS.B、BPも少しずつではありますが、再生可能エネルギーへの投資を増やしています。将来的には、石油および天然ガス事業からの脱却を図っていくものと期待しています✨
HSBC、UL(ユニリーバ)
米国株については、VYMやSPYDといった高配当株式ETFで、個別株として保有していない銘柄もカバーしていますが、例えば、イギリスの高配当株については、経費率の問題などから、ETFでカバーするのではなく、私は個別株で保有しています。
HSBCについては、直近の決算が厳しく、財務目標を達成できない可能性があるということで、やや不安は残りますが、それでも6.5%超の高配当は魅力的です。ポートフォリオの保有割合も1%を下回っているので、1%超の水準まで買い増そうと思っています。
UL(ユニリーバ)については、1週間ほど前に実質増収率の予想が下方修正されたことを受け、大きく株価が下落しました。配当利回りは3%台前半で高配当を志向する身としては物足りませんが、新興国に強みをもち、ユーロベースで連続増配を続けていることから、とても魅力的な企業だと思います。こちらも、ポートフォリオの保有割合がわずか0.6%なので、まずは1%超の水準まで引き上げようと思っています。
ソフトバンク(9434)
当初は、投資するつもりがなかったのですが、配当利回りが6%付近まで迫ってきていることもあり、「100株だけならいいかな」と考えを改めました。ヤフーとLINEとの経営統合もあり、傘下のZホールディングス(旧ヤフー)には期待しています。
色々思うところはありますが、2006年にソフトバンクがボーダフォン(Vodafone)を買収して以降、ずっとソフトバンクの携帯を使用しています。長年使っていると、どうしても愛着がわいてきますね✨
せめて株主になって少しでも携帯代金を回収できればと思っています(笑)
どうしてそんなに悩んでいたの?
今回の決定にいたるまでには、色々と紆余曲折がありました。その件について少し書いてみますね。
NISA口座で米国株投資をするかどうか
個別株は、株価の変動が大きく、最悪の場合、大きく減配となってしまうこともあります。そうしたリスクを鑑み、高配当株式ETFのSPYDをまるまるNISA口座にあてることも考えました。
しかし、会社員として働いており、米国株の源泉徴収分(10%)は、かなりの部分が外国税額控除で取り戻せそうであるということで、NISA口座でこの10%分を捨ててしまうのはもったいないということになり、見送りました💦
今後もなるべく米国株は特定口座、日本株や、英国株・豪州株など源泉徴収がかからないものはNISA口座というように、すみわけをはかっていければと思っています。
NISA口座で日本株投資をするかどうか
当初、日本株は、三菱ケミカルHD、三菱UFJ銀行、ソフトバンクへの新規投資を検討していて、40万程度をあてる予定でした。
しかし、三菱ケミカルHDは100株しか保有していませんが、726円台で購入しており、結構な含み益が出ていることから、無理して買い増す必要はないと判断しました。三菱UFJ銀行についても、米国高配当株式ETFのSPYDより配当利回りが低く、こちらも無理して購入しなくてもよいと考え、今回は見送ることにしました。
こうした個別要因もありますが、それよりも大きいのはむしろ「少子化が加速している」という日本特有の事情でしょうか。改めて将来の日本への危機感を強く持ち、日本株の保有を増やしすぎない方針に転換しました。

特定口座の保有株を売却するかどうか
当初は特定口座で保有している日本株を一旦売却して、NISA口座に移し替えることも検討していました。
しかし、イオンの売却などで譲渡損失が出ており(NISA口座で5年保有したのちに売却したので実際には損はしていません)、9,000円近くの還付金が見込めるので、この還付金をなくしてまで、NISA口座に移し替えなくてもよいと判断しました。
また、特定口座で保有しているADR(米国預託証券)を一旦売却し、NISA口座に移し替えることも考えましたが、売却するときにも手数料はかかるので、売却はせず、NISA口座で買う株式の量を調整することで対応することとしました。
あとがき
(Featured image by:Shutterstock)
今回のNISA口座での投資で、年間の配当金見込み額は7万円前後増える予定です✨
米国株中心とうたっておきながら、米国株比率が低下してしまうのは心苦しいのですが、ADRの購入は一旦打ち止めとし(よほど大きく値下がりすれば別ですが)、特定口座では米国株を軸に買い進めていく予定です。
私には立ち止まっている暇なんてない。とにかく「無駄なお金は一切使わず(ただし旅行など趣味のお金は別枠♪)に、できる限り投資にあて続ける」、このサイクルをただ繰り返していくだけです✨