ゆーたんです♪
2022年10月の買付・配当金状況をまとめました✨
2022年10月の買付状況
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※購入単価は手数料・税金を含んだ額です。
医療機器大手のMDT(メドトロニック)は先月の記事で書いた通りですね。投資額はほぼ$5,000に達したので、買い増しは打ち止めになるかと思います。
先月の記事で書いたUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)は購入予定日が決算発表日でした。決算はEPSが予想を上回る一方、収益は予想を下回りまちまちでしたが、株価が値上がりしていたこともあり、見送りました。
代わりに、大手家電量販店のBBY(ベストバイ)を5月以来購入しています。
ベストバイについては、2022年3月の購入記事で投資した理由を以下のように書いています。
小売店なので、本来であればあまり投資対象ではないのですが、①扱っている商品がコンピュータなどICT機器やヘルスケア機器であり、今後の需要増が見込めること、②オンライン販売での収益が国内事業の40%を占め、一定程度オンライン化が進んでいること、③アメリカには全国区で事業をする家電量販店がほぼ存在せず、ICT機器やヘルスケア機器を「体験する場所」として、家電量販店のニーズは残るであろうと考え、投資をすることにしました。
2022年3〜5月にかけて断続的に投資していましたが、一通りポジションを積み重ねたこと、小売銘柄であるWMT(ウォルマート)やTGT(ターゲット)が5月の決算を受けて大きく売られたことを踏まえ、一旦様子見の姿勢でした。
8月末に発表された2023年第2四半期の決算は正直不安でしたが、収益・EPSともアナリスト予想を上回っており(前年比で大幅なマイナスであることに変わりはありませんが💧)、何とか踏みとどまっている印象です。
配当利回りは5%超で2004年以来連続増配。2023年の予想EPS$6.16に対し、配当金は$3.52なので、配当性向は57%です。
小売業の場合は配当性向が30〜40%程度の企業が多く、その水準からするとやや高め(ちなみにベストバイの2022年度のEPSは$10.01でしたので配当性向は35%程度でした)ですが、ここからさらにEPSが減少しなければ問題はないと思います。2024年以降は年率10%超のEPS成長が見込まれているため、将来的な業績回復に期待ですね✨
今月は合計で1,500ドル程度の購入となっています。約半分はドル建ての配当金が原資です。1ドル=150円付近の円安水準であり、なかなか思うように買い増しできないのがもどかしいですね💧
10月の配当金収入♪

2022年10月は14銘柄から配当金を受け取っています。税引後の合計値は以下のようになりました。
ドル建てベースでは、前年同月比で+23%増加です。追加投資もあるとはいえ、20%を超える増加率を先月に引き続きキープしています✨
11月の投資方針♪
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11月も全国旅行支援やふるさと納税に関連する支出が多く、給与から投資できる金額は少なくなりそうです。
この円安水準でも、余剰資金は円で持たずにドル転して投資を回しているのですが、ドル転した金額が目減りしているため、なかなか株数を増やせていない現状があり、それを言い訳にして、国内旅行への支出が増えているのかなという気もしています笑
ポジションを増やしたいと考えている銘柄は以下の通りです。
- BNS(バンク・オブ・ノバスコシア)
- BEPC(ブルックフィールド・リニューアブル)
- CMCSA(コムキャスト)
- VZ(ベライゾン)
52週高値から30%以上下落している銘柄から選んでいます。また投資可能金額との兼ね合いで1株あたりの株価が比較的低い株を優先しています。
カナダの大手銀行BNSは前回の決算が予想を下回ったことで、アナリストの投資判断格下げもあり、カナダの他の銀行と比べても売り込まれている印象です。配当利回りは6%を超えています。40ドル台に推移する限りにおいては買い増したいですね。
BEPCは目立った悪材料はなかったように思いますが、公益セクターの下落に連れて、ここ1か月ほどで大きく売り込まれてきました。再生可能エネルギーについては、政策的な後押しもあるので、強気の目線に変わりはありません。配当利回り4%超(〜$32)の水準では買いを入れていきたいですね。
CMCSAは依然として過小評価されていると考えています。高速インターネット回線の契約者数の伸びが鈍化していることが嫌気され、年初来-36%と売り込まれていますが、EPSは年率8~9%程度の成長が見込まれており、PERは8倍台です。既に$3,000以上投資しているため、やや優先度は下がりますが、35ドル以下であれば買い意欲は強いですね。
VZは8月の購入記事で打ち止めと書きましたが、それから20%近く株価は下落し、一時35ドル台をつけました。今後3〜5年程度のEPS成長はほとんど見込まれていませんが、それでも配当利回り7%超は魅力的に映ります。ただ、金利上昇や競争激化もあって、しばらくは上値が重そうなので、下がっていったタイミングで少しずつ拾っていく形になりそうです。
これら4銘柄は連続増配の実績ある銘柄です(BNSだけコロナショックと決算期の兼ね合いで2021年に増配記録が途切れましたが、2022年度は2回の増配を行っています)。
連続増配銘柄であっても、30%を超える弱気相場に苦しむことはしばしばあります。もちろん復活できないままに、減配・無配となってしまった銘柄も少なくありませんが…安値で購入すれば高値づかみするより、ダメージは大きくありません。
増配を続ける限りにおいては、保有しているだけで収入が増えていく。配当金を支払っている企業はきちんと利益を出せている企業であり、配当金を支払う事自体がすぐれた企業の証であると考えています。だから、これからも私は配当株投資を続けていきます✨
情報開示:この記事は私自身が書いたものであり、私の意見を表しています。私はこの記事から報酬を受け取っておらず、この記事で言及されている会社と直接のビジネス関係はありません。