2019年保有銘柄の増配率をまとめてみた~株式投資の破壊力を実感♪~

ゆーたんです♪

ポートフォリオの資産状況、配当金状況、2020年の投資戦略をまとめていくうちに、一つ気になることが出てきました。

それは「どのくらい配当金が増えたんだろう?」ということです。もちろん株式の買い増しで増えた分もあるのですが、保有銘柄の増配によって増えた部分もあります。本日は、私が保有する銘柄の増配率が出そろったのでまとめてみました✨

目次

私の保有銘柄の増配率

銘柄最新の増配率詳細
V(Visa)20.0%$0.25→$0.3 ※四半期
ABBV(アッヴィ)10.3%$1.07→$1.18 ※四半期
VWOB9.9%$3.391→$3.726 ※通期
ENB(エンブリッジ)9.8%C$0.738→C$0.81 ※四半期
SPYD7.9%$1.619→$1.746 ※通期
VYM7.3%$2.649→$2.842 ※通期
XOM(エクソンモービル)6.1%$0.82→$0.87 ※四半期
UL(ユニリーバ)6.0%€0.3872→€0.4104 ※通期
MMM(3M)5.9%$1.36→$1.44 ※四半期
JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)5.6%$0.90→$0.95 ※四半期
AAPL(Apple)5.4%$0.73→$0.77 ※四半期
MO(アルトリア)5.0%$0.8→$0.84 ※四半期
INFY(インフォシス)4.5%£16.75→£17.5 ※通期、特別配当除く
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)4.0%48.8p→50.75p ※四半期
IBM3.2%$1.57→$1.62 ※四半期
NGG(ナショナルグリッド)3.1%45.93p→47.34p ※通期
ARCC(エイリス・キャピタル)2.6%$0.39→$0.4 ※四半期、特別配当除く
T(AT&T)2.0%$0.51→$0.52 ※四半期
RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェル)0%$0.94→$0.94 ※四半期
BP0%$0.615→$0.615 ※四半期
HSBC0%$2.55→$2.55 ※通期
WBK(ウエストパック銀行)-14.9%A$0.94→A$0.8 ※半期

保有銘柄の中では、元々の配当金が少ないVisaがトップです。VYM・SPYD・VWOBといったETFも上位にランクインしています。ETFの配当金は年によってばらつきがあり、減配となる年もあるのですが、無配転落や、倒産して株式が無価値になる心配をする必要がありません。

VWOBは新興国債券なので増配が期待できず、SPYDはもう少し実績が揃わないと分かりませんが、VYMは、過去10年以上配当が増えてきているので安心して保有できます。

ABBVも好調な業績を背景に配当金を大きく増やしています。ヒュミラの特許が2023年にアメリカで切れて以降、収益の柱が確立できるかどうか不安はあるものの、株主還元に対する強いコミットメントを持っています。

ENBも1953年以降減配がなく、過去20年の平均増配率が12%と、投資家の減配懸念(利益以上に配当を出している)をよそに大きく配当を増やしています。



XOM~MOまでは、安定の連続増配企業で占められています(AAPLはまだ始まったばかりですが)。リーマン・ショック時でも何事もなかったかのように連続増配を続けてくれました。配当支払いへの信頼度・安定度は高いです。IBM、Tはもう少し増配率の向上を期待したいところですね💦

MOより下はADR銘柄で多くを占められています。ADR銘柄は増配率が低いのですが、もともとの利回りが6%~あるので、高望みはしません。とにかくこの水準の配当をキープしてくれることを望みます。

私のポートフォリオの平均増配率は+6.2%でした。ちなみに、S&P 500に連動するETFであるSPYの年平均増配率(1993~2019)が+6.5%でしたので、それほど違いはありません。

連続増配の銘柄も多く保有しているので、大幅な景気後退に陥らない限りはプラスを維持できるかと思います。

年率6%成長の破壊力

「1年で資産を●倍に増やしました」などといったうたい文句がおどる投資の世界において、年率6%というと「たいしたことないじゃん?」って思う人もいるかもしれません。

しかし、単純計算でこのペースが20年間続けば、20年後の配当金は3.2倍にもなります。つまり、50万円の配当金収入があれば保有し続けているだけで、理論上は20年後には160万円になっている計算です。物価上昇率を考慮しても、これならおつりがくるのではないでしょうか✨



あとがき


(Featured image by:Shutterstock)

給与収入を6%増やすのはとても大変なことです。6%というと、手取りが月20万なら月21.2万、月30万なら月31.8万という感じですが、月収が高いほど、6%というハードルは高くなります。年功序列型賃金を採用している企業でも、定額昇給がほとんどであり、毎年6%も昇給していくというところはそうそうないでしょう。

配当収入は確かに年によって変動があり、景気後退期には大幅に減退するリスクがあります。一方、会社員だって、いつリストラにあうか、自分の仕事がなくなってしまうかわからないリスクがあります。リスクを軽減するためにも、給与収入以外の柱を持つことは大切なことです。

私の場合は、かなり投資に前のめりであり、資産をほぼすべてを投資にまわすというのは万人には薦められませんが、少しでも収入の柱を多様化していくことが大切なのではないでしょうか✨

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